DVDで、ガエル・ガルシア・ベルナル、ナタリア・ベルベケ、ジェームズ・ダーシー 出演の「dot the i / ドット・ジ・アイ」を観ました。
●ストーリー
美しいカルメン(ナタリア・ベルベケ)は、裕福で優しいバーナビー(ジェームズ・ダーシー)にプロポーズされ、彼と結婚することを決心した。
レストランで独身最後のパーティを親しい仲間達と楽しむカルメンは、ビデオカメラを持って入って来た3人組の1人・キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)とイギリスの古いしきたりに則ってキスをすることになる。
気楽なキスのはずが、唇を重ねた瞬間、カルメンとキットはお互いを運命の人だと確信し、激しいキスを繰り返す。
自分の気持ちにビックリし、急に店を飛び出し、バーナビーの元に帰ったカルメンだったが、キットの事が忘れられないでいた。
次の日、カルメンが働いているハンバーガーショップを見つけ出したキットは、執拗なまでにカルメンをデートに誘うのだった。
キットのあまりのしつこさにカルメンはデートを受け入れたのだが、デート当日に婚約者のバーナビーがハンバーガーショップに電話を入れた為、カルメンのついたウソが全てバレてしまうのだった……。
●感想
最後の結末に「アッ」と驚かされるという噂だったので、大どんでん返しのストーリーが大好きな私は、非常に楽しみにして観る事に致しました。
冒頭からヒロインのカルメンを映したホームビデオの映像に「アレ?」と違和感を覚えたのですが、この後も随所にホームビデオの映像が出て来た為に、「こういう演出をしている作品なんだな~」と納得致しました。
このホームビデオの映像がいいアクセントとなり、ストーリーを盛り上げるのにとても効果的に使われているので「なかなか上手い編集をしているなぁ~」と感心しながら観てしまいました。
中盤過ぎまで、カルメン、キット、バーナビーの三角関係とカルメンを追う謎の存在を絡めて、「恋愛のもつれの結末がどうなってしまうのか?」という事に主眼を向けていたのですが、ラスト20分から、この作品のどんでん返しが次々と始まり、最後までどうなってしまうのか分からない展開へと転がって行きました。
ここからラストまでの展開が、最近の映画では珍しい位に何度も激しく変化して行くので、観ている私はだんだん楽しくなり、オチがどうなってしまうのか最後まで目が離せませんでした。
オチもそこそこ、まとまっており、ハッピーエンドには共感できるのですが「ユージュアル・サスペクツ」や「ショーシャンクの空に」等の素晴らしいオチをすでに観てしまっている私にとっては、残念ながら、そんなに目新しさは感じず、正直「まあまあ」という印象を持ちました。
それでも、これだけ次々と色々な急展開を観せてくれる作品もなかなか無いと思いますので、意表を衝いた結末が好きな人なら充分楽しめる作品だと思いました。
●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。
後半、一挙にそれまでの謎を、次々と明らかにしてくれるのは気持ち良かったのですが、せっかくカルメンに怪我を負わせた男に上手く伏線を張っているにも関わらず、最後まで有効に活用しなかった事にガッカリし、作品全体を通してあまりこれといった感動が残らない内容になっているのが少し残念に思えました。
それでも、カルメンとキットが無料でホテルのルームサービスを取り、階段で食事をしているシーンやバーナビーがカルメンに玉ねぎを指輪に見立ててプロポーズするシーンはユニークで面白く仕上がっていると思いました。
だから、この作品は最後までどのような結末で終わるのか、先が読めない作品が大好きな方と「隠し撮りをされてもスターになりたい!」という役者志望の方のおすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「最近、やたらと暴力を振るう勝気な女性をヒロインにした映画が多いよなぁ~」って映画の中でも女性の強さをヒシヒシと感じてしまっているのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。
●ストーリー
美しいカルメン(ナタリア・ベルベケ)は、裕福で優しいバーナビー(ジェームズ・ダーシー)にプロポーズされ、彼と結婚することを決心した。
レストランで独身最後のパーティを親しい仲間達と楽しむカルメンは、ビデオカメラを持って入って来た3人組の1人・キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)とイギリスの古いしきたりに則ってキスをすることになる。
気楽なキスのはずが、唇を重ねた瞬間、カルメンとキットはお互いを運命の人だと確信し、激しいキスを繰り返す。
自分の気持ちにビックリし、急に店を飛び出し、バーナビーの元に帰ったカルメンだったが、キットの事が忘れられないでいた。
次の日、カルメンが働いているハンバーガーショップを見つけ出したキットは、執拗なまでにカルメンをデートに誘うのだった。
キットのあまりのしつこさにカルメンはデートを受け入れたのだが、デート当日に婚約者のバーナビーがハンバーガーショップに電話を入れた為、カルメンのついたウソが全てバレてしまうのだった……。
●感想
最後の結末に「アッ」と驚かされるという噂だったので、大どんでん返しのストーリーが大好きな私は、非常に楽しみにして観る事に致しました。
冒頭からヒロインのカルメンを映したホームビデオの映像に「アレ?」と違和感を覚えたのですが、この後も随所にホームビデオの映像が出て来た為に、「こういう演出をしている作品なんだな~」と納得致しました。
このホームビデオの映像がいいアクセントとなり、ストーリーを盛り上げるのにとても効果的に使われているので「なかなか上手い編集をしているなぁ~」と感心しながら観てしまいました。
中盤過ぎまで、カルメン、キット、バーナビーの三角関係とカルメンを追う謎の存在を絡めて、「恋愛のもつれの結末がどうなってしまうのか?」という事に主眼を向けていたのですが、ラスト20分から、この作品のどんでん返しが次々と始まり、最後までどうなってしまうのか分からない展開へと転がって行きました。
ここからラストまでの展開が、最近の映画では珍しい位に何度も激しく変化して行くので、観ている私はだんだん楽しくなり、オチがどうなってしまうのか最後まで目が離せませんでした。
オチもそこそこ、まとまっており、ハッピーエンドには共感できるのですが「ユージュアル・サスペクツ」や「ショーシャンクの空に」等の素晴らしいオチをすでに観てしまっている私にとっては、残念ながら、そんなに目新しさは感じず、正直「まあまあ」という印象を持ちました。
それでも、これだけ次々と色々な急展開を観せてくれる作品もなかなか無いと思いますので、意表を衝いた結末が好きな人なら充分楽しめる作品だと思いました。
●採点
私のこの作品に対する評価は70点です。
後半、一挙にそれまでの謎を、次々と明らかにしてくれるのは気持ち良かったのですが、せっかくカルメンに怪我を負わせた男に上手く伏線を張っているにも関わらず、最後まで有効に活用しなかった事にガッカリし、作品全体を通してあまりこれといった感動が残らない内容になっているのが少し残念に思えました。
それでも、カルメンとキットが無料でホテルのルームサービスを取り、階段で食事をしているシーンやバーナビーがカルメンに玉ねぎを指輪に見立ててプロポーズするシーンはユニークで面白く仕上がっていると思いました。
だから、この作品は最後までどのような結末で終わるのか、先が読めない作品が大好きな方と「隠し撮りをされてもスターになりたい!」という役者志望の方のおすすめ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、「最近、やたらと暴力を振るう勝気な女性をヒロインにした映画が多いよなぁ~」って映画の中でも女性の強さをヒシヒシと感じてしまっているのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みします。