robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

棋王戦挑戦者決定

2009-01-08 10:39:58 | 将棋な私
今更のタイミングではありますが、あけましておめでとうございます。
今年もチミチミと将棋界やその他のことで吐言にお付き合いいただければ幸いです。

あまり世の中のことにはコメントしませんが、ちょっとだけ。
個人的には「そんなにひどい年」にはならないと思ってます。
過剰にレバレッジを利かせていて、昨年から既に二進も三進もいかないって方は別ですが。

一番おろかなのはこの期におよんで現金を貯めこむことでしょうね。これから両三年は世界中で後年振り替えると「なんと愚かな」と言われるようなバラマキがなされることでしょう。ってことは持ってるお金の価値は相対的に下がるわけで。

コマツでも郵船でもいいから世界復興の象徴となりうる株でも買ってこれから起きるであろう何かに対して、少しでもヘッジするようにしたいと個人的には思ってます。

しっかし、「数年間1兆ドルの財政赤字が続く」って、どうよ?
そうしないともたない経済って既に何か克服できない矛盾を内包しているとは、みんな冷静に思えないものなのかね・・・まあこのくらいにしておきます、経済学者でもないので(笑)

では将棋の話。

松も明けない1/7から勝負将棋となって、久保-木村の挑戦者決定戦第二局で久保が勝って敗者復活からの挑戦者決定となった。

棋王戦はベスト4から「命が2つある」と称される二敗敗退しすてむ。勝者組決勝で争って一旦木村が下した久保がまた敗者復活を勝ちあがって年末の第一局に勝ち、でまた年明けの決着局にも勝ってうっちゃり挑戦。

木村の無念はいかばかりか・・・という感じですが。今年の木村は「挑戦者決定戦で負けるのが丁度似合うぐらいの立ち位置」ってことかな?竜王戦もそうだったし。

久保、羽生以外のタイトルホルダー(今回は佐藤)への初挑戦。「天敵(羽生)がいない千載一遇のチャンス!」と巷では騒ぐことでしょう。

でもね、佐藤棋王にしてみても「羽生以外の挑戦者が来てくれたタイトル戦」なんだよねー(笑)ボクの記憶の範囲では、羽生以外の挑戦者に負けたのは名人戦の丸山相手の失冠だけなような。

多分、緒戦に勝った方が勢いを得るような気がします。羽生がいない久しぶりのタイトル戦、これはこれでちょっと新鮮ではある、喪失感はいまのところなし(笑)

ではでは、今年も宜しくお願いします。