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サウンド・オブ・サンダー

2006-03-26 23:31:24 | 映画 サ行
映画館で、出演:エドワード・バーンズ/キャサリン・マコーマック/ベン・キングズレー/ジェミマ・ルーパー/デヴィッド・オイェロウォ/ヴィルフリート・ホーホルディンガー/コーリイ・ジョンソン/原作:レイ・ブラッドベリ/脚本:トーマス・ディーン・ドネリー/ジョシュア・オッペンハイマー/グレッグ・ポイリアー/監督: ピーター・ハイアムズ/作品『サウンド・オブ・サンダー』を観ました。

●感想
 ・約2週間前に行きつけの金券ショップで本作の前売り券が1000円で売り出されているのを見つけて、「お買い得だなぁ~」と思い、すぐさま購入し、初日である25日(土)の2回目の上映を観て参りました。(このショップではイマイチ作品の前売り券は値段を下げて売っているみたいで、以前には『男たちの大和/YAMATO』の前売り券も900円で購入致しました。そういう訳で、ここのショップの映画を観る目は大変信用出来ると思います!)

 ・あちこちのブログでコケにされている作品なので、ある程度の覚悟をして観に行ったのですが、予想以上のCGの下手さにビックリしてしまいました!(果たして、これかプロの仕事と呼べるのでしょうか?)

 ・冒頭から、タイムトラベルで恐竜を撃つシーンから始まるのですが、この最初に出て来たティラノサウルスの様な恐竜のCGを観た瞬間『ひょっとしたら俺達はバカにされてるの?』って疑ってしまいました。『ジュラシック・パーク』が上映されてから10年以上が経つのですが、そこに登場した恐竜を観ている人達には、30年くらい前にタイムトリップした様な感覚に襲われる事でしょう……。

 ・恐竜の他にも、変な生き物が数種類出て来るのですが、どれもこれもヒドイ出来でした……。他にも未来の街並みと人間の合成は、これまでに観た事がないくらいにヘタクソな仕上がりになっており、唖然としてしまいました……。これだけでも冷めてしまうのですが、未来の車のデザインがバギーみたいなものばかりで、2055年の自動車会社の美的センスを疑いたくなりました。(もう、この頃にはTOYOTAとかHONDAは無くなっているんでしょうか?私的には、あんな可笑しなデザインの車を作っている会社の方が先に潰れてしまうと思うのですが……。)

 ・前半からこんな調子で始まったので、引き気味で観ていたのですが、過去から持ち帰ったモノを探しに出掛けるあたりから、少しドキドキし盛り返してくれたので、何とか寝ずに済みました。話の内容としては、進化の波が段々とやって来るアイディア等は良かったので、「原作は面白いんだろうなぁ~」と思いました。

 ・出演者もベン・キングズレーとエドワード・バーンズ以外は知らない人ばかりで、そんなに魅力を感じませんでしたし、目立って良い演技をしている俳優がいるとも思えませんでした。(でも、ベン・キングズレーはオスカー俳優とは思えないくらいに出演作を選びませんよね~。『ガンジー』『シンドラーのリスト』『オリバー・ツイスト』等の名作に出ているかと思えば、『サスペクト・ゼロ』『サンダーバード』『サウンド・オブ・サンダー』等のB級作品に平気で出ているし……、何なんでしょうね~?この人は?彼のキャリアから見て、もっと出演作や役柄を選んでも良いと思うのですが……、ひょっとして、かなりの借金を抱えているのでしょうか?考えれば、考える程、謎ばかりです……。)

●採点
 ・私的評価……40点(前売り券を1000円で購入出来たので、劇場まで観に行きましたが、「1000円の価値があるのか?」と疑いたくなる作品でした。まだ、前売り券を購入していない方は、DVDで充分じゃないでしょうか?)

 ・と言う訳でこの作品は、もう、すでに前売り券を買ってしまっている方と無意識に蝶々を踏んづけてしまった事のある方におすすめ致します。

 ・最後にどうでもいいことなんですが、「この作品を上映する場所と時間があるのなら、『ホテル・ルワンダ』や『クラッシュ』を上映した方がいいんじゃないの?」って残念な気持ちになってしまったのは、私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。


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