羽生-畠山/渡辺-行方というトーナメントの山で、AMの対局で羽生と渡辺が
共に勝ちあがり、午後にファン念願の直接対決が実現した。
半年ちょっとぶりの対局ながら、ネットでライブ観戦ができるという意味では
前期竜王戦以来なのでほぼ1年ぶりという感じでPMの羽生-渡辺戦をライブで堪能。
当然、仕事をしているrobiheiとしては十二分に勤務時間内ではあるものの、
それぐらいのやりくりは将棋ファンとしてやって当たり前である(笑)
結果は研究合戦の様相の角換わり先手後手同型から、渡辺が暖めていた(blog本人談)
新手のタイミングの少し前で新手を出した羽生の新手一閃という感じでの決着。
この対局の振り返りの渡辺竜王のコメントが奮っている。一部引用すると、
>数か月間、間違った認識を持ち続けていたことになり、
>何度も何度もこれでもか、というくらい研究の見直しを
>繰り返せば防げたはずのミスで、それが出来なかったの
>は猛省しないと
これを読んで、僕は「フェルマーの最終定理の証明」の本を思い出した。
将棋指しと数学者、一見畑は大きく違っているように思われるが、
「論理的に突き詰めた結果、生み出される証明=それが完璧なら定理化」
という筋道で考えれば全く同意義の作業をしているとも整理できる。
現役最高峰の名人竜王対決でまた一歩進む難解な将棋での「解」探しの旅の
1つのプロセス。
それをライブで観戦でき、ハラハラしつつ帰趨と決着、そしてその振り返りを
ダイレクトに共有できるということはとてつもなく素晴らしい。
渡辺竜王、どうもありがとう。勝ち負けを超えていい時間を過ごしました。
これからも定理の確立に向けて挑戦を続けられたい。
共に勝ちあがり、午後にファン念願の直接対決が実現した。
半年ちょっとぶりの対局ながら、ネットでライブ観戦ができるという意味では
前期竜王戦以来なのでほぼ1年ぶりという感じでPMの羽生-渡辺戦をライブで堪能。
当然、仕事をしているrobiheiとしては十二分に勤務時間内ではあるものの、
それぐらいのやりくりは将棋ファンとしてやって当たり前である(笑)
結果は研究合戦の様相の角換わり先手後手同型から、渡辺が暖めていた(blog本人談)
新手のタイミングの少し前で新手を出した羽生の新手一閃という感じでの決着。
この対局の振り返りの渡辺竜王のコメントが奮っている。一部引用すると、
>数か月間、間違った認識を持ち続けていたことになり、
>何度も何度もこれでもか、というくらい研究の見直しを
>繰り返せば防げたはずのミスで、それが出来なかったの
>は猛省しないと
これを読んで、僕は「フェルマーの最終定理の証明」の本を思い出した。
将棋指しと数学者、一見畑は大きく違っているように思われるが、
「論理的に突き詰めた結果、生み出される証明=それが完璧なら定理化」
という筋道で考えれば全く同意義の作業をしているとも整理できる。
現役最高峰の名人竜王対決でまた一歩進む難解な将棋での「解」探しの旅の
1つのプロセス。
それをライブで観戦でき、ハラハラしつつ帰趨と決着、そしてその振り返りを
ダイレクトに共有できるということはとてつもなく素晴らしい。
渡辺竜王、どうもありがとう。勝ち負けを超えていい時間を過ごしました。
これからも定理の確立に向けて挑戦を続けられたい。