ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

読書するサルの備忘メモ 08’03~09’01

2009-02-14 14:17:41 | Books
3月~6月
ノベライズ版「相棒」朝日文庫
ノベライズ版「相棒 season2(上下)」朝日文庫
浅田次郎「天切り松 闇がたり 昭和任侠伝」集英社文庫
エリザベス・ベア「HAMMERED 女戦士の帰還」ハヤカワ文庫
エリザベス・ベア「SCARDOWN 軌道上の戦い」ハヤカワ文庫
エリザベス・ベア「WORLDWIRED 黎明の使徒」ハヤカワ文庫
山本弘「神は沈黙せず(上下)」角川文庫
山本弘「闇が落ちる前に、もう一度」角川文庫
松尾由美「人くい鬼モーリス」理論社
加藤実秋「インディゴの夜」創元推理文庫
加藤実秋「インディゴの夜 チョコレートビースト」創元社
東直己「名もなき旅」ハルキ文庫
ジェイムズ・リーズナー「聞いてないとは言わせない」ハヤカワ文庫
須藤靖貴「セコンドアウト」小学館文庫
鯨統一郎「ヒミコの夏」PHP文庫
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ①」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ②」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ③」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ④」講談社
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ⑤(上下)」講談社

7月
宮部みゆき「今夜は眠れない」角川文庫
宮部みゆき「夢にも思わない」角川文庫
ディーン・クーンツ「善良な男」ハヤカワ文庫
ジョン・スコルジー「老人と宇宙(そら)」ハヤカワ文庫(再読)

8月
ジョン・スコルジー「遠すぎた星 老人と宇宙2」ハヤカワ文庫
畠中恵「いっちばん」新潮社
東野圭吾「探偵ガリレオ」文春文庫(再読)
東野圭吾「予知夢」文春文庫(再読)
東野圭吾「容疑者Xの献身」文春文庫
加藤実秋「モップガール」小学館
上橋菜穂子「虚空の旅人」新潮文庫

9月
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐」ハヤカワ文庫(再読)
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル2―狂った月」ハヤカワ文庫
東野圭吾「浪花少年探偵団」講談社文庫(再読)
東野圭吾「しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立篇」講談社文庫
ローレンス・ブロック「タナーと謎のナチ老人」創元推理文庫

10月
トロイ・クック「最高の銀行強盗のための47ケ条」創元推理文庫
ノベライズ版「相棒 season3(上)」朝日文庫
誉田哲也「ストロベリーナイト」光文社文庫
ピーター・V・ブレット「護られし者1 萌芽」ハヤカワ文庫
西條奈加「金春屋ゴメス」新潮文庫
ウェン・スペンサー「エイリアン・テイスト」ハヤカワ文庫

11月
ウェン・スペンサー「ようこそ女たちの王国へ」ハヤカワ文庫
ウェン・スペンサー「ティンカー」ハヤカワ文庫
ディック・フランシス「再起」ハヤカワ文庫
坂木司「夜の光」新潮社
畠中恵「アイスクリン強し」講談社
ハセベバクシンオー「鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~」宝島社文庫
伊坂幸太郎「モダンタイムス」講談社
ピーター・V・ブレット「護られし者2 代償」ハヤカワ文庫

12月
北森鴻「深淵のガランス」文藝春秋社(再読)
北森鴻「虚栄の肖像」文藝春秋社
沢木冬吾「天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア」
北森鴻「なぜ絵版師に頼まなかったのか」光文社
松尾由美「フリッツと満月の夜」ポプラ社
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル3―血塗られた墓」ハヤカワ文庫
大倉崇裕「福家警部補の挨拶」創元推理文庫

1月
ノベライズ版「相棒 season3(下)」朝日文庫
ノベライズ版「相棒 season4(上)」朝日文庫
牧野修「ネクロダイバー―潜死能力者」角川ホラー文庫
ピーター・V・ブレット「護られし者3 攻勢」ハヤカワ文庫
ディヴィッド・アーモンド「肩甲骨は翼のなごり」創元推理文庫
ロイス・マクスター・ビジョルド「死者の短剣 惑わし」創元推理文庫

……もうね、サボりすぎですよ。
各コメントを書くのもどうかと思うほどに、溜まりまくりです。
が。
ごくごく一部に、ちょっとだけこの記事を参考にしている人もいるということなので、頑張って書いてみます。
さあ、レッツ飛ばし読み!

山本弘「神は沈黙せず」は、SFの形を借りた“宗教とは何か”を語った作品。思考の整理にとても役立つかな。よい作品。
宮部みゆき、クーンツは「お久しぶりです」的に再び手に取った作家さん。っていうか、クーンツはいつのまにかメジャーじゃなくなってきちゃってるのは何でだろう?
「ドレスデンファイル」はオススメ。現在のシカゴで唯一「魔法使い」と看板を掲げている男の話。魔法を巡る設定が秀逸。ニコラス・ケイジが総指揮でテレビドラマ化していて、そっちも見ちゃった。勢いついてしまったのですね。ま、ドラマの方は別物ですが。
設定が秀逸、というのであればピーター・V・ブレット「護られし者」もイイ。夜になると地下から魔物が沸き出てきて、人間は護符に守られた場所で息をひそめて生きるしかない、そんな世界の物語。3人の若者が主人公となってぐいぐいと物語を引っ張って行く構成力もよし。シリーズ追いかけてます。
ウェン・スペンサーもかなり気に入った作家さん。SFなんだけど、SFじゃない。フェミニスト文学と位置づけられることもあるようだけど、エンタテインメントとして完成している。もっとたくさん訳されないかなあ。心待ち。
沢木冬吾はお待ちかねの新作。新作だったよなあ。多分、新作(笑)。この人の寡作っぷりも、何だか不安。風間一輝みたいに夭逝しないといいのだけど……。

以上、かなりさっぱりとご紹介、でございました。



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