ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

……さっき

2004-07-30 00:44:51 | Weblog

すっげ長くてすっげ頑張ったテキストが
送信ミスでおじゃんです。

すっげ、ヘコみました。
しくしく。

タイトなバッティング

2004-07-27 21:59:37 | Weblog

みるくここあさんのブログで、ストライクゾーンチェッカーというのを発見。
ふむ、とトライしてみたのですが。

まずは、自分の年齢と、自分の考えるストライクゾーンの年齢を記入。
しかるのち「本気で萌える要素」にチェックを入れる、というスタイル。

「せめて四捨五入して30代がいいなぁ。下限は25歳、と。
上は、1オリンピックくらいに抑えておいて、42歳」
とか、結構マジに記入。
萌える要素は、まず「身分、境遇」で人には言えない項目を、
「容姿、装飾」では人に聞かれたら困る項目を、
さらに「行動、状況」では人から後ろ指を指されるような項目を、
それぞれ男らしくえいや、とチェック。

そして測定結果は、



22~58歳でした。

広がってます。
しかも、上方に大きく広がってます。
何でしょう? 何がいけないんですか、先生。

これからは、もっとタイトなバッティングを目指します。


足腰

2004-07-25 22:28:44 | Weblog

昨日は、友人の結婚式で、吉祥寺に行ってきました。
ホテルのチャペルでイントネーションの変な神父(純日本人)
の発する言葉に首をひねりつつ、賛美歌などを歌い。
その後、ライブハウスでパーティー。

新郎は29歳の新婦よりも、その父に歳が近いというような
歳の差カップル。
ふたりともミュージシャンで新婦は新郎より堂々としたソウルシンガー。
集まった客も途中から「何しに来たんだっけ?」
と思い出すのも困難なくらいの酔っ払いぶり。
オレも負けじと飲み倒しました。
 
宴もたけなわ、新郎新婦がメンバーであるバンドも、大盛り上がりのうちに演奏を終えた頃。
とある女の子がダウンしちゃったのですね。
で、そのライブハウスから近くにある新郎新婦の家に運ぶことになってオレがおんぶすることに。
高校の頃は山に登ってたので、人を背負うのは慣れていた
(トレーニングで同じ背格好の人を背負うんです。そんなことをさんざんやったから、ポジション取りが分かってるのですね)
ハズなんだけど……。
本気で、キツかった。
「寄る年波」なのでしょうか?

いや、オレもいい加減に酔っ払ってたからです。
ええ、きっとそうです。
そう信じたい……。

何はともあれ、おめでとう、お二人とも。

ちなみに、画像がないのは、
オレの盛装がまるでドチンピラのようだから、です。

生おちプロデュース

2004-07-23 01:38:34 | Weblog
昨日、おちまさと氏と飯を食いに行って。
本来なら、本が出た直後に行こうという話だったのが
延びに延びまくって1年半。
やっと実現したわけです。
「んじゃ、オレが仕切るから」と言うおち氏の言葉に甘え、
料理の種類も店の選定も、お任せ。
まさに「おちまさとプロデュース」。

一軒目に行った中華は、これはもう文句なし。
清水の舞台から飛び降りても骨折しない足腰があるなら
何度でも飛び降りたいと思うくらいにお高いんですけど。
度を越した値段設定なのではなく、
そりゃこれだけ美味いワインあけちゃったら、ねぇ
な感じだったってことで。

2軒目に行ったバーでおち氏から薦められて飲んだのが、
画像のウニクムという酒。
コレが本日のメインの話題なんですが。

ハンガリー産の薬草系のリキュールで、これがまた面白い。
強烈に苦いんだけど、苦いだけではない味わいがあって
1杯、ソーダで割ってぐいっと。
2杯目は、コーラで割ってレモンを絞ってぐいっと。
気に入りました。

その次に行った、日本で2番目のバー(ロイ基準。1番はラジオ)
でも、その話が出て。
ただ珍しいだけの酒ではなく、結構な潜伏ファンがいる感じでした。
これからクるかも。

もののついで

2004-07-19 16:40:43 | Weblog

3週間ばかり軟禁生活をしたので、
体が太陽光線を求めておりまして。
そんなに日差しもきつくないし、風もあるし、
ってことで、屋上に赴きまして日光浴です。

携帯、タバコ、文庫本、椅子、凍らせたお茶などを持参し、
上半身裸でまったり。
主に、弛んだお腹を中心に太陽にさらしていたんです。

そしたらねぇ、気になって気になって。
何がって、へそのゴマですよ、お客さん。

だもんで、綿棒にオリーブオイルを染み込ませたものを用意し
おへそのお掃除をしてしまったわけです。
3連休の最終日。
世界が最も活動的な時間帯に。
屋上で、へそのゴマ。

もののついでってのは、恐ろしいものです。

何屋さん?

2004-07-17 18:14:03 | Weblog
神楽坂の裏道をうろうろしていたら、こんな看板が。

さすが、神楽坂。
牛の腸詰専門の小料理屋か。
いやいや、牛の腸といえばモツ。
モツ屋なのかもしれん。

思い悩むことしばし。

逆サイドを見ると
牛腸○○朗、の住所標識。
みょ、名字ですか!

ごちょう、と読むのですね。
へぇ、こんな写真家もいらっしゃるのですか。
コレもなんかの縁、今度どっかで展覧会があったら見に行きましょうかね。



っていうか、表札にしては、でかすぎ!

雨が降り始めると

2004-07-15 16:14:18 | Weblog
路面の埃が舞い上がり、
乾いたような湿気ったような、
懐かしいようなくすぐったいような、
独特の匂いがしてきます。

嫌いじゃないんだよなぁ。



ちなみに、画像はそんな路面を撮ろうかと思って
トライした結果見事に失敗したモノ。
ええ、知ってます。
この人に写真の才能がこれっぽっちも無いこと。

読書するサル備忘メモ ’04.6

2004-07-12 10:25:42 | Books
パーネル・ホール「サスペンスは嫌い」ハヤカワ文庫
松尾由美「スパイク」光文社
ベッツィー・ハウイー「サーカス・ホテルにようこそ!」早川書房
ジョージア・ビング「モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語」早川書房
トマス・ロックウェル「ミミズ・フライの食べ方」早川書房
東直巳「悲鳴」ハルキ文庫
新庄節美「聖夜は黒いドレス」創元推理文庫
川端裕人「The S.O.U.P」角川文庫
戸松淳矩「名探偵は千秋楽に謎を解く」創元推理文庫
李小牧「歌舞伎町案内人」角川文庫
熊谷真菜「たこやきのナゾ」草土文化
清水義範「バードケージ」NHK出版

一条ゆかり

2004-07-12 07:35:58 | こんな人でした
我が朋友からのご指摘がございまして。
「オマエが一条さんのことを師匠って呼んでるの、
知らないやつには訳わかんないよ」と。
ごもっともなので、書きます。むふぅ。


一条ゆかり。
言わずと知れた少女マンガ界の女王。
オレの認める、数少ない天才の一人、です。

最初お会いしたのは、某悪魔教団の小暮閣下との対談の席でした。
オレは例によってライターとして参加してたんですが。
このお二人、妙に「気を使う」タイプなんですよ。
相手のフィールドに立って話してあげようとしすぎるあまり、
会話が空回ってしまう、そーいう悲しい組み合わせでした。
で、オレはそういう時、しゃしゃり出ることにしてるんです。
こっちをいじり、あっちに突っ込み。
記事なんざ、後でオレの発言を削っちゃえばいい訳なので、
要は現場が盛り上がればよい、と。

そのときの印象がやけに強かった、と一条さんは言っておりました。
こんなに対談に入ってくるライターは珍しい、と。
ということで、彼女が白泉社の『メロディ』という雑誌でコラム連載をするときに、
ご指名をいただいた、という次第。
そこから2年間、月に一度、一緒に酒を飲みながら
今回のネタはこうしようああしようと打ち合わせなどで
顔を合わせてたのでした。
(主に飲酒がメインだったことは言うまでもございませんが)


その後、この連載がになったときも、編集に参加したりして、
機会があれば会って酒飲んだりしながら、
今に至るわけです。

この人の凄いところは、
きっちり努力の出来る天才である、というところ。
というか、努力し続けられる才能がある、ってことかもしれないです。
デビュー以来、沈むことなくトップを張ってる少女マンガ家なんて
皆無です。
しかも、自分のしていることを「仕事」と認識できているところなんか
(食うために働いているから仕事は別に好きじゃない、
みたいなことを言う人、死ぬほど嫌いなので)
こっ恥ずかしいけど、尊敬してます。

「マンガ描いてるってことは、ワタシの最大のウリだからさ」
なんて言い放つくせに、
左手が動かなくなるくらい、ペンを握り続けてる。
面白い作品を見ると本気で悔しがるし、
つまらない作品を見ると「ワタシならこう描くのに!」と憤慨する。
オトナの癖に大人気ない。

一条さんは、オレのことを誰かに紹介するときに、
「ワタシの友だちのライターさん」と言います。
オレも、彼女のことは友だちだと思ってるんだけど、
それ以上に、オレの考えとかスタンスとかを
オレより先に言葉にしている、という実績から見て
「師匠」と呼んでます。
こないだそう言ったら「フザケンナ」と言われましたが……。


いい女ってのは、年齢に関係なく存在してるんです。
それを教わっただけでも、師匠と呼ぶにはふさわしいかと。

HRC(ゲラを待ちながら)

2004-07-09 02:56:04 | Weblog
「もちろん、いつもじゃないのよ。
っていうか、ルックスで選ぶほど若くないし、
そもそも知らない人でもなかったし。
でも、すごく信用できる友だちから、
アイツは中味もきちんとしたヤツだから、って……。
それにね、何て言うのかな、
ワタシにだけ見せてくれる光るモノっていうの?
そーいうのを見せられちゃうとさ。
分かるでしょ?」


ってことで、買っちゃいました。
ALPHABETシリーズ。
新発売(20本入り・300円・地域限定)。
しかも全種類。

これ、サイドスライド式なんだけど、
そうじゃない普通のボックスのは、
同じデザインで九州先行発売してたんですよね。
これをデザインした会社に関係してた人に教えて貰って
結構前に知ってたので(実物も入手してた)、
デザインにやられて買った訳じゃないんです。

煙草を吸わない友人(デザイナー出身)が
「思わず買って人に吸わせて分解してみたら、
シンプルな中にも非常に計算された美しさがあるのよ。
ギミックの美しさ。
いやあ、よくできてるわ」
なんて言うもんだから、ちょっと興味が湧いちゃったのね。

しかも。
それぞれのボックスの下に写っている、
このオマケのミニライト。
極小サイズながら、作りはしっかりしてるし、
ミニミニ電池3個が内蔵されているという力の入りよう。
輝度も十分。

しかもしかも、
もうオマケ付きはなかなか店頭では見かけないのに、
オレが使ってる半蔵門線渋谷駅の小さな改札側の自販機に、
まだまだたっぷり残ってたりして。

こうなったらもう、買わないと気が済まないでしょ?
そうよね?
ね? ね?



R25

2004-07-08 22:08:47 | Books
R25に載ってたね~」
と、複数の人から言われて、
間抜けにも「え?」と問い返したワタクシです。

何かっつーと、この「R25」という雑誌の創刊号に『企画の教科書』のレビューが載ってた、ってことで。

都内にお住まいの方はご存じかもですが、この雑誌は0円。
いわゆるフリーペーパーってヤツですね。
リクルートがテレビCMまで流して
気合いを入れて作ってるおる雑誌です。

既存の雑誌というのは、
「読む価値(買ってもらえる価値)」のある誌面を作り、
地道に部数を伸ばし、
「こんなに読まれてる雑誌だから、費用対効果は十分ですぜ、旦那」と
企業を口説いて広告を引っ張ってくる、という仕組みです。
(ちなみに売れている雑誌は、集めてきた広告費だけで
印刷費や編集経費を賄っています。
すっげー一部の雑誌だけですが……)

ところがこの「R25」という雑誌は
アプローチがまったく逆。
CMを打って、便利な場所にスタンド立てて
とにかく大部数を配る。配って配って配り倒す。
そうやって力任せに「多くの人に読んでもらってます」という
実績を作る訳です。
そんでもって企業から広告を取ってきて利益にする、と。

まぁ、不況が生み出した新しいスタイルのスキームだと言えるでしょうね。
「ホットペッパー」の成功でノウハウを積んだリクルートならではの
面白い手法だとも言えます。

なんてことはどうでもよくて。
要はワタクシの携わった『企画の教科書』が
発売されてから1年以上も経つのに、こーいう類のレビューページの
一番大きなスペースを占めてる、ってのが嬉しかったと
報告したかっただけです。


でも、記事自体は、中身を読んでないのがマル分かり。
上手な文章ではあるんだけど、せめて読んで欲しかったなぁ。
残念。

軟禁半解放~アサガオの唄~

2004-07-06 22:19:29 | Weblog
N出版のトイレなんですけどね。

アサガオの前に立って、一定時間が経つと、水が流れるんです。
で、用を足して立ち去ると、また水が流れる。
赤外線探知システムですな。
身近なハイテク。

それはいいんです。
使用中に水が流れていることで、アサガオの汚れが軽減され
掃除をする手間と時間が短縮されて
後でもう一回水が流れるにしても
結局はトータルで省エネになるらしいし。


でもね。


アサガオの前に立ち、もそもそと下準備をして、
a small waterfall がしかるべきところに到達した途端、
水が流れたりすると、無性に腹が立つんですよ。


「高橋くん、この最初に水の流れるタイミングだが」
「はい、課長。サンプルを取った訳ではないのですが
まぁ、たいだい7秒くらいでいいのではないかと」
「それでいいんじゃないかな。設定値がよっぽど長くなければ、
機能としてはOKなんだし」
「そうですね、んじゃ、こんなもんで」

みたいな会話がTOTOの技術者ミーティングかなんかで
交わされたのかと思うと、
なんつーか、納得しきれないっつーか。

オレのもそもそ時間は、
「こんなもんで」の時間ピッタリなのか、と。



怒ることでもないし、
きっと共感なんてしてもらえないんだとは思うんですけどね。
軟禁も長いと、こんなことくらいしか思い浮かばないんですよ……。