試写会で、ソン・イェジン、チョン・ウソン 出演の「私の頭の中の消しゴム」を観ました。
●ストーリー
建設会社の社長令嬢・スジン(ソン・イェジン)は、自分の勤めるアパレル会社の上司・ヨンミン(ペク・チョンハク)と不倫の末に駆け落ちの約束をし、彼がやって来るのを一人、駅で待っていたのだが結局ヨンミンは現れなかった。
失意の中、スジンはコンビニに立ち寄りコーラを買うが財布と共にレジに置き忘れてしまう。
その事をバスを降りる時に気付いたスジンは急いでコンビニに引き返す。
偶然にもスジンがコンビニに入ろうとした時、コーラを片手に持ち、無精ヒゲを生やした無愛想な男・チョルス(チョン・ウソン)と鉢合わせになり、レジにコーラが残されていないのを確認したスジンは自分の買ったコーラをチョルスが持って行こうとしているものだと思い込み、チョルスが持っていたコーラを取り上げ、一気に飲み干し、空になった缶をチョルスに渡すと笑顔を残し立ち去った。
数日後、スジンは建築会社社長の父と共に工事現場に立ち寄った時、偶然にも先日コンビニで出会ったチョルスが作業員として働いているのを目撃し、恋心を持ってしまう。
翌日、スジンの勤めるアパレル会社のテナント工事を請け負っていた工務店が倒産し、工事が進まず困ったスジンは父に助けを求め、作業員を1人送ってもらう事になる。
偶然にも、やって来た作業員がチョルスだった為、ビックリしたスジンは、工事の指示を上司に任せて、自分は慌てて身を隠すのだったが、スジンが自動販売機でコーラを買い飲もうとした時、急にやって来たチョルスにコーラを取り上げられ、アッと言う間にすべて飲み干されるのだった……。
●感想
「世界の中心で愛をさけぶ」や「解夏」でお馴染みとなった「愛する人が難病になった時、あなたはどうしますか?」を問う内容の映画で、男らしいチョン・ウソンと天真爛漫で愛らしいソン・イェジンの演技に何度も涙を流しそうになりました。
この原作は読売テレビが制作した「Pure Soul~君が僕を忘れても~」が原作となっているらしく、チョン・ウソンが映画のプロモーションで来日した際、原作の主演をした永作博美さんに花束をもらったりしています。
作品は、前半をスジンとチョルスの出会いから結婚に至るまでの幸せなエピソードを時間をかけ描いている為、中盤から後半へかけてスジンの「若年性アルツハイマー」の症状がだんだん重くなっていく毎に、二人のお互いを思いやる「愛」が切なく感じ、何度も涙を流しそうになりました。
もちろん、試写会場でもストーリーが進むにつれ、あちらこちらから鼻をすする音が多く聞こえて来たのは言うまでもありません。
私が思うにこの映画の良い所は、主役にチョン・ウソンとソン・イェジンを起用した事でしょうね。
スジンとの出会いを通して、服装や身だしなみの変化から憎んでいる実の母に「許し」を与える心に行き着くまでの無骨で優しいチョンスをチョン・ウソンは実に上手く演じていますし、天真爛漫でありながらも難病を抱え、次第に愛するチョンスの事さえも忘れてしまう悲劇のヒロイン・スジンを演じたソン・イェジンは終始、愛おしくてたまりませんでした。
●採点
私のこの作品に対する評価は85点です。
あまり私の好きなジャンルの映画では無いのですが、何度も泣きそうになりました。
それでも、さすがに劇場で観ていた為、人目を気にして涙は流しませんでした。
でも、1人でDVDで観ていたとしたら、確実に泣いていたでしょうね。
それくらい胸が痛くなる、切ないシーンが多かった作品であります。
その中でも、ラストシーンでチョンスがスジンに向かって言う、初めての「愛してる」の一言は、とても重く心に響き印象に残りました。
だから、この作品は切ない純愛映画を観たい方とファミリーマートで出会い、恋愛を始めたカップル達におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「スジンが病気のままで家を出て行ったのにも係わらず、良く無事でお父さんの所までたどり着けたな~」と思ってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。
●ストーリー
建設会社の社長令嬢・スジン(ソン・イェジン)は、自分の勤めるアパレル会社の上司・ヨンミン(ペク・チョンハク)と不倫の末に駆け落ちの約束をし、彼がやって来るのを一人、駅で待っていたのだが結局ヨンミンは現れなかった。
失意の中、スジンはコンビニに立ち寄りコーラを買うが財布と共にレジに置き忘れてしまう。
その事をバスを降りる時に気付いたスジンは急いでコンビニに引き返す。
偶然にもスジンがコンビニに入ろうとした時、コーラを片手に持ち、無精ヒゲを生やした無愛想な男・チョルス(チョン・ウソン)と鉢合わせになり、レジにコーラが残されていないのを確認したスジンは自分の買ったコーラをチョルスが持って行こうとしているものだと思い込み、チョルスが持っていたコーラを取り上げ、一気に飲み干し、空になった缶をチョルスに渡すと笑顔を残し立ち去った。
数日後、スジンは建築会社社長の父と共に工事現場に立ち寄った時、偶然にも先日コンビニで出会ったチョルスが作業員として働いているのを目撃し、恋心を持ってしまう。
翌日、スジンの勤めるアパレル会社のテナント工事を請け負っていた工務店が倒産し、工事が進まず困ったスジンは父に助けを求め、作業員を1人送ってもらう事になる。
偶然にも、やって来た作業員がチョルスだった為、ビックリしたスジンは、工事の指示を上司に任せて、自分は慌てて身を隠すのだったが、スジンが自動販売機でコーラを買い飲もうとした時、急にやって来たチョルスにコーラを取り上げられ、アッと言う間にすべて飲み干されるのだった……。
●感想
「世界の中心で愛をさけぶ」や「解夏」でお馴染みとなった「愛する人が難病になった時、あなたはどうしますか?」を問う内容の映画で、男らしいチョン・ウソンと天真爛漫で愛らしいソン・イェジンの演技に何度も涙を流しそうになりました。
この原作は読売テレビが制作した「Pure Soul~君が僕を忘れても~」が原作となっているらしく、チョン・ウソンが映画のプロモーションで来日した際、原作の主演をした永作博美さんに花束をもらったりしています。
作品は、前半をスジンとチョルスの出会いから結婚に至るまでの幸せなエピソードを時間をかけ描いている為、中盤から後半へかけてスジンの「若年性アルツハイマー」の症状がだんだん重くなっていく毎に、二人のお互いを思いやる「愛」が切なく感じ、何度も涙を流しそうになりました。
もちろん、試写会場でもストーリーが進むにつれ、あちらこちらから鼻をすする音が多く聞こえて来たのは言うまでもありません。
私が思うにこの映画の良い所は、主役にチョン・ウソンとソン・イェジンを起用した事でしょうね。
スジンとの出会いを通して、服装や身だしなみの変化から憎んでいる実の母に「許し」を与える心に行き着くまでの無骨で優しいチョンスをチョン・ウソンは実に上手く演じていますし、天真爛漫でありながらも難病を抱え、次第に愛するチョンスの事さえも忘れてしまう悲劇のヒロイン・スジンを演じたソン・イェジンは終始、愛おしくてたまりませんでした。
●採点
私のこの作品に対する評価は85点です。
あまり私の好きなジャンルの映画では無いのですが、何度も泣きそうになりました。
それでも、さすがに劇場で観ていた為、人目を気にして涙は流しませんでした。
でも、1人でDVDで観ていたとしたら、確実に泣いていたでしょうね。
それくらい胸が痛くなる、切ないシーンが多かった作品であります。
その中でも、ラストシーンでチョンスがスジンに向かって言う、初めての「愛してる」の一言は、とても重く心に響き印象に残りました。
だから、この作品は切ない純愛映画を観たい方とファミリーマートで出会い、恋愛を始めたカップル達におすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「スジンが病気のままで家を出て行ったのにも係わらず、良く無事でお父さんの所までたどり着けたな~」と思ってしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。