ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

2月末発売!

2006-01-25 14:24:54 | お仕事告知
風邪がぶり返して、微妙に体調の悪いワタクシです。
が、んなことも言ってられないくらいに
まぁ、いろいろとお仕事があったりするわけです。
ありがたいことに。

ってことで、久々に、告知らせていただきます!

おちまさとプロデュースシリーズの第4弾であり
教科書シリーズの第3弾でもある
『時間の教科書』が2月の末に発売になります!

現在、追い込みの作業で、汲々としておりますが
また例によってハミダシやら(正式には「注」なんですけどね)
小ネタやら満載で、
今回はちょっとした哲学書の雰囲気もあったりなかったり。

画像を公開できるタイミングになりましたら、
また宣伝させていただきますですよ。
よろしく哀愁。



で、オレのことではないのだけど、どうやら情報開示ができるようなので
前の記事でもちらりと触れた
金子修介監督の新プロジェクトをさらりと応援がてら紹介。


『DEATH NOTE』が映画化なんですってよ、奥さん!
しかも、連続2本なんですって!
がんがれ修ちゃん!

今日のロイさん

2006-01-19 20:05:14 | Weblog
振り返れば、12月10日から元旦を挟んでほぼ40連勤だったのですが
(っていうか、会社員じゃないんだから毎日通う意味が分からないけど)
本日、とうとうダウンいたしまして、自宅におります。
が、バイク便でゲラが来ましてですね、直しました。
で、これからも1本、原稿やっつけます。

意外としぶといようです。
死んでませんから(笑)。


オムライス、食いたいです。

人違い

2006-01-09 03:58:18 | Weblog
今、盛んにテレビでCM打ってますが。
1/9にOAされるフジテレビの『トゥルーラブ』の番宣CM。

そこに 主人公・新垣結衣の義理の父役で出てるらしく
CMにもカットバックが入ってるんですけど。




あの方は、庵野秀明氏であって、
ワタクシではございません。


っていうかね、
嫁の安野氏の方は2回ほど取材したことあるんですが
潤んだ瞳とかで見つめられなかったので
きっと、たぶん、やっぱり
男はルックスじゃないんですよ!
うえーん。


ってことで、溜めに溜めたコメント
レスしました。
本年もよろしく。


FとA

2006-01-06 12:12:14 | Weblog
2人は、幼い頃からの友人でした。
彼らの住んでいた国は、
冬に外で遊ぶことなど出来ないほどに寒く
2人はお互いの家を行き来して、部屋の中で遊んで過ごしました。

一通りの少年らしい遊びを経て、
彼らは「創作」というものに興味を持ちました。

どちらからともなく「合作をしよう」ということになり
2人は作品を作り始めました。
飽くことなくその情熱を注いだ結果、
彼らの作品は高い評価を得るようになりました。

ある作品では、取り柄のない駄目な主人公を中心に据え、
その純粋な気持ちが周囲の人々に与える影響について物語りました。
ある作品では、殺人者を主人公に据え、
人の尊厳について物語りました。

彼らの作品は、世界中に翻訳され、
そして長年愛されました。

しかし、彼ら2人にも別れの時期がやってきます。
それぞれ、自分の名前で、自分の力だけで、
作品を作りたいと思うようになったのです。

でも、その頃には彼らの使っていたペンネームは、
あっさり捨てるにはあまりにも大きくなりすぎていました。

「じゃあ、それぞれの頭文字をミドルネームのように
名前の真ん中に挟もう」

こうして、彼らは独自の道を歩むようになり、
過去の作品も、そのときに主導権を取って執筆した1人が
その名前を作者名として明記するようになったのです。







『白痴』
『罪と罰』

作者:ドスト・F・スキー






……って誤解してる人いるかしら?










って思ってまたもやググったら、結構いた(笑)。
打海文三氏の言うとおり、もう世界にはオリジナルは存在していないのだな。
うん。

読書するサルの備忘メモ 05’12

2006-01-01 00:18:29 | Books
12月

山本一力「深川黄表紙掛取り帖」講談社文庫
松尾由美「ハートブレイク・レストラン」光文社
松尾由美「いつもの道、違う角」光文社文庫
イアン・ランキン「紐と十字架」ハヤカワミステリ文庫
打海文三「ぼくが愛したゴウスト」中央公論新社
伊坂幸太郎「砂漠」実業之日本社
樋口有介「月への梯子」文藝春秋
打海文三「裸者と裸者(上下)」角川書店
松尾由美「雨恋」新潮社
荻原浩「神様からひと言」光文社文庫
若竹七海「心の中の冷たい何か」創元推理文庫
松尾由美「おせっかい」幻冬社
松尾由美「ジェンダー城の虜」ハヤカワ文庫
松尾由美「瑠奈子のキッチン」講談社


ひと言:
松尾由美、既刊で未読はあと2冊になりました。イエイ。
もし、お近くの古本屋とかで
「マックス・マウスと仲間たち」朝日新聞社
「異次元カフェテラス」アルゴ文庫
を見かけたら、買ってください。買います。
絶版なんです。

しかし、今月は「本を読む、雑誌を編集する、本を書く」と、
寝る食う出す以外の時間は、ほとんど日本語漬け。
ちょっとパンク気味です。
が、このくらい働いても、きっと
同年代の家庭持ちの男たちよりは働いてないんだと思ったり。

ってことで、旧年中はお世話になりました。
本年は、より一層、優しくしてください。