徒然なるままに~のんびり、ゆったり、こまやかに

猪突猛進型の60代。そして卵巣がんですっ転んで8年。目指すはのんびり、ゆったり、細やかな生活!無理かなー(#^.^#)

おせち共同作業2019

2019-01-06 14:59:02 | 二世帯同居
今年のおせち。


実は初めて娘との共同作業。

この25年余り、おせちつくりは私の一人舞台だった。
煮物は1993年のNHK今日の料理のテキスト通り。
昆布巻き、カズノコ、黒豆、紅白なます、
和風チキンロールもこのテキストから。
これは25年この方かえていない。
そうそうエビの養老煮もそうだ。
牛のたたきは何年も前に日経新聞に載っていた
ベターホームのレシピから。

あとはその年の気まぐれで、ブリを煮たり、
栗きんとんを作ったり。

それらを大抵暮れの28日くらいから仕込み始める。
そして31日の午前中にほぼ終了というのが
今までの流れだ。

ところが今年は、抗がん剤治療の薬との
相性があまり良くなくて、体調イマイチ。
おせち作れるかなって少々心もとなかった。

材料は夫と一緒に出掛けて少しずつ買いそろえた。
これはいつもの年末夫婦共同作業。
そうこうしているうちに何とか作れそうな気配。

そうしたら、階下に住むウルトラの母こと末娘が
「私手伝うよ」と一言。

有り難いなって思ったけれど、
まだ全部は手放せない私。
紅白なますとと和風チキンロールを頼んだ。
それだけでとっても気が軽くなった。

今までは私は母だし、やらなくっちゃって
昭和25年生まれそのものの
少々レトロで良妻賢母チックな私が
手伝ってくれる人を拒んでいたのだ。

今回は少し手放すことが出来た。

そして残りの料理は31日仕上げようなんて思わずに、
新年2日と4日に集まる子どもたち家族との
新年の祝いに間に合わすことにした。

元旦は、夫とネコのムサシとのんびり。
階下のウルトラ一家はウルトラの父の実家に
新年のあいさつで不在。

作り終わっていなかった煮物を少しだけした。

2日。久しぶりに赴任先から本帰国した
長男一家がやってくる。

その前に末娘と料理を並べることについての相談。
盛り付けは娘がやってくれるというので任せた。
そしてできたのが、先程の写真のおせち。

実は私は感激した。
私がやるよりずっとおせちらしい詰め方。
ほんとのおせちみたいなんて思った。
嬉しかった。
だから思わず写真を撮った。

そして思った。
私はいつもしきり屋で抱えすぎ屋だなって。
もうとっくに娘の方が力もあるし、一人前。
私が抱えすぎる必要なんてないんだ。

そんなことを思った年の瀬と年の初め。
あんまり娘に伝えるようなことはないけれど、
でもやってくれるって言ったら素直にやってもらおう、
もう母親であるという役割はおろしてもいいのかも。

お正月はまた、違った文化に出会う時。
おなじに育ったきょうだいたちも
自分たちの生活を築き始めると
それぞれ独特の文化を築く。

そのきょうだいの子どもたちは
自分たちが家で良しとされていることが
必ずしも他の家では良しとされていないことを知る。
その反対もしかり。

そうして少しずつ葛藤をもちながらも
自分を広げていくんだなって、
孫たち同士のかかわりを見て
思ったお正月でもありました。

いつの間にかみんな親を越えていくのですね。

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