robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

5/24王位戦リーグ最終局

2006-05-25 12:34:10 | 将棋な私
まずはこれを、URLの設定が「league」でなく「ri-gu」なのはご愛嬌ですが、王位戦独特の紅白に分かれてのリーグ戦の最終局が昨日一斉対局の形式で行われた。

今時「紅組」「白組」もないだろうが、前年度のリーグ戦の成績上位者各組2名(うち1名はタイトル戦敗者)と予選のトーナメント勝ちあがりの棋士8名が2手に分かれて総当りで対局し、各組1名が挑戦者決定戦に勝ちあがる、紅は佐藤前期挑戦者と渡辺竜王が共に4-1となったので、この2名でプレーオフを6/8に行う。

同星は全員でプレーオフというルール(王将戦だと上位2名限定とか、棋戦により違う)でもあり、仔細に星取表を見てもらうと判るのだが昨日の対局開始時点では星勘定の転がり方次第では実に12人中9人に挑戦者になるチャンスがあった。

こんなリーグ戦最終局も珍しい。明日には将棋棋士の最高意思決定機関である「棋士総会」が開催され、名人戦移管問題(変換すると「遺憾」がでるんですが・・・^_^;)が討議される。こんな話題で新聞紙上がにぎわうぐらいなら、週刊将棋新聞や月刊の将棋世界誌でこの日の対局の時系列での手に汗握る状況を報じてもらい、ファンにその様子を伝える方がはるかに将棋界の理解が正しく深まるってものだ。

早くぅ、前向きに行こうよぅ。将棋界のみなさーん。って殆どの棋士も思っているはず。

最終局の結果、島・佐藤・渡邉の3名に挑戦争いは絞られた。佐藤渡邉(なんかそんな上場企業あったな?(笑))の勝者と島が最終挑戦者決定戦を戦う、理論値は島50%、佐藤渡邉それぞれ25%だが、力量その他を見てもまったくのところ1/3ずつというのがrobiheiの感覚。

ただ、「出てきてほしい順」でいえば圧倒的に島>>>渡邉>佐藤ではある。島朗、久しく出ていないタイトル戦への登場まで後一番!揺れ動く将棋界の運営方である理事(会社でいう役員)の1人でもある。あと2・3週間ほどで挑戦者が決まるはず、皆さんご注目を。