笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

週末週明けのテレビ番組大混雑 ~その2

2016年08月11日 08時56分54秒 | テレビ
別に、象徴天皇制がどうの、と言いたいわけじゃないのですが、終戦記念行事が目白押しのこの時期に、なんでお言葉放送なのかな~、って思ったわけですよ。さらにその晩の「硫黄島からの手紙」見て、どんどん妄想が膨らんで(^_^;)

今回のお言葉放送を観た人の中には「昭和天皇は亡くなるまでご公務をこなされていたのに」って言う人もいるかもしれないです。でも「硫黄島からの手紙」で描かれる、軍人たち兵隊たちの「天皇陛下万歳」といって命を落としていった風景が実際の戦場で起きていたのだとしたら、そのことを知った昭和天皇は戦後ぐっすりと眠れたのだろうか、ってふと思ったわけです。
難しい政治の話ではなく、昭和天皇は個人の気持ちとして務めとして「倒れるまでなにかを全うしよう」って決意(ご意思)をどこかに秘めて、最後まで粛々とご公務をこなされていたのではないだろうか、と。そのなにか、がどんなものかは、うまく言えないのですけれど。。

時系列的に考えると、
昭和天皇が、戦後も生き続けることで、戦後日本のあり方を内外に示すことをその責務としていたのなら、
今上天皇は、その後の豊かな日本と世界の国々との心の結び付きを深めることを責務としてきた、と言えるのかもしれません。
とすると、新しい天皇はどんなことを自分の責務(存在理由)とするのでしょう。
戦後も70年以上が過ぎ、もはやアメリカと戦争したことさえ知らない若者が溢れ、戦争の記憶さえ薄れつつある日本で、なにを国民と共有し、なにを存在理由とするのか。生前退位にはそこまで見守るお気持ちも含まれているようにも思えます。
なんかね、そんなことにまでいろいろ妄想が広がったわけなんですね。

新しい皇室が単なる「セレブ一家」を目指してしまったら、国民から見放され、皇室の存続も危うい。陛下がそこまでお考えなのかどうかなど知る由もありませんが、相当な決意と危機感を持っての8日のお言葉放送だったのだと、改めて感じています。

それにしても「硫黄島からの手紙」。何度見ても「戦争なんかしちゃいかん」と思わせてくれる作品です。
ニノ、ジャニーズやめて俳優やんなよ、マジで。
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