robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

Jack & (Betty ではなく)Tiger

2006-02-09 22:10:23 | Golf一般
なんか書き出したらとまらない。「私の履歴書」から1題

今月の日経の最終面は黄金熊ことジャック・ニクラウスの
回顧録である。

僕自身ニクラウスの全盛期は見ていない、だって僕の誕生年
62年がプロとして最初のメジャー優勝なんだからしょうがない。
86年の最後のメジャー、マスターズの"Jack is back!!!"
は今でも熱く小一時間は語れますが・・・
あれは、ノーマンが弱かったのよ、ご存知皆さん?って感じですが

なんだけど、一番いいたかったのは「ジャックは全盛期嫌われ
ていた」ということ、理由は人気2番手だったのに、圧倒的に
強かったから。アーノルドパーマーが当時は「長嶋茂雄」だった
訳、わかりやすくいうと。でジャックは王さんなのね。

だって「オハイオの太っちょ」だよ?ついてたあだ名が。

で、今をときめくTiger Woodsである。これまた日本にいると実感
できないのだが、いろいろなコメントやら記事やら裏話やら総合
すると、状況的には似ている。
ちなみに「長嶋茂雄」はミケルソンって訳。

でも、マイノリティではないニクラウスの嫌われ方(きっと
北の湖的な反感だと思う)と、少なくとも肌の色としてはマイノ
リティ出身のTigerに対する陰湿な反感には大層違うものが
含まれている気がする。

昨今のメジャーのコース改定、「Tiger対策」といわれつつ、
世界で一番タフでマッチョで繊細なゴルフができるTigerがこと
ごとくそれを克服している図式は、世界基準で堂々のマイノリ
ティである日本人の1人からみていて痛快ではアル。

『Tiger is TIGER. No one calls him "black".』

といわれるようになって早10年近く経とうとしている。
でも、公に言われない分、影ではキッツイことあるかもね・・・
って思ってしまうのである。

だから何?っていわれてもあんまり「落ち」はないんですが、
まああえて最後に一言、

「きれいなブロンドのスカンジナビアンを嫁にもらっても、
3,800万ドルの豪邸建てても全ーーー然OK、でもTiger一言だけ
お願い、”マイケルジャクソンにはならないで”(爆)」

メジャーで30勝位できるかも(ちなみにニクラウスが最多18勝、
Tiger既に10勝)しれないスーパースターの敵は、多分自分の
メンタルのバランスの維持ってことになる。絶対に。