ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

『デートの罪と罰』本日発売!

2008-03-25 17:05:02 | お仕事告知
本日、ワタクシが編集をしました『石田純一 青田典子 デートの罪と罰』(講談社刊)が本日発売です。

これは、講談社「TOKYO☆1週間」と読売新聞水曜夕刊「POP STYLE」の両編集部が同じお題でデートコースを提案し、自分のところの誌面(紙面)で発表、対決をするというコラボ企画から端を発した本です。
2年ほど続いたこの企画、2週間に一度の対決だったのですが、それをジャッジする審査員として、初代:石田純一氏、2代目:青田典子さん、3代目:IKKOさんが登場してきました(現在終了。同じくコラボの形式を取って「ムチャぶり大作戦」という企画が行われています。ガッツ石松氏とSHEILAさんが審査員として両編集部にムチャぶりをしてその結果を判断する、というもの)。
ロイは、これらのジャッジコメントの取材を担当していたのです。

で、今回はそのジャッジコメントを取材する中で、いろいろと飛び出してきた恋愛談義を1冊の本にまとめたもの、です。

デートとは何か?(序章)から始まり、結構微に入り細に穿ったデートのケーススタディ(第2章)、思い出のデート(第3章)など、「論」から「細かいテクニック」まで、実用性の高い内容となっております。
読み物としても面白いのはもちろん、デートスポット紹介のノウハウ本にはないような「芯」みたいなものも感じてもらえるかと思います。
が、所詮テーマが「デート」ですから(笑)。軽い面白本、です。はい。

よかったら書店で手に取ってもらったり、立ち読みしてもらったり、平積みの一番上に載せてもらったり、なんならアマゾンでポチっとしちゃったりしていただけると、幸いです。

読書するサルの備忘メモ 08’02

2008-03-12 00:07:16 | Books
2月
坂木司「先生と僕」双葉社
上橋菜穂子「夢の守り人」新潮文庫
ノベライズ版「相棒 season1」朝日文庫
畠中恵「こころげそう」光文社
ディビッド・ウェーバー「反逆者の月2ー帝国の遺産ー」ハヤカワ文庫
ロイス・マクスター・ビジョルド「チャリオンの影 上、下」創元推理文庫(再読)
ロイス・マクスター・ビジョルド「影の棲む城 上、下」創元推理文庫

今月のひと言:

今月はあまり読まなかった月だなあ。
待ちに待っていた坂木司の新刊は、正直佳作。もちろん、悪くないのだけど、新境地ってことでもないので、このレベルならどしどしもっと発表していただきたい。
いつかまとめて一気に見ようと思っている「相棒」。
普段はノベライゼーションは読まないのだけど、うっかり購入。
別物だけど、本編も見たくなる、なかなかいい出来の小説でした。
あ、本編、最近の刑事物連続ドラマの中では出色の出来です。脚本がいいんだよね。
L.M.ビジョルドは本当に面白いなあ。
カタカナ人名が平気で、ファンタジーに抵抗のない人なら、読んでいただきたい。
宗教観、世界観がしっかりしていて、ある種歴史物みたいなので。