robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

名人戦開幕

2009-04-13 10:19:09 | 将棋な私
先週末に2日掛けて開幕局が指された名人戦。
最近は目白の椿山荘がスタート会場として定着している感があります。

2年前の開幕局では森内名人に初挑戦した郷田の扇子の音が五月蠅いと対局を中断
しての協議となり、立会人が話を聞きに行ったら興奮した名人に鼻血を出された(笑)
という冗談のようなホントの話を今回エピソードで披露されてました。

今回も「サインおねだり事件」なんてのも起きて・・・(笑)
椿山荘だけに椿事がおきやすいの?って駄洒落ぐらいしか想起しませんが・・・

東公平記者(朝日)はベテランの将棋観戦記者で、なんつうか馴れ合いの果ての
愚行としかいいようがありませんが・・・
まあ、「悪い人でも悪気があってのことでもない」とぐらいは擁護しておきましょうか。

昔の将棋界は勝負どころの手前なら雑談有、居眠り有みたいな牧歌的な様相だった
(要は、2日制タイトル戦なら大げさに言うと2日目夕方以降以外は)という今昔の
歴史観の違いが端無くも出ただけなんですけどね。まあ全て中継+yuotubeなんかで
すかさず再現されちゃったりするってのが最近イタイ事件に育つ遠因ですか。
今は亡き加古記者(毎日)といい、夜郎自大がベテラン将棋観戦記者のキーワード
という感じはします。

将棋は羽生がやんわりと郷田の攻めを往なす感じで勝ち。
まあ、まだまだ先は長いですからこの勝ちだけではなんとも言えませんね。

次は熊本城、第四局は高野山で指されるという名所旧跡ツアーのような今期名人戦。
ちなみに、高野山は木村義雄阪田三吉の因縁の対決「南禅寺の決戦」と並ぶ
大山升田の「高野山の決戦」として有名な場所。

椿山荘も続けていると「伝説の対局会場」になるかも・・・
山縣有朋も草葉の陰で喜ぶかな?(笑)