Rohi-ta_site.

私、Rohi-taの映画の感想(ネタバレ有り!)と日常を報告するページです。

2005年度公開映画、私的ベスト5作品!!

2005-12-31 18:43:03 | Weblog
皆様、如何お過ごしでしょうか?
今年も『Rohi-ta_site.com』をご覧頂き誠にありがとうございました。

今年2005年も今日1日を残すだけとなってしまいました。
そこで、他のサイトやブログでもたくさんやっていますが、それをマネて2005年度に劇場公開された映画の中で私が観たベスト5作品と次点、そしてワースト1を発表したいと思います!

■洋画部門

ベスト1★チャーリーとチョコレート工場
(ティム・バートン監督&ジョニー・デップのコンビにすっかりヤラれてしまった。ブラックユーモアの中に感動できるエピソードがあり、とても満足した。ウンパ・ルンパの登場音楽を聴くだけでもワクワクする。邦画を合わせても堂々の本年度ベスト1作品です!)

   2★Ray レイ
(DVDで鑑賞しブログには書いてないのだが、レイ・チャールズの数奇な運命を主演のジェイミー・フォックスが生き写しの様に見事に演じきっているのに感動した。)

   3★シン・シティ
(実写にマンガの背景映像をミックスしたこれまでに観たことの無い映像にビックリし、ド派手なアクションシーンの連続に何度も興奮してしまった。これまでと違った「デヴォン青木」のクールな殺し屋の印象が強く残った。)

   4★キング・コング
(実写とCGの合成が素晴らしく、セットの細やかな所にもピーター・ジャクソン監督のこだわりが伝わって来た。コングの格闘シーンの迫力は是非劇場で観て欲しいです。私も年明けに再び劇場に足を運びます!)

   5★スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
(シリーズ最終作という事で期待を裏切らない出来でした!アナキンとオビ・ワンの死闘は今でも頭に焼き付いています。ダースベーダー誕生のシーンにも鳥肌が立ちました!)

  次点★SAW2
    ★シンデレラマン
    ★私の頭の中の消しゴム
    ★さよなら、さよならハリウッド
    ★イン・ハー・シューズ
    ★コンスタンティン
    ★バットマン ビギンズ
    ★レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
    ★ARAHAN アラハン

ワースト1
    ★エリザベスタウン
(私も今年、父親を亡くしたので期待をして観に行ったのですが、主人公の父親が死んだというのにチャラチャラした行動が理解出来ず、アメリカとの葬儀の違いにビックリしました。ストーリーも何が言いたいのかハッキリせず、感動するどころか途中からかなりの眠気に襲われました。)
■邦画部門

ベスト1★ALWAYS 三丁目の夕日
(『昭和30年代の東京をリアルに再現しようとしている製作スタッフの意気込みが凄く感じられた。ストーリーにも人々の優しさが感じられ、心が癒された。山崎 貴 監督の巧みなCG使いも素晴らしい!)

   2★サマータイムマシン・ブルース
(タイムマシーンを題材に時間軸を巧みに使った笑える作品だった。登場する大学生達のお気楽で楽しそうな雰囲気が良い。ストーリーの伏線の張り方が上手いと感じた。)

   3★乱歩地獄
(予想を超えたエロとグロの世界に興奮してしまいました。4本のオムニバスムービーで監督もバラバラなんですが、それぞれに「乱歩の世界」を上手く再現しているのが良かったと思います。浅野忠信の演技力にもビックリさせられた。)

   4★運命じゃない人
(今と数時間前とを前後させて様々な人が絡むエピソードを上手く繋げて何度も笑える面白い作品に仕上げている内田けんじ監督の力量にビックリした。彼の今後の作品にも注目して行きたいと思っています。)

   5★同じ月を見ている
(復活した窪塚洋介を観に行ったのに、ドン役のエディソン・チャンの切ない瞳の演技にやられてしまった。ドンの自己犠牲の優しさと純真な心に思わず目頭が熱くなってしまいました。)

  次点★8月のクリスマス
    ★フライ,ダディ,フライ
    ★空中庭園     
    
ワースト1
    ★ノロイ    
(ウェブを使って本当にあった事件の様に装い、主人公の作家が実在するかの様に思わせる為にニセのホームページまで作るという、人をバカにしたようなセコい宣伝の方法が大嫌いだ。それでも、ストーリーが面白ければ良いのだが、変なキャラは出てくるわ、合成したCGはショボいわ、内容も意味不明だわで見る所無しの作品だった。出来は『エリザベスタウン』よりも遥かに下で2005年度の実質的なワースト1作品である。)

●総評
洋画、邦画共にベスト1はダントツで直ぐに決定しました。

洋画は、私がアクション映画好きという事もあり、こういう結果になったのですが、その中でも2位に入った『Ray レイ』はジェイミー・フォックスの熱演がとても印象深かったです。

邦画は1位『ALWAYS 三丁目の夕日』と5位『同じ月を見ている』が感動作品、2位『サマータイムマシン・ブルース』と4位『運命じゃない人』が面白い作品、3位の『乱歩地獄』がエロ・グロ作品と様々なジャンルの作品が観れて良かったなと思っています。

来年も出来るだけ劇場に足を運び、1本でも多くの作品のレビューを書いていきたい!と思っていますので今後も応援の程、宜しくお願い致します。

それでは、ご覧頂いた皆様にとりまして2006年が素晴らしい年になります様にお祈りして、失礼させて頂きます。

来年も良いお年を!

ブレイド3

2005-12-30 21:26:25 | 映画 ハ行
DVDで、出演:ウェズリー・スナイプス/クリス・クリストファーソン/ドミニク・パーセル/ジェシカ・ビール/ライアン・レイノルズ/監督・脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー/作品『ブレイド3』を観ました。

●ストーリー
ある夜、ブレイド(ウェズリー・スナイプス)はヴァンパイア達の仕掛けた罠に嵌り、ヴァンパイアの奴隷と化した人間を射殺する現場をビデオに撮られ、連続殺人犯としてFBIに追われる身となる。

間もなくアジトをFBIに襲われ、銃撃戦の中で相棒のウィスラー(クリス・クリストファーソン)を亡くし、ブレイド自身もFBIに捕まってしまう。

FBIを利用したヴァンパイア達に窮地に追い込まれるブレイドだが、その窮地をウィスラーの娘・アビゲイル(ジェシカ・ビール)とヴァンパイアハンターのハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)に救出される。

ウィスラーにブレイドを助ける様に言われていたアビゲイルは、彼女の仲間のヴァンパイアハンター集団“ナイトウォーカー”のアジトにブレイドを案内する。

そこでブレイドは、ヴァンパイア達が彼らの始祖ドレイク(ドミニク・パーセル)を4000年の眠りから目覚めさせ、人類制覇を実行に移したという事実を告げられるのであった……。

●感想
ヴァンパイアを題材にした映画が好きで『ブレイド』もこれまでの2作を観ていたので楽しみにしていたのですが、最終作の割りには、ちょっと面白味に欠けた内容だったと思います。

冒頭でヴァンパイア達と戦闘するシーンは迫力があり、自然と画面に引き込まれたのですが、これまでの最強の敵とされた「ドレイク」にイマイチ強さを感じず、ドレイクを演じたドミニク・パーセルにも魅力を感じず、私には「ガタイのいい普通のオッチャン」にしか見えませんでした。

どちらかと言えば、「ハンニバル・キング」を演じたライアン・レイノルズの方が長身で目が鋭かったので、『彼が「ドレイク」を演じた方が迫力があったんじゃないのかなぁ~』って思ってしまいました。

劇中で目立っていたのは、ジェシカ・ビールでしたね。
彼女はガタイがいいので、普通の女性を演じるよりはアクションシーンが多い役の方が似合う様に思うので、彼女を主役としたアメリカンコミックのヒロイン映画を作ってみるのも面白いかも知れませんね。

その他では、銃やナイフのデザインがカッコイイのとゾーイ役の女の子の演技がシッカリしているのに感心させられました。

●採点
私のこの作品に対する評価は55点です。

前2作と比べると目新しいアクションシーンが無いので、どうしても全体的に迫力不足でパワーダウンを感じてしまいました。

ストーリーもドレイクの行動に理解出来ない所が多く、あっさりとブレイクにやられてしまったので、どこが「シリーズ最強の敵」なのか?最後までさっぱり分かりませんでした。

と言う訳でこの作品は、戦うジェシカ・ビールに興味がある方と昼間にやたらと走り回るヴァンパイアの始祖を観たい方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、この作品の出来を観て「これ以上の続編は、やっぱりもういらないな~!」って心の底から思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

キング・コングができるまで/製作日記

2005-12-28 23:18:26 | 映画 カ行
DVDで、出演:『キング・コング』ピーター・ジャクソン監督及びキャスト、スタッフ一同の『キング・コングができるまで/製作日記』を観ました。

●内容
映画『キング・コング』の撮影初日から最終日までの、およそ8ヶ月間の撮影現場の裏側を3時間半のDVD2枚組みに収録したメイキング映像で、キャストやスタッフ達の仕事ぶりをたっぷり楽しめる作品です。

●感想
いや~、やっと観終わりました。
DVD2枚組みともなると、さすがに見応えがありますね。

ピーター・ジャクソン監督や専門のスタッフ、出演者がカメラの前で解説してくれるので、とても分かり易いです。

まず、撮影はスカル島に向かう船上シーンから始まり、ジャック・ブラックやエイドリアン・ブロディが何千ガロンもの水を浴びながら、必死で演技をしています。

このシーンではダンプタンクという装置が使われていて、約3分で数千ガロンの水を貯め、スイッチ一つで一挙に流す事が出来るので、海の嵐のシーンではよく使用されるそうです。

船内の狭いシーンの撮影には精密なセットが作られ、太陽光をリアルに再現する為に、照明スタッフが天井に穴を開けてライトを当てていました。

船上で波に揺られるシーンでは事前にCGで作られた動きをナオミとエイドリアンがそれを真似て演技をする「プレCG」という手法が使われていました。

この手法は現代のハリウッドではよく使われているそうで、ピーター・ジャクソン監督は他の多くのシーンでも事前に動きをCGで作って演技指導していました。

スカル島のコングが現れるゲートや岩山は野外にコンテナを土台にして巨大なセットが作られており、あまりの大きさにオーストラリア国内のコンテナだけでは足りなかったと言うから驚きです。

ニューヨークのシーンのセットは細やかな所まで、当時の写真を元に緻密に作られており、牛肉店の肉も実際の牛肉を型取りして作り、車は当時のものを借りてきて、洋服は衣装係が全て作ったそうです。

また建物は、タイムズ・スクエアからヘラルド・スクエアに効率よく作り変える為に2年前からセット作りの検討がされていたそうです。

ニューヨークの街に出たコングの足元をジャックが車で逃げるカーアクションは、運転の上手さを買われたエイドリアン本人が実際に運転しているため、迫力が増して良いシーンになったとピーター・ジャクソン監督が嬉しそうな顔をしていました。

ナオミがコングにつかまれるシーンではグリーンバックに巨大なアームに固定され、1日中演技をした事もあったそうです。

そのコングのモーションキャプチャー役もアンディ・サーキスが演じていたので、ナオミの視線の先にはいつもコングの特製スーツを着たアンディが必死の表情で演技をしていたそうです。

劇中でコングと死闘を繰り広げる、3頭のT-レックスは親子の設定で、父・母・息子だそうです。

このT-レックスをCGで作るのに、まずイラストが描かれ、それを元にCGで動きが作られ、忠実なCGに仕上げる為に模型まで作られるという気合の入れ様でした。

コングは生きている様にに見せる為に製作に2年を要し、ナオミのCGも最新技術で本物そっくりに作られていました。

●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。

それぞれの部門でプロフェッショナルな働きを見せる素晴らしいスタッフがいたからこそ出来上がった素晴らしい映画だと改めて思いました。

そんな、大勢のスタッフに様々な質問や確認を求められて、全てに回答していくだけでも映画監督というのは大変な仕事だという事が分かりました。

ピーター・ジャクソン監督は、撮影だけじゃなく編集という作業も時間の合間に行っていたので、作業としては本当にハードで、こんな事を8ヶ月も続けたら激ヤセするのも当然だと感じました。

撮影現場の苦労や凄さを詳しく観る事が出来て、とても嬉しかったのですが、欲を言えばCGの合成課程や視覚効果を編集している所も詳しく見せて欲しかったです。

という訳でこの作品は、DVDの特典映像のメイキングシーンを観るのが大好きな方と「3時間半のメイキングDVDが2枚組みで1980円はお買い得だ!」と思って方にオススメ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、『キング・コング』の撮影中に『KING KONG SON OF KONG』と『KING KONG INTO THE WOLF'S LAIR』の2本の続編の撮影が一挙に決まり、喜んでいるピーター・ジャクソン監督を見て「この人、このまま行ったらすぐに体重50キロ台になるだろうなぁ~」って、苦労をしても映画を作り続けるピーター・ジャクソン監督の映画にかける熱意に頭が下がる思いをしたのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

ご声援ありがとうございました!「着信御礼!ケータイ大喜利」無事終了!

2005-12-27 01:59:18 | Weblog
え~、先程「着信御礼!ケータイ大喜利」が無事終了しました。
初参加で何とか1個読まれたのですが、残念にもアンテナ2本でした。

審査委員長の板尾さんの裁量で判定されるので、板尾さんのツボにハマるかどうかがポイントでした。
この板尾さんのツボにハメるのは、メチャクチャ難しいです!

とりあえず、放送中に読まれましたので、ステッカーをもらえるみたいです。
次回は春に予定されているみたいなので、今度はキッチリとリベンジを果たしたいと思っております!

応援頂いた皆様、誠にありがとうございました。

ちなみに私が読まれた作品は
●お題2 行くたびに「何かイラつくな~」というコンビニって?
 回答→→(肉まんとあんまんの違いを割って調べる。)でした。
*メモせずに送っていたので、ちょっと違うかも……。

それでは、また!

輪廻

2005-12-26 22:44:13 | 映画 ラ行
試写会で、出演:優香/香里奈/椎名桔平/杉本哲太/小栗 旬/原作:大石 圭/脚本:清水 崇/安達正軌/監督:清水 崇/作品『輪廻』を観ました。

●ストーリー
今から35年前、あるホテルで11人もの犠牲者を出す大量無差別殺人事件が発生した。

ホラー作品を得意とする映画監督の松村(椎名桔平)は、この題材を映画化すべく出演者のオーディションを行っていた。

その中で1人の新人女優・杉浦 渚(優香)が目に留まり、彼女を主演に抜擢する。

渚は初の映画で主役に決まり、喜んでいたのだが、次第に人形を抱いた不思議な少女の幻影に悩まされる様になる。

クランク・イン初日、スタジオに集まった出演者やスタッフの前で配役が発表された。
渚が演じる事になったのは、11人を惨殺した後、自殺を図った犯人・大森(治田 敦)の娘役だった。

その娘の写真がホワイトボードに貼り出された瞬間、渚は息を呑んだ。
犯人・大森の娘は、渚が幻影で見た人形を抱いた少女そのものだったのだ……。

●感想
正直言って、試写会の前までは「主役が優香ちゃんで大丈夫なのかなぁ~」って不安だったのですが、いざ上映が始まると普段の笑顔を捨て去った「女優・優香」がしっかりとした演技を見せてくれたので、最後まで安心して観る事が出来ました。

謎の人物が背後を通り過ぎて行ったり、顔色の悪い子供が出て来たり、背後から手が出て来たり等の恐怖を煽る演出が『呪怨』とカブっていて、目新しさを感じず『呪怨』を観ている私にはそれほど怖さを感じる作品ではありませんでした。

それでも題材が「輪廻転生」や「前世」といった私が現在、興味を持っているものだったので好感を覚え、前半で優香ちゃんを上手く使い、観客をミスリードして行く清水 崇監督の構成力には非凡なものを感じました。

観ている途中で疑問に思ったのは、「どうして監督の松村は少女の兄を演じる役者をキャスティングしなかったのか?」「弥生(香里奈)はどの様な役割なのか?」「少女が渚に何度も語りかける『ずっと一緒だよ』とは何を表しているのか?」等でしたが、これら全てが物語を一変させる重要なキーポイントになっていますので、これから本作を観る予定の方は、頭の片隅にでも置いてもらえたら素直に楽しめると思います。

●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。

この作品を観ていて思ったのですが、どうも私は清水 崇監督が映し出す少し色褪せた映像のトーンが好きみたいです。

それと最後まで観客をだまし続ける為に、よく考えられて脚本が作られているに好感を覚え、「原作の出来はどうなんだろう?」と読んで比較してみたくなりました。

しかし、昼間の道の真ん中で死人を歩かせたり、『リング』の貞子を思わせる奇妙な死人の動きが目に付き、今後、清水 崇監督がホラー映画を作り続けるのなら、「もう少し変わった演出が必要じゃないのかなぁ~」って不安に思ってしまいました。

と言う訳でこの作品は、普段の笑顔を捨て恐怖に怯え続ける「女優・優香」を観たい方と「前世での自分の死に方を記憶している」という方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、「後半で、面白いどんでん返しを見せ様と努力している感じが伝わって来る邦画に久しぶりに出会ったなぁ~」って製作者の皆さんに敢闘賞をあげたくなったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。


さぁ!『着信御礼!ケータイ大喜利』、今日本番!!

2005-12-26 12:40:38 | Weblog
待ちに待った『着信御礼!ケータイ大喜利』が本日、総合テレビで生放送されます!

現在、発表されているお題は
●「昨夜のクリスマスパーティー、いまいち盛り上がらなかった。なぜ?」ですが、全部で5題用意されているそうです。
詳しい事はコチラ→http://www.nhk.or.jp/o-giri/

携帯電話さえあれば、誰でも参加できるので面白いネタが浮かんだら、皆さんにもドシドシ応募して欲しいと思います。

私も「ロヒータ」というニックネームで参加し、「番組内で読まれるような作品を作りたい!」と思っていますので、応援の程、宜しくお願い致します。

それでは、皆様、今夜0時25分に番組でお会い致しましょう!

香港国際警察/NEW POLICE STORY

2005-12-25 22:50:20 | 映画 ハ行
DVDで、出演:ジャッキー・チェン/ニコラス・ツェー/ダニエル・ウー/チェリー・ヤン/テレンス・イン/脚本:アラン・ユン/監督:ベニー・チャン/作品『香港国際警察/NEW POLICE STORY』を観ました。

●ストーリー
香港で若者5人組が、アジア銀行を襲う事件が発生する。
彼らは、犯行後に意図的に警察へ通報し、駆けつけたパトカーや警察官をゲーム感覚で撃ちまくり、多くの死傷者を出し、まんまと逃げ延びた。

この事件の解決に乗り出した、香港警察特捜課のチャン警部(ジャッキー・チェン)は犯人のアジトを特定し「3時間以内で事件を解決してみせる」とマスコミを通じて公言し、部下を引き連れて犯人逮捕に向かった。

しかし、チャン達が踏み込んだアジトには、犯人達が用意した彼らを陥れる残忍な罠が待ち構えていたのだった……。

●感想
さすがは、ジャッキー・チェンです!
50歳になっても自ら身体を張って、危険なアクションに取り組んでいる姿には頭が下がります!

そのアクションが、昔と変わらず動きにキレがあるのでビックリしてしまいました!

ストーリー的には、犯人に仲間を殺されたチャン警部が昔に助けたシュウホン(ニコラス・ツェー)の力を借りて立ち直り、犯人達に再び立ち向かうというシンプルな物です。

その中にも、犯人のアジトでの罠や街中でのバスの暴走、「レゴショップ」での格闘、ビルの屋上でのクライマックスシーンと見所もたくさん用意されています。

エンドロールには、ジャッキー作品では定番の「NGシーン」がシッカリと収録されているので、最後の最後まで楽しめる作品になっております。

●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。

「ジャッキー・アクション」が健在な所を観れて嬉しかったのですが、ストーリーや演出にベタな部分を感じてしまい、この点数に致しました。

それと、シュウホンのキャラ設定にも強引な所を感じ、「どうして彼を警官にしなかったの?」って不思議で仕方ありませんでした。

と言う訳でこの作品は、昔と変わらぬキレのある「ジャッキー・アクション」を楽しみたい方と大きな失敗をしてしまい、現在、失意のどん底にいる方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、シュウホンの着ていたコートを観て「これって『踊る大捜査線』の青島くんが着てたんじゃないの?」って思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。

2005年クリスマス・イヴ!

2005-12-24 10:47:02 | Weblog
メリー・クリスマス!
いつもご覧頂きありがとうございます。

これからも、がんばって映画を観て行きたいと思いますのでご声援宜しくお願い致します。

今、このブログをご覧になっている、あなたにハッピーで素敵なクリスマスが訪れます様に

それでは、また!

ホステージ

2005-12-23 21:17:56 | 映画 ハ行
DVDで、出演:ブルース・ウィリス/ケヴィン・ポラック/ジョナサン・タッカー/ベン・フォスター/ミシェル・ホーン/ジミー・ベネット/マーシャル・オールマン/セレナ・スコット・トーマス/ルーマー・ウィリス/原作:ロバート・クレイス/脚本:ダグ・リチャードソン/監督:フローラン・シリ/作品『ホステージ』を観ました。

●ストーリー
元LAPDの凄腕交渉人ジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)は、1年前の人質事件で犯人と子供を含む、人質2人を自分の交渉ミスにより殺してしまうという失敗を犯してロスを去り、現在は小さな町の警察署長として平穏な毎日を送っていた。

そんな時、山の頂上にある豪邸に車を盗もうと侵入した若者3人組が、通報を受けて様子を見に来た女性警官を撃ち殺してしまうという殺人事件が発生する。

完璧な防犯設備を備えた豪邸に父親と子供2人を人質に取り、立てこもる犯人達。

始めは現場責任者として人質交渉に当たっていたタリーだったが、昔の記憶が蘇り、犯人との交渉から身を引いてしまう。

しかし、闇の犯罪組織に妻と娘を誘拐され、犯人達が立てこもっている豪邸から、機密資料が収められているDVDを回収するように命令される。

一度は現場から退いたタリーだったが、人質にされている男の子トミー(ジミー・ベネット)が犯人達の目を盗みタリー宛てに助けを求める電話を掛けて来た事から、再び現場の指揮を任される事になるのだったが……。

●感想
ブルース・ウィリスお得意の刑事役で、彼が主演の作品は『シン・シティ』以来、約3ヶ月ぶりの鑑賞となりました。

『シン・シティ』のハードボイルドでタフな役柄と打って変わって、今回のブルース・ウィリスの演じた「ジェフ・タリー」は昔の交渉事件の失敗という傷を持つ、等身大の人間に近いキャラクターでありました。

冒頭で髭面で交渉を行うブルース・ウィリスが出て来るのですが、顎とか頬にスッカリ白い物が多くなり、どうしても「年取ったな~」っていう印象を受けてしまいました。

ストーリーは、豪邸に立て篭もった犯人の逮捕と自分の家族を誘拐した闇の組織との取引きを同時に解決する為に悪戦苦闘する警察署長「ジェフ・タリー」を中心に進んで行くのですが、そんなに目新しいアクションや特撮が無く、先の展開がどうなって行くのかに焦点が当てられる内容になっています。

しかし、期待していた先の展開も、私の予想を大きく上回るような大どんでん返しが無く、誠に無難な結末で終わってしまっているので、劇場よりもDVDで観るのに調度良い作品だと思いました。

豪邸に立て篭もった犯人のマース(ベン・フォスター)が途中から「サイコキラー」的な異常さを出して行くのですが、ちょっとキャラを作り過ぎている様に感じて、恐ろしさがあまり伝わって来ないのも残念でした。

主人公が2つの人質事件の間で板ばさみになると言うアイディアは良いと思うのですが、作品全体に盛り上がりが欠け、小さくまとまり過ぎている印象を受けてしまいました。

●採点
私のこの作品に対する評価は60点です。

年のせいなのかブルース・ウィリスの身体を張ったアクションシーンが少なかったのが非常に残念でした。

私がブルース・ウィリスがとった行動で、大正解だと思ったのは、自分の実の娘のルーマー・ウィリスを若者達に人質にされ登場シーンの多い「ジェニファー・スミス 」役にせず、出番が少なくハッキリ言って誰がやってもいい様な「アマンダ・タリー」役にした事だと思います。

と言う訳でこの作品は、ブルース・ウィリスが四苦八苦して泣きながら事件を解決して行く姿を観たい方と自宅に完璧な防犯設備を整えている方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、「現在のルーマー・ウィリスのルックスやスタイルでハリウッド女優の仲間入りを果たすのはちょっと無理なんじゃないの~」って親の七光りにも限度があるのをブルース・ウィリスに悟って欲しいと思ってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みします。


ポーラー・エクスプレス

2005-12-22 21:55:12 | 映画 ハ行
DVDで、声の出演:トム・ハンクス/ノーナ・ゲイ/ピーター・スコラーリ/エディ・ディーゼン/マイケル・ジェッター/チャールズ・フライシャー/ジュリアン・レネ/原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ/脚本:ロバート・ゼメキス/ウィリアム・ブロイルズ・Jr./監督:ロバート・ゼメキス/作品『ポーラー・エクスプレス』を観ました。

●ストーリー
クリスマスイブの夜、ベッドに入った少年は、今年こそはサンタをひと目見ようと起きていたのだが、その反面、「サンタなんて、本当はいないのではないか?」と疑い始めていた。

真夜中の11時55分、物凄い地響きがして急に外が明るくなった。
ビックリした少年が急いで外に飛び出すと、そこには巨大な蒸気機関車が止まっていた。

しばらく呆然としていた少年に機関車から降りてきた車掌が「乗りなさい。君の名前が書いてある」と乗車を促す。

機関車の名前は「ポーラー・エクスプレス」。
行き先はサンタが住むと言われている北極点だった。

目の前の出来事が信じられず、乗車する事に躊躇する少年だったが、機関車が動き出すと気持ちを抑えきれず、意を決して飛び乗るのだった……。

●感想
すべてが3DCGで作られており、人間の顔の表情をリアルにする為に、精度の高いセンサーを顔中に付けて俳優が演技をし、その動きをアニメーションに取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」という新技術が使われていました。

確かに、顔の表情は人間に近くリアルな動きをしていたのですが、時々無表情に見える事があって、その時の顔は人間離れしていて、何だか怖く感じました。

私は、リアル系の3DCG作品も好きなので楽しく観れたのですが、登場するキャラクターに違和感を持った方は楽しさが半減してしまうでしょうね。

ストーリーは、少年がゴールデンチケットを手にしたり、ウエイターが歌って踊る所などは『チャーリーとチョコレート工場』に雰囲気がよく似ていて、とても楽しかったです。

北極点で光り輝くクリスマスツリーの映像がとても美しく、サンタクロースやサンタの衣装を着た大勢のエルフ達が登場するクリスマスに打って付けの楽しい作品なので、観るなら今がまさにベストの作品だと思います!

●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。

上映時間100分とそんなに長くなく、どんどんストーリーが進んで行くので、とても観やすい作品でした。

ジェットコースターを思わせる映像が多く、無くしたチケットが少年の手元に帰って来るまでのシーンは良く出来ていたと思います。

また、ラスト近くにサンタの衣装を着て歌う「スティーブン・タイラー」がチラッと出演しているので、こちらも是非お見逃し無く!

と言う訳でこの作品は、クリスマスに家族で観れる楽しい映画を探している方と、今でもサンタの存在を心から信じている純粋な心の持ち主の方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、主人公の少年の顔が角度によっては、「現アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュ」に見えてしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。