ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

頼むよamazon.!/教科書シリーズ購入の手引き(笑)

2007-07-19 19:29:25 | お仕事告知
みなさまに愛されて10万部、でお馴染みの「教科書」シリーズでございます。
ブック1stの「渋谷店週間ランキング(ビジネス部門)」に2週にわたり食い込んでみたり、結構地味に健闘しています。

が。
どうもamazon内での整理がヘンみたいで、うまく検索に引っかかりません。
書名も滅茶苦茶。
新卒くん、もしくは無能な担当者なのでしょう。
制作者がなかなか探せないんだから、かなりしょぼしょぼです。
ということで、改めてリンクを貼ってみようかと。

長男:
『ポケット判 おちまさとプロデュース 企画の教科書』

次男:
『ポケット判 おちまさとプロデュース 企画の教科書2 企画火山!』

三男:
『ポケット判 おちまさとプロデュース 初対面の教科書』

末っ子:
『ポケット判 おちまさとプロデュース 時間の教科書』

これで簡単に購入できるかと思われますのです。
それにしても、画像も送ってあるんだけどね。
一向にアップされないわ。
頼みますよ、本当に。


高岡蒼甫&宮崎あおい

2007-07-10 22:41:55 | こんな人でした
今日、教えてもらって気が付いたんですけどね。

宮崎あおいちゃんと結婚した高岡蒼甫くん。
そういえば『バトルロワイアル』のときに取材してたんですよ。
そうかそうか、君が高岡蒼甫くんだったのか。

高岡くんが演じた杉浦という役は、原作ではなかなかの見せ場のある役だったんだけど、
映画では残念ながら「殺される1エピソード」に毛が生えた程度。
撮影現場で監督から死に方について厳しく指導されていた姿をたまたま見ていて、
メインキャストの他に誰かピックアップしようかと思い立ったときに、彼を選んだんです。

そんな「偶然」で取材をすることになったワケですが、高岡くんといえば、麻布十番の裏の方にある小さなスタジオで
「オレが取材なんて受けてて、いいんすかね?」
と、ドキドキしてた姿を思い出します。

スターダストに移籍したのをきっかけに、芸名も「佑」を「甫」に変えたりして、いろいろ頑張ってきたみたいだねえ。
これからも益々気張ってやっていってください。

そういえば、同時期にサントリーの「緑水」に出てた宮崎あおいちゃんも、取材してたのでした。
指折り数えると、どうやらその前後なんだよなあ、2人がつきあい始めたの。

小さくて、可愛らしくて、こっそり「本当は言っちゃいけないんですけど、お茶、苦手だったんですよ」なんてことを言ってた彼女。
今では立派な女優さんになりました。

何はともあれ、お幸せに。
……なんてことを考える小雨の夜なのでした。

読書するサルの備忘メモ 07’ 06

2007-07-07 21:56:39 | Books
6月
上橋菜穂子「狐笛のかなた」理論社
野火迅「隠し剣 奥義抄」ヴィレッジブックス(再)
野火迅「隠し剣 弐の巻」ヴィレッジブックス
新野剛志「月の見える窓」双葉文庫
ジョン・スコルジー「老人と宇宙(そら)」ハヤカワ文庫
本多孝好「正義のミカタ」双葉社
五十嵐貴久「2005年のロケットボーイズ」双葉社
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐」ハヤカワ文庫
篠田真由美「龍の黙示録」祥伝社ノンノベル
篠田真由美「東日流妖異変」祥伝社ノンノベル
篠田真由美「唯一の神の御名」祥伝社ノンノベル
畠中恵「ちんぷんかん」新潮社
ローレンス・ブロック「快盗タナーは眠らない」創元推理文庫
上橋菜穂子「闇の守り人」新潮文庫
北方謙三「水滸伝(九)」集英社文庫
坂木司「ワーキング・ホリデー」文藝春秋社

今月のひと言:

原稿書きの仕事がメインだった6月。
頭の中を日本語にするために……はたまた単なる逃避として、バカみたいに読んでます。
それでもまるまる1冊分原稿書いたもんなぁ。
食う、寝る、読む、書く。
だけの6月だった、ってことでしょうか。
あ、あと、歩いてた(笑)。


「守り人」の続刊やっと出た。その前に、ベツモノを一冊読んでますね。
この人の作品はとても面白いのだけど、あとがき等々を読むと、
何だか面倒くさそうなおばさんみたい(笑)。
あ、そいうえば先日仕事でお付き合いのある作家さんにとあるパーティーで会ったときに
「渡辺さんって、堅い本の編集なのに、なんていうか、えーと、ねえ?(笑)」みたいなことを言われました。
キャラを隠すのも大事かも(笑)。

元SF少年で、ちょっと軽いのがいい、って人には「老人と宇宙」が拾いもの。

「ドレスデン・ファイル」は、オレ的ツボ。こういう設定のひねり、大好き。
でも、あんまり他の人には勧められないかなぁ。

「正義のミカタ」と「ワーキング・ホリデー」は、語ることが多すぎて
でも未読の人には情報を漏らしたくない大当たりな2冊。
本多孝好のイジワルサと、坂木司のユメミガチなところが、それぞれ「炸裂」してて、面白いんですよ。
1人の作家を追いかけていくと、こういう面白い受け取り方ができる、という好例かな。
通して読むと分かる「共通項」と、それを裏切られる快感。
他人のレコメンテッドだけが購入動機になっている人は、今からでも遅くないので
お気に入りの作家を見つける努力をするべきだ、うん。

ブロックの幻の初期作品は、絶対に一般ウケしないようなシリーズ。
でも、売り上げが上がらないと3冊目以降出そうもないし……。複雑。