robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

将棋王座戦第二局

2006-09-17 22:22:23 | 将棋な私
予定通り赤坂プリンスで17時からの解説会に16:20ごろから待機、22:15の終了時までいた。

結果は既報の通り、103手までで先手番羽生王座が連勝。「スウィープ」が見えてきた。「電車道」って方がイメージに合ってますけどね。

プロセスの伝達は、連盟が用意したこの特設ブログが超絶的に秀逸なので、そちらに譲ります。帰ってから見たのですが、控え室の動画の公開が非常にいいコンテンツでしたね。

そっちょくな感想を何点か

■深浦、本音トーク炸裂
→「佐藤強すぎ、羽生に懲らしめてほしい」と言ったのには魂消た。その他にも去年王座戦で三連敗した直後の感想戦で佐藤が悔し涙を流していた話とか、赤裸々もそこまでいってOK?ときいてるほうが不安になるほど^_^;

■中井ママ、聞き手上手!
→「やっぱり飛車ですよね、飛車さえ取れれば負けてもいい」とか、ファンのへぼ将棋レベルに目線を合わせて笑わせてくれました。若手にやられつつある元女流TOPというステータスになりつつあるが、まだまだしぶとくファンに支えられて生きて行きそう。弟弟子の木村一基が泣き虫ってのもちゃっかりばらしてたし(爆)

■羽生の信用、未だなり?
→途中出てきた飯塚六段は全くの羽生崇拝モードで、「羽生が指すといい手に見えるを連発」深浦でさえ「羽生さんが指すとついつい信じてしまうんですが、解説の仕事ですからちゃんと検証してみないとね」なーんていって信用してしまう癖をポロッともらしていたり、なかなかでした。

あと、ファンの渡邉竜王への注目度は高かったね。「竜王登場!!」ってドラムロールがなるような感じがあった。本人小柄で黙ってるさほどの存在感を感じないんだけどネエ。でも話せば秀逸、特にゴキゲン近藤との掛け合いは白眉。

立ち見が席数の3割ほど出る総勢300人近くの大解説会。ブログコンテンツの連動といい、「ライブ適性の高いコンテンツ”将棋”」の可能性を感じさせるイベントでした。