DVDで、キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス出演の「セルラー」を観ました。
●ストーリー
ある朝、高校の生物教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は息子のリッキーを学校に送り出した直後、突然裏口から侵入してきた男達に拉致されて、場所の分からない屋根裏部屋に監禁されてしまう。
ジェシカを拉致したリーダー格のイーサン(ジェイソン・ステイサム)は屋根裏部屋にハンマーを持って現れ、備え付けてあった電話をいきなり叩き壊し、外部への連絡手段を断つと、ジェシカを残しどこかへ出かけて行ったのだった。
男達の正体も自分が拉致された理由も分からないジェシカだったが、男達が顔を隠していない事から、彼らの目的が達成された時に、自分が殺される事を悟った彼女は、必死の思いで壊れた電話を修理し、助けを呼ぶ試みを続けるだった。
そして、何度も失敗を繰り返した後、ジェシカの掛けた電話は、ライアン(クリス・エヴァンス)という軽いノリで彼女にフラれたばかりの青年が持つ、最新式携帯電話に繋がるのだが…。
●感想
この作品は、他のブログ等で評判が高い作品だったので、早く観たいと思っていて、やっと観る事が出来ました。
物語の序盤から、いきなりジェシカが誘拐されるという早い展開で、それからも、あの手この手で主人公のジェシカとライアンを苦しめる手法は終盤まで見事に続き、「アッ」と言う間に観終わってしまったと感じるくらい、画面にずーと引き付けられっぱなしでした。
時間に追われる大変さや携帯を切れない状況を上手く作り出し、そこにカーアクションやユーモア、ラストへの伏線を上手く織り交ぜた良い作品だと思います。
映像の撮り方とかトーンが「どこかで観たなー」と思っていたら、私の中での名作「デッドコースター」と同じデヴィッド・R・エリス監督でした!
観終わった後に思ったのですが、どうやら私はこの監督のズームアップを多く使う撮影方法とか、惜しげもなく車を壊していくカーアクションや物語の展開が急変する独特のスタイルがお気に入りみたいです。
●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。
上映時間は1時間35分とそんなに長くないのですが、その中に色々な要素を上手く詰め込んだ良く出来た作品だと思います。
劇中で何度か笑ってしまうシーンがあったのですが、中でも主人公のライアンが携帯を掛けながら車を運転しているのに、隣を携帯電話で話しながらノンビリ走っている車に向かって「携帯切れよ!」と怒鳴るシーンでは思わず「お前はどうやねん!」って笑いながらツッコミを入れてしまいました。
肝心なオチの部分も前半に、何気なくライアンが喋っている会話の中に伏線を忍ばせているという、大変凝った物に仕立てている所にこの監督のセンスの良さを感じてしまいました。
だから、この作品は「デッドコースター」を観て気に入った方とノキア製の最新式携帯電話を使っている方にオススメ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「出演者やスタッフの名前を携帯画面の映像を使って流すのってオシャレじゃない!」って思ってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。
●ストーリー
ある朝、高校の生物教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は息子のリッキーを学校に送り出した直後、突然裏口から侵入してきた男達に拉致されて、場所の分からない屋根裏部屋に監禁されてしまう。
ジェシカを拉致したリーダー格のイーサン(ジェイソン・ステイサム)は屋根裏部屋にハンマーを持って現れ、備え付けてあった電話をいきなり叩き壊し、外部への連絡手段を断つと、ジェシカを残しどこかへ出かけて行ったのだった。
男達の正体も自分が拉致された理由も分からないジェシカだったが、男達が顔を隠していない事から、彼らの目的が達成された時に、自分が殺される事を悟った彼女は、必死の思いで壊れた電話を修理し、助けを呼ぶ試みを続けるだった。
そして、何度も失敗を繰り返した後、ジェシカの掛けた電話は、ライアン(クリス・エヴァンス)という軽いノリで彼女にフラれたばかりの青年が持つ、最新式携帯電話に繋がるのだが…。
●感想
この作品は、他のブログ等で評判が高い作品だったので、早く観たいと思っていて、やっと観る事が出来ました。
物語の序盤から、いきなりジェシカが誘拐されるという早い展開で、それからも、あの手この手で主人公のジェシカとライアンを苦しめる手法は終盤まで見事に続き、「アッ」と言う間に観終わってしまったと感じるくらい、画面にずーと引き付けられっぱなしでした。
時間に追われる大変さや携帯を切れない状況を上手く作り出し、そこにカーアクションやユーモア、ラストへの伏線を上手く織り交ぜた良い作品だと思います。
映像の撮り方とかトーンが「どこかで観たなー」と思っていたら、私の中での名作「デッドコースター」と同じデヴィッド・R・エリス監督でした!
観終わった後に思ったのですが、どうやら私はこの監督のズームアップを多く使う撮影方法とか、惜しげもなく車を壊していくカーアクションや物語の展開が急変する独特のスタイルがお気に入りみたいです。
●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。
上映時間は1時間35分とそんなに長くないのですが、その中に色々な要素を上手く詰め込んだ良く出来た作品だと思います。
劇中で何度か笑ってしまうシーンがあったのですが、中でも主人公のライアンが携帯を掛けながら車を運転しているのに、隣を携帯電話で話しながらノンビリ走っている車に向かって「携帯切れよ!」と怒鳴るシーンでは思わず「お前はどうやねん!」って笑いながらツッコミを入れてしまいました。
肝心なオチの部分も前半に、何気なくライアンが喋っている会話の中に伏線を忍ばせているという、大変凝った物に仕立てている所にこの監督のセンスの良さを感じてしまいました。
だから、この作品は「デッドコースター」を観て気に入った方とノキア製の最新式携帯電話を使っている方にオススメ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「出演者やスタッフの名前を携帯画面の映像を使って流すのってオシャレじゃない!」って思ってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。
TBさせていただきました。
これまでに無い手法でネームの出し方良かったですよね。(笑)
確かに、マネする作品も出てきそうですよね。(笑)
私もそちらのブログへオジャマさせてもらいます!
それでは、また!