robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

名人戦第四局

2008-05-22 20:48:36 | 将棋な私
名古屋で金の鯱を見ながら指された第四局。

うーむ千日手が最善の結論だったようだね、モリウティ教授。というような難解な展開から戦端が開いたときには既に勝負があったようで、先手番羽生が勝ってこれで●○○○で3-1。永世名人位に王手である。

今回ばかりは、ちょっと慎重に考えております。百里の道も九十九里をもって半ばと・・・という心境。

ただ、ここんところの羽生は突き抜けたように強くなった感がある。そういう意味では森内が十八世を取ったことが意外な効用なのかも・・・という気がする今日このごろである。

新橋で昨夕おこなわれたSL広場の解説会の最後30分ぐらいに遭遇。解説の大内が終盤入り口でやや匙を投げた感じで「1手差でもないのか、これで」と言ってました。

「第六局があればまたここで解説会をやりますので」という最後の締めくくりの言葉が心なしか乾いた声音であったのは、棋士独特の直感かしらんと思いつつ新橋駅を辞去したしだいです、ハイ。