シルバーウィークは5連休もあるのですね。
天気もいいことだし、ここは絶対に登山しないと勿体ないと、
子連れ登山が可能な山を調べ、今回は中央アルプスの木曽駒ケ岳に行くことにしました。
事前に調べてみると、大駐車場からバスに乗り、ロープウェイに乗るまで
トップシーズンは2時間、3時間待ちがザラにあるそうです。
大駐車場のバス乗場は4時から並び始めるとあったので、
もうここは腹を決め、1時に起き、1:45に家を出発しました。
真暗闇の中、駐車場に4時すぎに着きましたが、既に7割ほど入っている様子。
バス待ちの列に並びながら、朝食を済ませ、5時始発のバスから順次出ているようですが、
乗れたのは5時半すぎだったようです。
ロープウェイの乗り場のしらび平に着いたのが6時過ぎ。
6:50発のロープウェイに乗り、千畳敷についたのが7時でした。
日本一の標高差を誇るロープウェイだけあり、素晴らしい光景が広がります。
眼下にはスケールの大きな滝が次々に現れました。
標高2600m付近から一気に流れ下っているようです。
千畳敷の駅はホテルにもなっているようですが、この時期は連日満室。
上に着くと、南アルプス連峰(甲斐駒、千丈、北岳、間ノ岳・・)と富士山が雲海の上に連なっていました!
これから登っていく千畳敷カールです(夕方の写真)。写真の右寄り下からジグザグに八丁坂という急登になっていて、
写真左上コルの乗越浄土まで標高差210mを一気に上がります。
まだ登りはじめというだけあって、まだまだ元気に登ります。
8:30乗越浄土着。宝剣岳が近くによく見えますが、岩稜の山なので今回はパス!
しばらく休憩したのち、宝剣山荘、天狗荘を横目に見ながら、中岳へ
9:00中岳着(標高2925m)
中岳に着くと、さらに奥に木曽駒ケ岳がようやく見えました。
標高を60mほど一旦降りて、頂上山荘でトイレ休憩。再び登り返します。
稜線に出ると、西側の尾根や木曽谷が見えてきました。
木曽方面から登ってくる途中にある頂上木曽小屋の赤い屋根が見え、
そのさらに奥には、白い噴煙を上げた御嶽山が見えました。
ちょうど噴火から1年。今でもこんなに噴煙が出ているのですね。
山頂まであと少しです!
10:00、ようやく木曽駒ケ岳着!!(標高2956m)
北アルプスの穂高、槍、乗鞍、南アルプスの山々、八ヶ岳、富士山。パノラマを楽しみながら
おにぎりを頬張り、ここまでは順調な山旅でした。
ここで引き返せば、お昼すぎには千畳敷に戻り、夕方には駐車場まで戻れたのですが・・・
私たちは、この先、馬の背と呼ばれる稜線をさらに進み、途中から下に下って、濃ヶ池をめぐり、
再び宝剣山荘まで引き返す周遊ルートを行くことを計画していました。
地図のプランでは、山頂から稜線を歩き、下り方向の分岐まで40分。さらに濃ヶ池まで30分。
濃ヶ池から宝剣山荘まで1時間のコースです。
10:30に山頂を出発できたし、お昼は濃ヶ池で食べて・・と
ここは余裕に帰れるかなと思っていたのですが、
いやいやどうして・・・・中々に大変なコースでした(汗)
つづく。