第131回直木賞受賞、奥田英朗著作『空中ブランコ』を読み終わりました。
最近は映画鑑賞から少し離れて読書に力を入れているのですが、そのきっかけとなったのが奥田英朗氏の原作で映画化された『イン・ザ・プール』でした。
物語は総合病院の御曹司で、ハチャメチャな精神科医・伊良部一郎が、一風変わった精神病を持った患者達と出会い、通院や行動を共にすることで病気が完治していく過程をおもしろおかしく描いています。
私が興味を惹かれたのは、伊良部一郎のキャラクターなんです。
中年で見た目も冴えないデブおやじなんですが、5歳児のような行動力と人の心にいつの間にか入り込んでしまう純真さ?が物凄くギャップがあり、とにかく可笑しいのです。
文章は読み易く書かれていますし、5つの短編で構成されているので直ぐに読み終える事が出来ると思います。
文体も無駄な表現がなく、短い文章でまとめられている所に奥田英朗さんの才能を感じました。
これは、奥田英朗さんが元コピーライターだったという事にも大いに関係しているんでしょうね。
今後も本作の様なユーモアがあり、読み易い作品がどんどん直木賞を獲ってくれる事を個人的には願っております。
予想通り『空中ブランコ』も面白かったので、こちらも『イン・ザ・プール』と同じスタッフとキャストで映画化して欲しいと思います。
今後は読書にも力を入れ、映画同様にレビューを残していきたいと考えておりますので宜しくお願いします。
ちなみに、この次はリリー・フランキーさんの『東京タワー』を読むつもりでいます。
それでは、また何か読んだら書き込みます。
最近は映画鑑賞から少し離れて読書に力を入れているのですが、そのきっかけとなったのが奥田英朗氏の原作で映画化された『イン・ザ・プール』でした。
物語は総合病院の御曹司で、ハチャメチャな精神科医・伊良部一郎が、一風変わった精神病を持った患者達と出会い、通院や行動を共にすることで病気が完治していく過程をおもしろおかしく描いています。
私が興味を惹かれたのは、伊良部一郎のキャラクターなんです。
中年で見た目も冴えないデブおやじなんですが、5歳児のような行動力と人の心にいつの間にか入り込んでしまう純真さ?が物凄くギャップがあり、とにかく可笑しいのです。
文章は読み易く書かれていますし、5つの短編で構成されているので直ぐに読み終える事が出来ると思います。
文体も無駄な表現がなく、短い文章でまとめられている所に奥田英朗さんの才能を感じました。
これは、奥田英朗さんが元コピーライターだったという事にも大いに関係しているんでしょうね。
今後も本作の様なユーモアがあり、読み易い作品がどんどん直木賞を獲ってくれる事を個人的には願っております。
予想通り『空中ブランコ』も面白かったので、こちらも『イン・ザ・プール』と同じスタッフとキャストで映画化して欲しいと思います。
今後は読書にも力を入れ、映画同様にレビューを残していきたいと考えておりますので宜しくお願いします。
ちなみに、この次はリリー・フランキーさんの『東京タワー』を読むつもりでいます。
それでは、また何か読んだら書き込みます。