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私、Rohi-taの映画の感想(ネタバレ有り!)と日常を報告するページです。

初めての試写会

2005-08-31 07:36:43 | Weblog
今日、生まれて初めての映画の試写会に行ってきます。
映画好きな会社の同僚が2名1組の試写会の応募に見事当選したので、そのおこぼれを頂戴する訳であります。
(まぁ、タダって訳にはいかないので晩飯をご馳走しようとは思っていますよ。)

ちなみにその映画は「チャーリーとチョコレート工場」、18時からの開場に今からワクワクしております!
なんでも初めてって嬉しいもんですね。(笑)

観終わった後、なんとか頑張って今日中にコメントを書いてレポートしたいと思っています。(もしかしたら、日付が変わってしまうかも。)
それでは、じっくり楽しんで来ます!

どうでもいいことなんですが、私達、試写会素人2人組の今の心配事は「試写会ってパンフレットもらえるの?」という非常にセコイ事であります。
でも、パンフレット収集家の私としては、「できればタダで頂きたい!」気持ちでいっぱいです。
(最悪でも、会場で売ってますよね?)

本当に物事を知らないって事は恐ろしい事です。
それでは、また!

ジョニー・イングリッシュ

2005-08-30 20:01:41 | 映画 サ行
DVDでローワン・アトキンソン、ナタリー・インブルーリア、ジョン・マルコヴィッチ出演の「ジョニー・イングリッシュ」を観ました。

●ストーリー
イギリス秘密諜報局、通称「MI-7」。
ここにジェームス・ボンドの様なNo1エージェントにひたすら憧れを持つ男、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)が準スパイの事務職員として働いていた。

今日は憧れのNo1エージェントにジョニー自身で調べてきた、敵国潜水艦のハッチを開ける暗号コードを手渡したのだが、その暗号コードが間違っていた為にNo1エージェントは呆気なく死んでしまう。

その葬儀の最中、何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、駐車係りをしていたジョニーとその部下・ボフ(ベン・ミラー)以外の優秀な諜報部員は全て死亡してしまった。

この緊急事態に正式な諜報部員となったジョニーはいきなり王室の「戴冠用の宝玉」の護衛という重大な任務を任され、ボフと共にロンドン塔の警備に向かったのだが、フランス人の実業家・パスカル(ジョン・マルコヴィッチ)が来場客の前でスピーチを行っている最中、いきなり停電となり、何者かに大切な
「戴冠用の宝玉」を盗まれてしまう。

塔の内部を捜索し、床に大きな穴が開いているのを発見したジョニーとボフがその穴の先に辿り着くと、
2人の男達が盗んだ「戴冠用の宝玉」を車に積み込んでいる最中だった。
これを見つけて穴から這い出し、銃を犯人達に向けるジョニーだったが、弾装が銃から落ちてしまうという信じられないミスを犯し、逆に犯人達に反撃され、車で街中に逃げられてしまう。

これを追う為、2人は愛車のアストン・マーチンに向かうのだが、なんと愛車は2人がいない間にレッカー車に載せられてしまっていたのだった。
仕方なく、荷台にアストン・マーチンを積んだまま2人はレッカー車で、犯人達の乗った車を追いかけ、ロンドン市内で白熱のカーチェイスを展開するのだったが、、、。

●感想
いやー、面白かったです!小さな笑い、大きな笑いがたくさん詰まっていて何も考えずに笑えました。

「Mr ビーン」の時は、ほとんどしゃべらず動きだけで笑わせてくれたローワン・アトキンソンですが、この作品にはちゃんとセリフがあり、こちらでもたくさん笑わせて頂きました。

中でも腹を抱えて爆笑したのが、ロンドンの回転すし屋でジョニーと謎の女性・ローナ(ナタリー・インブルーリア)が日本酒で乾杯する前に、ジョニーが自分は日本通であること見せるべく、ローナにしゃべりかけた一言が最高に面白かったです!

どんな言葉だったかここでは、あえて言いませんが、普通の日本人なら死ぬまで1度も使わないようなビックリしてしまう、ありえない言葉でした!
それをまた、マヌケなジョニーが真顔でいきなり言うもんですから何度も観返して、何度も爆笑してしまいました!
私としてはこのシーンを観れただけでも、この作品を観た甲斐があったなー!と思いました。

他にも敵役として、ジョン・マルコヴィッチが出ているのですが存在感は抜群だし、フランス訛りで英語を喋る演技は上手いの一言でした。(ちなみに私は今回、英語の日本語字幕付きで観賞しました。)

またジョニーの部下・ボフ役のベン・ミラーもダメな上司を黙ってサポートする誠実な演技を黙々とこなし、良い役者さんだと感じました。
劇中のボフは優秀なので、もっと出世できたと思うのですが、ジョニーの大ボケに毎回振り回されて、ダメな上司を持った部下の大変さが伝わってきました。

ラストのエンドロールの途中でも、前半の伏線を元にした小さな笑いが隠されているので、最後までちゃんと観て欲しい作品だと思いました。

●採点
私のこの映画に対する評価は70点です。

ストーリーは度返しにして、期待通り何も考えずに笑わせて頂いたので、私としては満足しております。
また、何度となく信じられない失敗をしてもメゲずに物事に立ち向かって行くジョニーの前向きな?姿勢には私自身、少しは学びたいなと思ってしまいました。

だから、この映画はとりあえず何も考えないで、たくさん笑いたいって方と娘さん達に小さなチ○チンが付いている方におすすめ致します。(笑)

最後にどうでもいいことなんですが、劇中の回転すし屋でジョニーが食べていたウニの色があまりにも悪く、「アレって本物のウニじゃないじゃん!」って思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。



コヨーテ・アグリー

2005-08-29 22:54:10 | 映画 カ行
DVDでジェリー・ブラッカイマー製作、パイパー・ペラーボ、マリア・ベロ、アダム・ガルシア出演の「コヨーテ・アグリー」を観ました。

●ストーリー
ソングライターになる夢を叶える為、故郷のニュージャージーからニューヨークへやって来たヴァイオレット(パイパー・ペラーボ)だが、デモテープを持参しての音楽会社への売り込みも上手く行かず、おまけに引っ越して来た早々、泥棒に入られ友達がくれた大切なお金も奪われてしまう。

ヴァイオレットはお金に困り仕事を探そうとしていた時、偶然入ったコーヒーショップで雑誌のたわいも無い記事に大金を掛けて、はしゃいでいる女性達、ゾーイ(タイラ・バンクス)、キャミー(イザベラ・マイコ)、レイチェル(レイチェル)の姿を目撃する。

彼女らの派手な行動に興味を持ったヴァイオレットがコーヒーショップの店主に彼女らの事を聞くと「コヨーテ・アグリー」と名前のはいったクラブ・バーのマッチを渡される。

翌日、「コヨーテ・アグリー」に職を求めに行ったヴァイオレットだが、女性店主のリル(マリア・ベロ)を従業員だと勘違いし、ひどい口を利いてしまう。
だが、リルはヴァイオレットのルックスが「幼稚園の先生ぽく、男ウケする」と言う理由で、テスト期間付きで採用を決める。

そして勤務初日、店の扉を開けたヴァイオレットは、ゾーイ、キャミー、レイチェル達による過激なダンス・パフォーマンスを目にし、あまりの激しさに呆気にとられ「自分には無理」と判断し、コッソリ帰ろうとするのだが、リル(マリア・ベロ)と出会ってしまい、とんでもない忙しさのバー・カウンターの中へと連れて行かれるのだが、、、。

●感想
ダンスシーンが過激で、セクシーで、良く出来ています。
カメラ数台で撮影し、短いカットをたくさん繋げているので、すごく熱気と迫力のあるシーンになっていて素晴しいです。

基本的にヴァイオレットのサクセス・ストーリーなんですが、夢・仕事・恋・家族など実際に誰の身にも起こる問題を上手く絡めて、物語が進行するので、いつの間にか自分の現状と照らし合わせて観てしまいました。

夢を叶えるつもりが生活の為に仕事を始め、夢はなかなか叶わず、いつしか生活の為の仕事に満足し、夢を捨てそうになるっていうのは、なんだか自分自身とても身につまさる思いがしました。

夢を追いかけ続ける事の大切さと、人生の中で無駄な事など一つも無い!って事を、改めて感じさせられる作品でした。

●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。

暗い部屋の中でヴァイオレットが初めて自分の曲を、恋人のケヴィン(アダム・ガルシア)に歌うシーンや自分がケガをしながらも落ち込んでいるヴァイオレットを励ます父親・ビル(ジョン・グッドマン)の言葉には少し涙目になってしまいました。

また特典映像の中に未公開シーンがあるのですが、どれもキャラクターの過去や性格が更に分かる大事なシーンだったので、できればこれらも本編に入れて欲しいと思いました。

だから、この作品は夢をあきらめず追いかけ続けている人や美人なお姉さんに水や酒をぶっ掛けられたいMっ気の強い方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、実際にクラブ・バー「コヨーテ・アグリー」に行って思いっきり楽しみたい!って思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

デッドコースター

2005-08-28 17:28:22 | 映画 タ行
DVDでA・J・クック、マイケル・ランデス出演の「デッドコースター」を観ました。

●ストーリー
キンバリー(A・J・クック)は仲の良い友達3人と車でデイトナビーチへ向け、ドライブ旅行に出かけるがハイウェイを運転中に、自動車事故に関係する色々な不吉なサインを目にし胸騒ぎを覚える。

嫌な感覚の中、キンバリーは運転を続けるが、コンボイトラックが彼女の車を追い越し、数台前のパトカーの前に出た瞬間、荷台から積荷の丸太が崩れ落ち、すぐ後ろを走っていたパトカーの運転席を直撃し、警官のトーマス(マイケル・ランデス)は頭を潰され即死する。

その後も、丸太に直撃された車やバイクが次々と多重衝突し、ハイウェイは一瞬にして地獄と化した。
キンバリーの運転する車も散乱する丸太に乗り上げ、横転し車の中で身動きが取れない状態になってしまう。

そこへ、炎の中から大型のトレーラーがキンバリーの車に目掛けて突っ込んでくる。
絶体絶命の恐怖にキンバリーが悲鳴を上げた瞬間、ハッと我に返る。
するとそこは、まだ事故前のハイウェイの入り口だった。

何とか事故を防ぐ為、キンバリーはハイウェイの入り口を車を横にして塞ぎ後続車を通れないようにする。
この不審な行動に後ろにいたパトカー警官のトーマスが近づいていき、キンバリーに事情を聞いていると、さっきの丸太を積んだコンボイトラックが猛スピードで彼女らの横を通り過ぎ去って行った。

コンボイトラックを見つけたキンバリーが慌ててトーマスに「もうすぐ大事故が起きる!」と言った次の瞬間、大音響と共にコンボイトラックの後ろを走る車が次々と火を噴きながら宙を舞って行き、先程キンバリーが目にしたのと同じ悲惨な光景が再現されていくのだが、、、。

●感想
いやー!いいですねー!この作品はテンポ良く、どんどんストーリーが進んで行くのでストレスなんて全く感じませんでしたねー。(笑)

人もどんどん死んで行きますねー、それも「こんな死に方だけは絶対にしたくねー!」って感じの残酷な死に方で!

人の死ぬシーンも凝っていまして、死ぬ前に色々な伏線を張って行くんですが、それが上手く出来ているので、観ている者は思わず「この人どうやって死ぬんやろ?」と映像に引き込まれてしまいます。

また、冒頭での激しいカークラッシュのシーンも、マイケル・ベイ監督の「アイランド」でのカークラッシュのシーンに勝るとも劣らない素晴しい出来具合になっていますので、このシーンだけでも大いに見る価値有りだと私は思います!

怪物だとか殺人鬼だとか姿の見える物を悪者として出演させず「死に取り憑かれる」と言う、漠然とした姿の無い観念を人の死ぬ理由としている所にこの作品の上手さを感じられました。(大体ホラー物って、怪物の姿や犯人の正体が分かった時点で怖さが半減するじゃないですか、この映画ではそれを使わず恐怖心をあおるところが「スゴイなー!」と感心しました。よく考えたら姿の見えないモノに襲われる事ほど怖いモノはありませんよね!大変勉強になりました。)

●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。

ホラー有り、サスペンス有り、残酷なシーン有り、カークラッシュ有りと色々な要素で楽しめるシーンがたくさん詰まった傑作だと思います。
また、ストーリーのテンポが非常にいいので、暇な時にストレスが溜まらずサクサク観れてしまうそんなお手軽作品でもあります。

だから、この作品は人が有り得ない死に方をするのが見たい方と未来を予知できる力を持った方にオススメします。

最後にどうでもいいことなんですが、この映画で一番怖いのは、火葬場で働いていたウィリアムを演じたトニー・トッドの不気味な笑顔だと思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

容疑者 室井慎次

2005-08-27 21:10:31 | 映画 マ行
映画館で柳葉敏郎、哀川 翔、田中麗奈、出演の「容疑者 室井慎次」を観ました。

●ストーリー
室井(柳葉敏郎)が捜査本部長を務める新宿の殺人事件の被疑者として取調べを受けていた警官・神村(山崎樹範)が逃亡し、確保しようとした捜査員を振り切り、走って来た車に轢かれ死亡する。

捜査は被疑者死亡で終了するかの様に思えたが、室井が被疑者の遺留品から新たな容疑者へと繋がる物品を発見し、捜査続行を決断する。

しかし、警視庁副総監(大和田伸也)と警察庁次長(津嘉山正種)の出世争いの影響で、このまま警視庁の不手際として事件の終結を望んだ警察庁は室井に捜査の中止を命ずるが、室井はこれに従わず、真実を見つける為に新宿署の刑事・工藤(哀川 翔)達と協力し捜査を続行すること決心する。

しかし突然、捜査本部のある新宿署に東京地検の検事・窪園(佐野史郎)が現れ、室井に『特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯』による逮捕状を示し、工藤達の目の前で室井を連行して行くのだが、、、。

●感想
「なんだか、とてつもなくテンポの悪い作品だなー」っていうのが、観終わった後の私の最初の感想でした。
ストーリー自体もさほど盛り上がることも無く、オチもショボいので、なんとなく終わってしまった感じが強いです。

前半に室井さんが逮捕され、告訴した側の弁護士・灰原(八嶋智人)に過去の辛い出来事まで暴かれ、警察官としてかなりの窮地に追いやられてしまい、観ている方は「これから、どうやって室井さんはコイツらをやっけてくれるのだろう!」と期待するのですが、室井さんは何もしません。

室井さんは、ただ助けられるだけです。
しかも、室井さんを窮地に陥れた警察庁及び警視庁の幹部、弁護士の灰原には何のお咎めもありませんし、、、。(権力や法の知識があれば何をしても許されるのかよー!)
おまけに室井さんは真犯人に対して、謝ったりなんかしちゃってますし、、、。(まぁ、室井さんらしいと言えばそれまでなんですが。)

はっきり言って「なんだコレ!」ってストーリーです。
前半で主人公に試練を与え、観ている側にストレスを与える手法はいいんですよ!王道ですから。
しかーし!その前半に観ている側が溜まりに溜まったストレスをきっちりと解消できるように後半を作らないと、観てしまった者はそのどうしようもないストレスを抱えたまま嫌な気分で家に帰らなきゃならない訳なんですよ!

そこを、この制作者達は誰一人として分かっていない訳なんですよ!
警察の組織の説明だって不十分で、肝心な警察庁と警視庁の違いすら説明しようとしていません!
もし、一般人100人に「警察庁と警視庁の違いを分かりやすく説明してください」って質問して一体何人がキチンと答えられるでしょうか?
私が思うに約10%くらいなものでしょう。当然、私も答えられない人だったんですが。(家に帰ってパンフレットを全部読んでやっと違いを理解しました。)

そんな状況でこの映画を心から楽しめる作品だと制作者達は思っているのでしょうか?
説明不足で、盛り上がりも無く、オチもしらける様なストーリーの映画に当日券大人1800円(子供達の料金は知らない。)もしくは前売り券1300円を出し、休日の貴重な時間を割き、公開されるのをまだかまだかと非常に楽しみにして観に来た観客達を前にして、監督・脚本の君島良一、制作の亀山千広は胸を張って「どうです!面白かったでしょう!」と言えるのでしょうか?

もし彼らが「胸を張って面白いと言えます!」と言うのであれば、彼らの頭の中はすでに面白い映画を作る脳細胞が全て死滅している証(あかし)なので即刻、日本映画界から姿を消し、今後二度と映画に関係する仕事に就くべきではないと進言します!

以前にもどこかで言いましたが、いい役者を揃えて、役者が良い演技をしているんだから、もっと作り手が頑張らないと本当にこれからの日本映画界は良くならないですよ!
脚本をもっと練りに練って、作った者達だけが自己満足する作品じゃなく、感動を観ている側にちゃんと伝わるような作品にしないと映画を作る資格はないと思います。

そんな制作者側の悲惨な状況の中でも、俳優さん達はみんな頑張っていました。
中でも室井さんを助ける弁護士役の田中麗奈ちゃんと室井さんを陥れる弁護士役の八嶋智人さんの演技は必死に役に取り組んだ姿勢が身体から滲み出ていて、とても良かったと思います。

ですが、やっぱり劇中で一番輝いていたのは主役・柳葉さん演じる室井が自分の辛い過去を弁護士役の麗奈ちゃんに打ち明けるシーンの演技だったと私は思います。

●採点
私のこの作品に対する評価は30点です。

もう、言いたい事は「感想」でほとんど言ったのでそちらを見てもらえれば、採点の理由が分かるので、これ以上、説明することも無いと思いますが、家に帰ってパンフレットを読み返さないとストーリーの全貌が把握出来ない映画ってどうなんでしょうねー?
映画館に来た人全員が必ずしもパンフレットを買う訳じゃないですしねー、、、。

「これじゃー、家でのんびりDVDで観た方が良かったよー!」って言わずにはおれませんね!

あっ、でも例の3人トリオ「スリーアミーゴース」が登場するシーンは唯一、笑えましたよ。
青島や和久さんや真下と雪乃さんの話もちょこっとだけ出て来たし。

そういう訳でこの作品は、これまでテレビを含めた「踊る大捜査線」シリーズを全て見て来た人とかなりの警察マニア(警察の組織とか人事などに詳しい方)におすすめします。

最後にどうでもいいことなんですが、この作品を観終わって「容疑者 室井慎次2は無いな!」って思ってしまったのは私だけでしょうか?(柳葉さん、すいません!)

それでは、また何か観たら書き込みします。(今度は「メゾン・ド・ヒミコ」を観る予定にしているんだけど、どうしようかなー?って迷っている次第であります。)

ローレライ

2005-08-26 00:22:53 | 映画 ラ行
ビデオで役所広司、柳葉敏郎、妻夫木 聡、香椎由宇、出演の「ローレライ」を観ました。

●ストーリー
1945年8月、広島に最初の原子爆弾が投下されて間もなく、海軍軍令部作戦課長の浅倉大佐(堤 真一)は、かつての名艦長で現在は閑職に回されていた絹見少佐(役所広司)を呼び出すと、ドイツ降伏後、日本海軍が密かに入手していた潜水艦「伊507」の艦長に任命し、日本を救うため原爆を積んだ爆撃機が離陸するテニアン島への奇襲攻撃を命じる。

定員にも満たない、寄せ集めの乗組員達を厳しい訓練で鍛えながらも、「特攻攻撃は犬死以外の何物でもない」と考える絹見は回天特別攻撃隊の折笠征人(妻夫木聡)にも、特攻を禁じる命令をする。

両親や兄弟達すべてをアメリカの攻撃で喪っている折笠は、自分の特攻で1人でも多くのアメリカ人を道連れにしたいと考えていた為、絹見の命令に素直に従う事は出来ないと感じてしまう。

そんな中、テニアン島へ向かっていた「伊507」を発見した、アメリカ駆逐艦3隻は容赦のない爆雷攻撃を繰り返し、「伊507」を窮地に陥れる。

この危機を回避する為、艦長の絹見は最強と噂されている<ローレライ・システム>の使用を軍属技師・
高須(石黒 賢)に命令するのだが、、、。

●感想
私の原作を読んだ友人達の話しを聞き、あまり期待しないで見たのですが、あらかじめハードルを低く設定していたせいか、そこそこ楽しめてしまいました。

冒頭で乗組員のエピソードの説明が足りないとか、CGが今一つだとか、ラストシーンが呆気な過ぎるとか、原作を読んだ者にとって不満な点は多いですが、「原作と映画は別物!」と割り切ることができればそんなにストレスの溜まる事なく最後まで観る事ができる作品だと私は思います。

パウラの過去を説明する回想シーンは短くまとめ上手く説明してたと思いますし、軍医・時岡役に國岡 準さんを起用したのが成功し、彼の落ち着いた演技のお陰で、この作品全体がしっかり安定していると感じました。

細かい事を言えば、乗組員全員の制服がキレイ過ぎて、リアル感が全く出てませんでした。
そこら辺は制作者側が名作「Uボート」を観てもっと勉強するべきでしたね。
何日も狭い艦内にいて、全員が常にキレイな服を着ているなんて絶対に有り得ないですから、もっと考えて欲しかったです。

あと気付いたのは、原作者が同じである為、大まかなストーリー運びが「亡国のイージス」と同じですよね。

簡単に言えば、「国の最高兵器がクーデターによって、東京を攻撃する危機に陥るが、それを回避する為に愛国心を持った軍の隊員が戦って勝利する」この話しの流れはちょっと、似過ぎですよね。

まさに「亡国のイージス」の縮小版が「ローレライ」だと言ってもいいくらいです。

それによく考えると、現代のイージス・システムが、いわゆる第二次世界大戦中のローレライ・システムであって、これは時代を変えただけで全く同じ物になっています。
これはあえて、原作者であり脚本を受け持った福井さんが意識して作ったところなのかを個人的には聞いてみたいです。

それでも、発想がおもしろいので、「本当にこのローレライ・システムが終戦前に量産体制に入っていたら日本は戦争に負けなかったのになー」と残念に思ってしまう、そんな作品でした。

●採点
私のこの作品に対する評価は75点です。

はっきり言って思っていたよりも、ずーっと良かったですね!
「潜水艦を使った映画にハズレなし」って言葉を無事守ってくれたなって感じました。

また、主役の役所広司さんの熱演に引っ張られて、最後まで適度な緊張感を持ちながら観ることができ「役所広司って、本当にイイ役者だなー」って今更ながら感動してしまいました!

だからこの作品は、「ローレライ」の原作本を読んでいない方と閉所恐怖症でない方におすすめしたいと思います。

最後にどうでもいいことなんですが、「パウラは隠れている間、一体どうやってトイレを済ましていたのだろう?」って思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

アップタウンガールズ

2005-08-25 10:37:44 | 映画 ア行
DVDでブリタニー・マーフィ、ダコタ・ファニング出演の「アップタウンガールズ」を観ました。

●ストーリー
モリー(ブリタニー・マーフィ)は8歳の時、飛行機事故で母と伝説的ロックスターの父を同時に亡くしたが、父の残した莫大な遺産のお陰でニューヨークの高級アパートで優雅な毎日を過ごしていた。

いつもの如く、23歳の自分の誕生日パーティーにも寝坊してしまったモリーに、パーティ会場から親友イングリッド(マーリー・シェルトン)が何度も電話をかけてくる。

やっと目覚まし時計の音で目覚めたモリーは慌てて身支度を整え、タクシーでパーティー会場のクラブに駆けつけると、大勢の友人達の歓迎を受ける。

モリーはクラブの中をみんなに挨拶をして回る中で、友人の何気ない一言に自分の顔のシワのことが気になり化粧室に入ると、独り言をいいながら、鏡で入念に顔のシワのチェックをし始めた。

すると背後から、顔のシワを気にするモリーを意地悪く批判する声が聞こえ、振り返ると、そこは音楽業界の大物・ローマ・シュライン(ヘザー・ロックリア)の娘・レイ(ダコタ・ファニング)がいた。

モリーはレイの言葉にムカつくが彼女を上手くあしらい会場に戻り席に着くと、ステージで歌手を目指すハンサムなニール(ジェシー・スペンサー)がモリーのためにオリジナル曲を歌ってくれた。

すっかりニールに夢中になったモリーは、父トミーの事を話題に出し、強引に彼をアパートに誘い込み、数日を共に過ごすが、モリーの怠惰な生活態度に嫌気がさしたニールは、自分のアパートに帰ってしまう。

ニールが出て行き落ち込むモリーの部屋に様子を見に来たイングリッドが、電気・ガスが止められている事を不審に思い原因を探ると、モリーの父の遺産を管理していた会計士が全てを着服して姿を消していた事が判明する。

突然、全てを失ったモリーはアパートを追い出され、イングリッドの部屋にルームメートとして暮らし始めるが、家賃を払う為にどうしても働かなくてはならなくなる。

これまで働いたことの無かったモリーだが、なんとか友人のヒューイ(ドナルド・フェイソン)の紹介で仕事を見つけるのだが、それはあの生意気な少女・レイの子守り役だった、、、。

●感想
なんて言いましょうか、23歳の子供のような女性と8歳の大人じみた少女の心の結びつきを描いている作品なんですが、私が男であるせいかあまり感動とか共感は出来ませんでした。

お互いに試練があり、それを乗り越えてモリーは大人らしく、レイは子供らしくなって行くのですがそんなに話が盛り上がる訳でも、突飛な方向に進む訳でもなく、オーソドックスな展開に終始しているので、どうしても「こんなものだろう」的な作品に収まってしまい、残念な印象が残ってしまいます。

中にはモリーとレイが2人だけでコーヒーカップに乗るシーンや、発表会でモリーの為にバレーを踊るレイのシーンなど良いところもあるのですが、これだけでは「別に映画にしなくても、テレビドラマで充分じゃないの?」って思ってしまいました。

まぁ、この話の内容で「良いものを見せろ!」って言う方に無理があるのかもしれませんが、女性のパワーが強すぎて、男性があまりにもかすんで見えてしまう、そんな映画でありました。

●採点
私のこの映画に対する評価は50点であります。

評価のほとんどが主役女優2人によるもので、脚本としては10点くらいですねー、、、。

製作者側としては、観客を感動させたかったのでしょうが、脚本の練りが全然足りて無いですね。
せっかく、いい役者を揃えているのですから、もっと内容の有る脚本を作らないともったいないですね、、、。

ですから、この作品はダコタファンか昔、大金持ちだった人にだけおすすめします。

最後にどうでもいいことなんですが、モリーを見て「冷凍庫にお金を入れる程、大金持ちになりたい!」って思ったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

ドラキュラ

2005-08-24 10:27:26 | 映画 タ行
ビデオでゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンス、ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブス出演、フランシス・フォード・コッポラ監督作品「ドラキュラ」を観ました。

●ストーリー
15世紀中頃、ワラキア王ヴラド・ドラキュラ(ゲイリー・オールドマン)は、トルコ軍との絶対的不利とされた戦いで見事勝利を収めるが、最愛の王妃エリザベータ(ウィノナ・ライダー)は、敵の戦略によるヴラド戦死の誤報を信じ、城から川に身を投げ自殺する。

城に戻り、エリザベータの死体を目前にしたヴラドは怒り狂い、神への服従を放棄し、不死の悪魔ドラキュラとなり神への復讐のみに生きることを誓う。

時は過ぎ1897年、イギリス人弁護士ジョナサン・ハーカー(キアヌ・リーヴス)は、急に精神異常になり入院した前任者の同僚レンフィールド(トム・ウェイツ)の代役としてトランシルヴァニアのドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)城に土地売買の契約を結びにやって来ていた。

ミナ(ウィノナ・ライダー/二役)との結婚の為、契約後すぐに帰国する予定だったハーカーだが、ドラキュラ伯爵の巧みな罠に陥れられ、3人の女性吸血鬼に血を吸われ城内に監禁されてしまう。
しかし、愛するミナに会うためハーカーは決死の逃亡を図り、無事に修道院に保護される。

その頃ロンドンでは、まるでエリザベータの生き写しの様なハーカーの婚約者ミナが、ハーカーの身を案じていたのだが、若返った姿に変身したドラキュラ伯爵に出会い、心を惹かれてしまう。

間もなく、ハーカーからの手紙で彼の無事がわかり、結婚のためハーカーの元に旅立つミナは、最後の別れとしてドラキュラ伯爵に手紙を書くのだが、、、。

●感想
この作品は何度かテレビでもやっていて、何度か観ているんですけどねー、なぜか毎回飛び飛びでちゃんと全編通して観たことがなかったんですよねー、だから「いつかちゃんと観よう!」と思っているうちに今に至った訳なんですが、、、。(イヤー、映画って観る機会を逃すとズルズル行っちゃうもんですねー、反省。)

もちろん「面白そうだ!」って記憶があったから観たんですが期待を裏切らない素晴しい出来でした!
俳優だけ見ても、ゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンス、ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブスですからね!面白く無い訳ないんですよ!
それに監督が巨匠フランシス・フォード・コッポラですからね、これこそ「銀河系最強集団」ですよね!

脚本は良く出来ているし、役者はしっかりしているし、監督の演出は上手いしアラを探す方が大変なくらい凄く完成度が高い作品だと思います。

特にドラキュラの不気味さを表現するのに影が使われているのですが、これが本当に上手くて、恐怖心を倍増させてくれます。
また、さまざまなシーンで見られる女性のエロチックさも男性としては見逃せない嬉しい演出だと思いました。

それにラストシーンで見せるゲイリー・オールドマンとウィノナ・ライダーの切ない中にも愛のある別れのシーンは確実に私の脳裏に焼きつく名シーンの一つになりました。

でも一番の見どころはやっぱり、ゲイリー・オールドマンとアンソニー・ホプキンスの怪しい人物をやらせたらハリウッドでも1位、2位を争う演技対決ですよね。

はっきり言って両者とも怖いんですよねー、相手を見つめる時のあの眼が!もう、あの眼で見つめられたら確実に失禁してしまいますよね!もう眼が完全にイッちゃってますから~。
まともな人間が演じているとは思えないくらいに、役になりきっている2人の演技を同時に見れるだけでも、凄く価値のある作品だと私は思います。

●採点
私のこの作品の評価は85点です。

ドラキュラという怪物を主人公にしながらもホラー仕立てにせず、愛する人を忘れられない切ない気持ちを見事に描いた滅多に無い傑作であり、改めてコッポラ監督の凄さを思い知らされる作品でもありました。

また、超人的な力を持っているドラキュラが愛する人を手に入れる貪欲な姿は、凡人である私も少しは見習わなければならないと反省させられました。

という訳で、この作品は本当の愛を探している方や日記をつけるのが大好きな方にオススメします。
(この作品に出てくる人はほとんど日記をつけてるんですよねー、「お前まで日記を書いているのか!」って感じでした。)

最後にどうでもいいことなんですが、「ドラキュラ伯爵の赤いマント長過ぎ!」って思ったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

恋の門

2005-08-23 14:22:27 | 映画 カ行
DVDで松田龍平、酒井若菜、出演の「恋の門」を観ました。

●ストーリー
ある雨の日、石で漫画を描いている貧乏漫画芸術家・蒼木門(松田龍平)は新しいバイト先に向かう途中、道端で理想の石を見つけ拾おうするが、偶然通りかかったOL・証恋乃(酒井若菜)の傘の先で指を突かれケガをする。

出勤途中の恋乃は門の奇妙な行動に驚き、とっさに手にしていたパンを彼に渡し、その場から逃げ出すのだが、心の中では門のルックスを気に入っていた。

手に描いていた地図が雨で消え、指のケガを治療していた門はバイト先に遅刻してしまい会社幹部(尾美としのり)に罵倒されてしまう。
面白くない門が横を向くと、そこには会社の制服を着た恋乃の姿が。そう、偶然にも彼女はここの会社の社員だったのである。

その日の夜、会社内で行われた歓迎会で門が漫画を描いていることを知った恋乃は彼に一層興味を持つ。実は恋乃も同人誌漫画家という裏の顔を持っていたのだ。
漫画という接点で結ばれた二人は恋乃の部屋で飲み直す事となり、勢いでそのまま一夜を共にする。

次の朝、目覚めた門は変てこな服を着ている自分の姿にビックリする。
そう、恋乃は大のコスプレマニアでもあり、ずっと前から憧れのゲームキャラクターのコスプレが似合う男性を探し求めていたのだった。

こうして貧乏漫画芸術家・門とコスプレ漫画家・恋乃の可笑しくて、ピュアな恋愛騒動が幕を開けるのであったが、、、。

●感想
漫画をベースにしているだけあって登場人物も皆個性的で笑わせてくれ、面白いです。
松尾スズキさんの脚本も上手くまとまっており、初めて「松尾スズキ作品」を目にした私は「この人なかなかやるな!」という感想を持ちました。

前半は笑いもストーリーも奇抜で「このままのペースで行けばどうなってしまうのだろう?」とワクワクしていたのですが、物語中盤くらいから勢いが失速し、少しシリアスな話しになってしまい、笑いも減速してしまいます。

だから、どうしても「頭でっかち尻すぼみ」的作品に感じられたのが残念です。
俳優陣はみんな良かったのですが、特に酒井若菜さんの変わり身の激しい演技が一番輝いていました。
しかし、「彼女もいつの間にかこんな一風変わったキャラを演じるのが多くなってしまったなー」としみじみ感じてしまいました。

話しのオチが漫画的過ぎて今一つ納得出来ないモノになっているのが残念ですが、何も考えずにソコソコ笑いたいって方には最良の作品じゃないでしょうか。

●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。

昨日のSEXを難しい言葉で反省し合う制服カップルが個人的には1番好きです。
後はエンディング曲をサンボマスターが歌っているのですが、これも熱くてとても気に入りました。

コミケ会場のデカさとか、そこにやってくるたくさんの人々、同人誌の売り上げの凄さ、コスプレマニアの行動、漫画家のマンガを描くテクニック等々、普通に生活していたのでは決して見ることができないディープな世界を体験でき驚くことばかりで、勉強させてもらいました。

だから、この作品は漫画家、石愛好家、コミケやコスプレマニアにおすすめしたいと思います。

最後にどうでもいいことなんですが、「コスプレ趣味の人って何歳までコスプレをやり続けるのだろう?」って素朴な疑問を感じたのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。





シュレック2

2005-08-22 04:52:45 | 映画 サ行
DVDでドリームワークス制作のCGアニメ「シュレック2」を観ました。

●ストーリー
シュレックとフィオナが、ラブラブのハネムーン旅行からシュレックの住む家へ帰って来ると、家の中には寂しくて勝手に留守番をしているドンキーが、、、。

新婚気分を満喫したいシュレックとフィオナの気持ちなんて、お構いなしに騒ぎ続けるドンキー。
これには、さすがに我慢できないシュレックがドンキーを追い出すと、家の外で騒がしくファンファーレの音が響き渡る。

ビックリしたシュレックとフィオナが表へ出ると、フィオナの両親である「遠い遠い国」の国王と王妃からの使者達が「2人の結婚を祝う舞踏会」への招待状を届けに来ていた。

これには、あまり気の進まないシュレックだったがフィオナの説得に応じ、ドンキーを連れて遥か彼方の「遠い遠い国」へと迎えの馬車で向うことにする。

長い旅路に心底、みんなが飽き飽きした頃、やっと目的地である「遠い遠い国」の城に民衆の大歓迎を受けながら到着するのだが、国王はシュレックをひと目見るなり、あまりの醜さに嫌悪感を表し、食事の席ではシュレックと口論になり2人の関係は最悪の状態になってしまう。

「もし自分の姿が人間だったら、フィオナとの結婚も認められる!」そう思い込んだシュレックは、“妖精のゴッドマザー”の元に相談しに出かけるのであるが、、、。

●感想
いやー、良く出来ていますよねー!感心しました、とても面白いです!
最近のCG技術はスゴイですよね!この作品を観ていて、キャラ達のなめらかな動きにおもわず「これからの映画って俳優いらねーじゃん!」って思ってしまいました。

前作の「シュレック」も劇場で観て好きになったのですが、今回の「シュレック2」は前作を上回るイイ作品になってますね!
ストーリー、カメラワーク、パロディー、音楽、どれをとっても合格点を付けられる作品でした。

特に日本語吹き替えの声優、山寺宏一さんのコミカルかつ軽妙なマシンガントークは本家のエディ・マーフィーとソックリでしたね!
山寺さんも随分、エディ・マーフィーを意識してモノマネしていると思うんですが「多分、エディが日本語でしゃべったらこんな感じなんだろうな」と思い込んでしまうくらい上手かったです!

また映画ファンにはたまらない、他の映画を意識したパロディーシーンも上手くストーリーに折り込んでましたよねー!
私が気付いたのは「ロード・オブ・ザ・リング」「スパイダーマン」「ストリートファイター」「エイリアン」「マスク・オブ・ゾロ」「インディー・ジョーンズ」「ミッション・インポッシブル」「フラッシュダンス」だけだったのですが、アナタはいくつみつけられましたか?

音楽もシュレックの心情を表すように、上手い使われ方をされてましたし、特典映像も中身が濃く、制作する過程や俳優達のアフレコシーンが満載で「本当に細部までキチンと作ってくれてありがとう!」とお礼を言いたくなるような作品でした。

●採点
私のこの作品に対する評価は85点です!(ちなみに前作「シュレック」は80点です。)

「とりあえず観客が楽しめる良い作品を作ろう!」という制作者側のプロフェッショナルな態度が観ている側にもヒシヒシと伝わって来たので、たいへんうれしかったです。

大抵のシリーズ作品は「2作目は1作目を超えられないモノ」なんですが、この「シュレック2」に関しては「珍しく例外的な作品になった」と言えるでしょう!(他にシリーズ化した作品で、私が今までに「2作目の方が良かったなー!」って思えるのは「エイリアン2」くらいですね。)

このストーリーなら、まだまだ続編も作って行けると思いますので、今回のスタッフを代えずに「シュレック3」を制作して欲しいと心から願っております。

と言うことでこの作品は、何も考えず楽しめる映画を探している方なら老若男女を問わず全ての方々にオススメ出来ます!

最後にどうでもいいことなんですが、「チャーミング王子って努力は報われないわ、母親は消えちゃうわで本当に悲惨な人生だなー、、、」って思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。