robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

しくしく・・・(T_T)

2006-05-09 10:03:19 | 将棋な私
将棋棋聖戦挑戦者決定戦

先手 羽生三冠●-○鈴木八段 後手

あーあ、もったいない。

通算勝率7割3分を誇る羽生善治、そのなかでも「ここ一番」の強さが特筆であった。

この対局前までで、いわゆる「あと1番」の挑戦者決定戦での勝敗は23戦19勝
、今回負けても挑決戦の勝率はほぼ8割で、「挑決出ては負け」の郷田(確か挑決で10連敗ぐらいしてたことがある)の対極にある存在ではあるが・・・

これで挑決は先々月の名人戦プレーオフ負けに続いて連敗。逆に言えばそれまでは挑決は19/22=.863というキ○ガイじみた勝率だったのに・・・はあああ

将棋は勝負の世界であるとともに「信用がものを言う世界」でもある。「羽生が弱くなった、オレでも勝てるかも」と鈴木に思わせたのが間違いの元なのである。揺らいだ信用を取り戻すには相当努力と時間と、なによりも結果が必要となる。

羽生善治35歳、「年齢からくる衰え」にはまだ早いはずだが、十代後半からTOPを張って早20年近く。勤続疲労による倦怠期はここ数年ファンから見てても気懸り。

ともかく楽しんで将棋を指して、ついてくる結果をまたファンに見せてほしい。