robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

王将戦開幕

2009-01-19 17:16:04 | 将棋な私
徳島の大塚美術館のフレスコ画の前で公開対局+現地と東京の毎日ホールでの2元ネット接続でのシンクロ解説会と新鮮味のある企画満載で指された開幕局。

フリゴマで後手番になった羽生王将が終盤ひやりとしつつも中盤のビシバシの勢いでつけた差を生かして先勝。

この棋戦、個人的には羽生善治という棋士が「今までの羽生」でいられるか「普通のとても強い棋士」になるかの分かれ道という気がしています。個人的には前者で末永くいて欲しいし、そうであるのが棋界の理というものとは確信しているものの。最近不確実性が世の中同様将棋界も高まっていて・・・ちょっと不透明。

前者なら4-0もしくは4-1で防衛。内容的にも「あまりマワシに手が掛かった感じがしなかった」ぐらい深浦に思わせたい。

フルセットとか失冠なんてことになると、棋界地図混沌化に拍車掛かります。
でも最近の順位戦の混戦模様とか見ると、ネットでの知の共有化は全体のレベルアップと場の混沌化を副作用としてもたらしているのかも・・・と多少感じるところもあります。

次は月末近く。スタートから3番棒で勝つとこの棋戦は「指し込み」という形になります。でもこないだ3連勝4連敗やったばかりだからなあとはファンとしてもいいたくない思いたくないから、○○●○○ぐらいで防衛がいいのかも(笑)

星勘定もだが、内容重視で圧倒して欲しい。