Rohi-ta_site.

私、Rohi-taの映画の感想(ネタバレ有り!)と日常を報告するページです。

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

2006-07-24 21:41:37 | 映画 ハ行
映画館で、出演: ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ビル・ナイ/ステラン・スカルスガルド/ジャック・ダヴェンポート/ケヴィン・マクナリー/ナオミ・ハリス/ジョナサン・プライス/マッケンジー・クルック/トム・ホランダー/リー・アレンバーグ/ジェフリー・ラッシュ/脚本:テッド・エリオット/テリー・ロッシオ/監督:ゴア・ヴァービンスキー/作品『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を観ました。

●感想
 ・先週行われていた、先行上映に行きたかったのですが体調を崩してしまい、本日やっと観て参りました。

 ・行く前に色々なブログをチェックして覚悟をしていたのですが、やっぱり上映時間151分は長いですね~。デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)が登場してから面白くなってくるのですが、それまでにちょっと時間を掛け過ぎる感じがしました。前半の島の原住民に捕まるエピソードは、ジャック(ジョニー・デップ)や ウィル(オーランド・ブルーム)の脱出シーンは面白いのですが、その他は別にどうでもいいような内容なので、もっと短くして欲しかったです。

 ・良かったのは、デイヴィ・ジョーンズやその手下達の海洋生物をイメージした特殊メーキャップでした。ハンマーヘッドシャークやヤドカリなどをイメージさせたものは、とてもユニークでしたし、ウィルの父親の顔に付いているフジツボが動いたり、時間が経つ毎に数が増えていく細かな変化は手が込んでいて面白かったです。

 ・あとはデイヴィ・ジョーンズのフライング・ダッチマン号が潜水して行くシーンのカメラアングルが迫力があったのと、転がる水車の上でのジャック、ウィル、ジェームズ(ジャック・ダヴェンポート)の三つ巴の戦いは見応えがあったと思います。

 ・それと忘れてならないのが、ビル・ナイもほとんど誰が演じているのか分からないデイヴィ・ジョーンズを迫力のある目の演技で好演しています。彼みたいに大御所になれば、顔の出ない役は断ってもよさそうなのに『アンダーワールド』でのヴァンパイア役といい彼って化け物を演じるのが好きみたいですね。

 ・全体的な内容としては、何だかビミョーでしたね。クラーケンに何度も船を襲わせてストーリーを盛り上げようとしたのでしょうが、さすがに3度目にブラックパール号を襲って来た時には「また、大ダコ出すのかよ!」とツッコンでしまいました。

 ・次回作の撮影も決っていたので、本作はその繋ぎに過ぎない感じでした。その中で、エリザベス(キーラ・ナイトレイ)のジャックへの微妙な感情は、ウィルを含めて今後どうなって行くのかが楽しみです。

●採点
 ・私的評価……60点(前作が面白かった事もあり、そこそこ期待していたのですが、ギリギリ合格点といった感じでした。エンドロールの後に、少しだけ映像が残っているのを知っていたので、クソ長い時間を我慢したのですが、ハッキリ言って「しょーもない……」です。観ても観なくても差し支えがないので、エンドロールの長さに我慢出来ないと思った方はサッサと劇場を後にした方がいいと思います。)

 ・と言う訳でこの作品は、ゴキブリなみの生命力を持ったジャック・スパロウのオチャメな活躍を楽しみたい方とタコお化けが弾くピアノの音色を聴いてみたい方におすすめ致します。

 ・最後にどうでもいいことなんですが、「クラーケン」の足がとても美味そうに見えたので、帰りにたこ焼き屋を探してしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。


最新の画像もっと見る