H23年9月、播種。 “熊野の大トチ”を見学した際、落ちていた実を2個拾って帰って播種した。 左側が実で、右は殻をとった種。 種は、栗のてっぺんのとんがりが無くなったような形をしていて、良く似ている。 | |
H24.5.29、発芽。 背丈は25cmになり、茎の先端近くに、対生した4枚の複葉をつけているが、未だ開ききっていない。 葉柄は6~9cmもあり非常に長い。 | |
H24.6.1、展葉。 掌状に開いた一枚の葉は、 全体の大きさが16×19cmもあり、樹高の割にずいぶん大きい。 山で見かける大きな葉は、ホオノキとこのトチノキだそうだが、納得した! |
トチノキ、栃の木(トチノキ科、トチノキ属)
北海道~九州で、谷間の湿気のある土壌で育つ落葉高木。 樹高は25m。
葉は、枝先に集まって着き、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5~7枚を掌状につける。
花期は5~6月で、葉の間から穂状の花序を立ち上げ、白~薄い紅色の花を沢山つける。
種子は灰汁抜きを行い食用とする。 乾燥させると長期の保存が可能となる為に、昔は救荒食としても貴重であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます