なんと、夫が古稀を迎えた。
えっ、夫が70歳!??
そんなの信じられない!!
確か28だったはずでは・・・(*_*;)
それはオーバーにせよ、古稀とは凄い!!
若い日には、そんな日が来ること、
想像だにできなかった。
かく言う私ももうすぐ67歳。
年を並べればれっきとした高齢者夫婦。
それでも心の隅では、
これって誰の歳?って思いは拭えない。
さて、そんな古稀の祝いを
みんなでワイワイ祝った。
ウルトラマン3号(2歳男児)もやってきて、
ウルトラマンの勢揃い。
ウルトラマンたちには彼らが敬愛する
ウルトラの伯父がいる。
昼の祝いの膳をたらふく食べたウルトラマンたち。
その後、わが家の居間はウルトラ星と化した。
ウルトラマンたちは
ウルトラの伯父と戦いの訓練。
それはそれは真剣そのもの。
それぞれ星に帰還するまで、
その楽しく、真剣な時は続いた。
宴が終わった夜のこと、
ウルトラマン2号(保育園年長)が
腹痛に倒れた。
夜中に3回吐いたという。
宴の後の疲れか、
はたまたノロか、インフルか・・・。
次の日は月曜日。
週日だ。
保育園には当然行かれない。
では、誰が2号の面倒をみるのか?
両親は仕事あり。
私もこの日は仕事あり。
で、白羽の矢はいつものように夫、
つまり育ジイに。
ウルトラの母から、
医者に連れていくように請われた。
今までも連れて行ったことが
ないわけではないが、
今回はその時と状況が違う。
2号は、消耗していて歩けないという。
そして、おんぶを所望。
もうすぐ6歳になる2号を
古稀のその日におんぶとは・・。
おまけにこの日は雨降りの一日。
でも、育ジイは覚悟を決めた。
小児科には通常大人の足では5分弱。
雨降り、おんぶではその倍はかかる。
しかし、とうとうやってのけた。
ノロやインフルではないが、
何らかの感染性の胃腸炎との診断が出て、
吐き気止めと下痢止めが処方された。
続く火曜日、この日はウルトラの父が
休みを取ってくれた。
そして、水、木。
また、育ジイの出番となった。
水、木は私が全く身動きの取れない日。
全日、育ジイの肩におんぶすることに。
「いやー、結構一日ってのは緊張するんだよね。
やるっきゃないけどなー・・」(夫)
下痢の直りが悪い2号。
育ジイの幾多の努力の甲斐もなく、
2号は下痢止めに口をつけない。
薬を飲まない2号は
とうとう母親からこっぴどく叱られた。
母親の威力と、医者に薬を変えてもらったことで、
2号の下痢は急激に快方に向かった。
「もっと、ちゃんと飲むように
しっかり言えばよかったのかなあ。
でも、俺だとなんか読まれていて、
母親のようなわけにいかないんだよなあ(*_*;」(夫)
そして迎えた金曜日。
この日は母親が仕事を休んだ。
「いやー、元気になってくれば大丈夫だよ。
子どもの病気ってのは大変だよな。
かわいそうだし、どうしていいかわからないしなあ。
若いお母さんはよくやってるよなあ。
ところで、うちの子どもたちも
小さいときは病気したんだよなあ?
あんまり記憶がないんだよなあ・・・」(夫)
育ジイ役割から解放されたひと時、
夫はそんなことをつぶやいた。
いつもの私だったら、それに追い打ちをかけるように
「記憶がないなんて!」とかいって、
責め立ててしまうのだけれど・・・、
今回は育ジイに脱帽でした。
ほんとに一生懸命やってるなって。
私よりよっぽど優しいわって
認めないわけにはいかなかった。
保育園のお迎えという育ジイ稼業に
身を置いて足掛け5年。
ウルトラマン一家と2世帯同居になって1年2か月。
今では友だちにも「育ジイ」やってると
堂々と?言えるようになったとか。
遂に立派な育ジイが誕生したのでした。
そしておまけ・・。
それはその次の週のこと。
今度は1号が吐き下しに・・・
そして私もそのおこぼれを頂戴してダウン。
そんな時、1号の吐しゃ物を
まともにかぶってしまった育ジイ、
ちょっぴり悲鳴は聞こえたけれど、
「てつだってくれるかー」と
冷静な声で小さな助けを求めてきた・・。
こうして、育ジイは押しも押されぬ
立派な「保育者」に育っていったのでありました。
えっ、夫が70歳!??
そんなの信じられない!!
確か28だったはずでは・・・(*_*;)
それはオーバーにせよ、古稀とは凄い!!
若い日には、そんな日が来ること、
想像だにできなかった。
かく言う私ももうすぐ67歳。
年を並べればれっきとした高齢者夫婦。
それでも心の隅では、
これって誰の歳?って思いは拭えない。
さて、そんな古稀の祝いを
みんなでワイワイ祝った。
ウルトラマン3号(2歳男児)もやってきて、
ウルトラマンの勢揃い。
ウルトラマンたちには彼らが敬愛する
ウルトラの伯父がいる。
昼の祝いの膳をたらふく食べたウルトラマンたち。
その後、わが家の居間はウルトラ星と化した。
ウルトラマンたちは
ウルトラの伯父と戦いの訓練。
それはそれは真剣そのもの。
それぞれ星に帰還するまで、
その楽しく、真剣な時は続いた。
宴が終わった夜のこと、
ウルトラマン2号(保育園年長)が
腹痛に倒れた。
夜中に3回吐いたという。
宴の後の疲れか、
はたまたノロか、インフルか・・・。
次の日は月曜日。
週日だ。
保育園には当然行かれない。
では、誰が2号の面倒をみるのか?
両親は仕事あり。
私もこの日は仕事あり。
で、白羽の矢はいつものように夫、
つまり育ジイに。
ウルトラの母から、
医者に連れていくように請われた。
今までも連れて行ったことが
ないわけではないが、
今回はその時と状況が違う。
2号は、消耗していて歩けないという。
そして、おんぶを所望。
もうすぐ6歳になる2号を
古稀のその日におんぶとは・・。
おまけにこの日は雨降りの一日。
でも、育ジイは覚悟を決めた。
小児科には通常大人の足では5分弱。
雨降り、おんぶではその倍はかかる。
しかし、とうとうやってのけた。
ノロやインフルではないが、
何らかの感染性の胃腸炎との診断が出て、
吐き気止めと下痢止めが処方された。
続く火曜日、この日はウルトラの父が
休みを取ってくれた。
そして、水、木。
また、育ジイの出番となった。
水、木は私が全く身動きの取れない日。
全日、育ジイの肩におんぶすることに。
「いやー、結構一日ってのは緊張するんだよね。
やるっきゃないけどなー・・」(夫)
下痢の直りが悪い2号。
育ジイの幾多の努力の甲斐もなく、
2号は下痢止めに口をつけない。
薬を飲まない2号は
とうとう母親からこっぴどく叱られた。
母親の威力と、医者に薬を変えてもらったことで、
2号の下痢は急激に快方に向かった。
「もっと、ちゃんと飲むように
しっかり言えばよかったのかなあ。
でも、俺だとなんか読まれていて、
母親のようなわけにいかないんだよなあ(*_*;」(夫)
そして迎えた金曜日。
この日は母親が仕事を休んだ。
「いやー、元気になってくれば大丈夫だよ。
子どもの病気ってのは大変だよな。
かわいそうだし、どうしていいかわからないしなあ。
若いお母さんはよくやってるよなあ。
ところで、うちの子どもたちも
小さいときは病気したんだよなあ?
あんまり記憶がないんだよなあ・・・」(夫)
育ジイ役割から解放されたひと時、
夫はそんなことをつぶやいた。
いつもの私だったら、それに追い打ちをかけるように
「記憶がないなんて!」とかいって、
責め立ててしまうのだけれど・・・、
今回は育ジイに脱帽でした。
ほんとに一生懸命やってるなって。
私よりよっぽど優しいわって
認めないわけにはいかなかった。
保育園のお迎えという育ジイ稼業に
身を置いて足掛け5年。
ウルトラマン一家と2世帯同居になって1年2か月。
今では友だちにも「育ジイ」やってると
堂々と?言えるようになったとか。
遂に立派な育ジイが誕生したのでした。
そしておまけ・・。
それはその次の週のこと。
今度は1号が吐き下しに・・・
そして私もそのおこぼれを頂戴してダウン。
そんな時、1号の吐しゃ物を
まともにかぶってしまった育ジイ、
ちょっぴり悲鳴は聞こえたけれど、
「てつだってくれるかー」と
冷静な声で小さな助けを求めてきた・・。
こうして、育ジイは押しも押されぬ
立派な「保育者」に育っていったのでありました。
楽しいお祝の膳とんだ災難でしたね。
ご主人は立派な「保育者」に認めていただき、よい?思い出になりましたね。
お孫さんたち元気になられましたか。可哀想でしたね。
お大事にしてください。