DVDで、キム・ベイシンガー、ジョン・コーベット、トム・ハンクス 出演の「トラブルINベガス」を観ました。
●ストーリー
金髪のロングヘアーをなびかせて、ピンクのスーツを身にまとい、ピンク・キャデラックで全米を回っている「ピンクレディ化粧品」の優秀な販売員ハーモニー(キム・ベイシンガー)は、今日もホテルでの化粧品の講義を行い顧客を増やす為、懸命に働いていた。
その日の仕事が終わり、一人バーでお酒を飲んでいたハーモニーは、エルヴィス・プレスリーのものまね歌手に「でこぼこの肌を綺麗にしたい」と相談され、彼の楽屋に向かう。
酒の酔いにまかせて、ハーモニーをものにしようと狙っていたものまね歌手だったが、酒を飲みすぎ眠り込んでしまう。
そこに、不運にも自分の飲んでいた酒が身体にかかり、咥えタバコの火が引火してしまい、自分の身体を燃やしてしまう。
それを見つけた、ハーモニーは慌てて火を消そうとするのだが、すでに男の全身に火が回り、消す事ができず、自分が殺人犯人だと疑われるのを恐れ、その場から逃げ出してしまう。
不慮の事故にも関わらず、エルヴィスのものまね歌手を殺してしまったと思い悩むハーモニー。
その頃、FBI捜査官のサル (マイク・スター)とチャーリー(フィル・ルイス)は、エルヴィスのものまね歌手の楽屋から、ハーモニーの口紅のついたティッシュを見つけ、これを手がかりにパソコンで犯人像を割り出していく。
楽屋を逃げ出したハーモニーは、気が動転したまま、友人宅に向かっていると、道端で故障の為に停まっている車を見つける。
母が自動車修理工場を経営していた為に、車に詳しい彼女は、手助けしようとその車に近づくと、その男もまた、エルヴィススーツを着込んだ成り切り野郎だったのだ。
ビックリしたハーモニーだったが、手早くラジエターの穴に愛用の口紅を差込み、応急処置を済ませるのだが、アクセルを踏みエンジンの調子を確かめていた時、エンジンルームを覗き込んでいたエルヴィス成り切り野郎の額に、差し込んでいた口紅が飛び出し、刺さって死亡してしまう。
またしても、彼女の見ている前でエルヴィスの格好をした男が死んでしまい、完全なパニックに陥るハーモニーだったのだが……。
●感想
近所のレンタルショップが100円セールの時に、この作品が新作の棚に残っていたので、借りる事にしました。
DVDパッケージ裏の説明を読むだけでも、「かなりのコメディ映画だ」と感じていたのですが、実際にこの目で観て、「B級色の強いコメディ映画だ!」と思いました。
考えてみると、50歳を過ぎたキム・ベイシンガーがピンクのスーツでピンクのキャデラックに乗っている設定自体が面白いのですが、ここに全くエルヴィスとは似ていない人達が大勢出て来るのですから、ある意味スゴイ作品です。
出てくる人物の殆んどがおバカキャラなので、ギャグマンガを読むつもりで観て欲しいと思います。
印象に残っている、おバカシーンをいくつか挙げると、殺人事件の捜査をしているFBI捜査官がエルヴィス・そっくりさんコンテストに飛び入りで参加し、歌って踊ったり、大勢の成り切りエルヴィスがコンテスト会場の屋上で、急に星に向かってエルヴィス・コールをしたり、バイクで走っていたエルヴィス男の頭に郵便BOXがすっぽりとはまって死んでしまったりと、監督のやりたい事をそのままやってるって感じでした。
しかし、こうしたギャグストーリーの中にも、ハーモニーと広告会社社長マイルス・テイラー(ジョン・コーベット)の可笑しなラブストーリーが、織り込まれており、ハッピーエンドな作品となっております。
私としては、こういった映画でさえ商業作品として成り立ってしまうハリウッドの懐の大きさを感じた作品でもありました。
●採点
私のこの作品に対する評価は60点です。
この作品が劇場公開されている時に、一時は「行こうか」とも思ったのですが、「DVDの100円レンタルで観て正解だったな~」と思ってしまいました。だから、もし、私が劇場で観ていたら、もっと評価を下げた作品だと思います。
エルヴィスに対して、そんなに思い入れの強くない日本人にとっては、少し理解し難い作品のように思えました。
でも、ピンクスーツを着て泣き出すキム・ベイシンガーがオチャメだったり、チョイ役で出演しているトム・ハンクスの死に方が面白かったりと、ジョエル・ズウィック監督の子供の様な遊び心は、素敵だなと思ってしまいました。
だから、この作品はB級おバカムービーが大好きな方と今現在ピンクのキャデラックを愛車として所有している方におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、ジョエル・ズウィック監督は大のエルヴィス・ファンなのだそうですが、この作品を観る限り、どうしてもエルヴィスを小バカにしている様にしか思えなかったは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。
●ストーリー
金髪のロングヘアーをなびかせて、ピンクのスーツを身にまとい、ピンク・キャデラックで全米を回っている「ピンクレディ化粧品」の優秀な販売員ハーモニー(キム・ベイシンガー)は、今日もホテルでの化粧品の講義を行い顧客を増やす為、懸命に働いていた。
その日の仕事が終わり、一人バーでお酒を飲んでいたハーモニーは、エルヴィス・プレスリーのものまね歌手に「でこぼこの肌を綺麗にしたい」と相談され、彼の楽屋に向かう。
酒の酔いにまかせて、ハーモニーをものにしようと狙っていたものまね歌手だったが、酒を飲みすぎ眠り込んでしまう。
そこに、不運にも自分の飲んでいた酒が身体にかかり、咥えタバコの火が引火してしまい、自分の身体を燃やしてしまう。
それを見つけた、ハーモニーは慌てて火を消そうとするのだが、すでに男の全身に火が回り、消す事ができず、自分が殺人犯人だと疑われるのを恐れ、その場から逃げ出してしまう。
不慮の事故にも関わらず、エルヴィスのものまね歌手を殺してしまったと思い悩むハーモニー。
その頃、FBI捜査官のサル (マイク・スター)とチャーリー(フィル・ルイス)は、エルヴィスのものまね歌手の楽屋から、ハーモニーの口紅のついたティッシュを見つけ、これを手がかりにパソコンで犯人像を割り出していく。
楽屋を逃げ出したハーモニーは、気が動転したまま、友人宅に向かっていると、道端で故障の為に停まっている車を見つける。
母が自動車修理工場を経営していた為に、車に詳しい彼女は、手助けしようとその車に近づくと、その男もまた、エルヴィススーツを着込んだ成り切り野郎だったのだ。
ビックリしたハーモニーだったが、手早くラジエターの穴に愛用の口紅を差込み、応急処置を済ませるのだが、アクセルを踏みエンジンの調子を確かめていた時、エンジンルームを覗き込んでいたエルヴィス成り切り野郎の額に、差し込んでいた口紅が飛び出し、刺さって死亡してしまう。
またしても、彼女の見ている前でエルヴィスの格好をした男が死んでしまい、完全なパニックに陥るハーモニーだったのだが……。
●感想
近所のレンタルショップが100円セールの時に、この作品が新作の棚に残っていたので、借りる事にしました。
DVDパッケージ裏の説明を読むだけでも、「かなりのコメディ映画だ」と感じていたのですが、実際にこの目で観て、「B級色の強いコメディ映画だ!」と思いました。
考えてみると、50歳を過ぎたキム・ベイシンガーがピンクのスーツでピンクのキャデラックに乗っている設定自体が面白いのですが、ここに全くエルヴィスとは似ていない人達が大勢出て来るのですから、ある意味スゴイ作品です。
出てくる人物の殆んどがおバカキャラなので、ギャグマンガを読むつもりで観て欲しいと思います。
印象に残っている、おバカシーンをいくつか挙げると、殺人事件の捜査をしているFBI捜査官がエルヴィス・そっくりさんコンテストに飛び入りで参加し、歌って踊ったり、大勢の成り切りエルヴィスがコンテスト会場の屋上で、急に星に向かってエルヴィス・コールをしたり、バイクで走っていたエルヴィス男の頭に郵便BOXがすっぽりとはまって死んでしまったりと、監督のやりたい事をそのままやってるって感じでした。
しかし、こうしたギャグストーリーの中にも、ハーモニーと広告会社社長マイルス・テイラー(ジョン・コーベット)の可笑しなラブストーリーが、織り込まれており、ハッピーエンドな作品となっております。
私としては、こういった映画でさえ商業作品として成り立ってしまうハリウッドの懐の大きさを感じた作品でもありました。
●採点
私のこの作品に対する評価は60点です。
この作品が劇場公開されている時に、一時は「行こうか」とも思ったのですが、「DVDの100円レンタルで観て正解だったな~」と思ってしまいました。だから、もし、私が劇場で観ていたら、もっと評価を下げた作品だと思います。
エルヴィスに対して、そんなに思い入れの強くない日本人にとっては、少し理解し難い作品のように思えました。
でも、ピンクスーツを着て泣き出すキム・ベイシンガーがオチャメだったり、チョイ役で出演しているトム・ハンクスの死に方が面白かったりと、ジョエル・ズウィック監督の子供の様な遊び心は、素敵だなと思ってしまいました。
だから、この作品はB級おバカムービーが大好きな方と今現在ピンクのキャデラックを愛車として所有している方におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、ジョエル・ズウィック監督は大のエルヴィス・ファンなのだそうですが、この作品を観る限り、どうしてもエルヴィスを小バカにしている様にしか思えなかったは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。