笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

実写で観たい。。。。

2006年05月14日 00時24分18秒 | 映画&読書&音楽
スタジオジブリ製作の「ゲド戦記」の予告を観ました。
世界3大ファンタジー(『指輪物語』、『ナルニア国ものがたり』)のひとつといわれるほどの作品だそうで、画風はいつもの宮崎テイストなものの、これは大画面で観たいなぁ、という印象を受けました。

宮崎駿監督はこの作品の大ファンで、20年前ぐらい前から製作を熱望していたそうですが、許可が取れないまま今日に至り、「宮崎作品」が世界的に評価された今、原作者からようやく許可が下りたのだそうです。
情熱いう意味では「ロード・・・」のP・ジャクソン監督にも決して引けはとりません。

ただ、いち映画ファンとして、指輪物語やナルニア物語をかなりのクオリティを持つ実写作品として観てしまった現実を考えると、「これも実写で観たい」とういうのが正直な感想です。
こう書くと誤解されそうですが、アニメーションが実写に比べて劣っているのか的な意味ではありません。
「もののけ姫」の映像やアングルは実写に負けないスケール感がありますし、ジブリ作品独特の「飛翔感」は本当にすごい。

でも私は「人間の演技」にこだわりたい映画ファンなので、どうしても「人間に演じて」貰いたいと感じてしまうのです。
「ゲド戦記」なる話がどんなものなのか未読の私には想像もできませんが、そこには多分いろいろな背景や感情を持った人間が登場することでしょう。それらひとりひとりを生身の人間が解釈し演じてこそ、生身の人間に訴えられる作品になるのでは、とついつい思ってしまうのです。

歴史的背景の違う海外のファンタジーをジブリがどう解釈し、キャラを立て、テーマを持たせるのか。映像面での技術的な不安はまったくないので、ぜひ「生身の人間に訴えるキャラ」を創って、世界を納得させる映画に仕上げて欲しいものだと思っています。

ゲド戦記を知りたい方は、こちらへ。
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