いよいよ二世帯同居が始まった。
その日、お迎えの祖父(夫)と一緒に
保育園から電車に乗って帰ってきたTP(6歳)とKJ(4歳)。
迎えに行った祖母の私と伯母を見つけるとワーッと走ってきた。
それもつかの間、TPは叔母と一緒に
あっという間に新しい家に向かって走り去った。
6歳って足がこんなに早かったっけ・・。
とても追いつけない。
すると、弟のKJは
「ねえ、おばあちゃん、スキップできる?ギャロップは?」と聞いてきた。
こちらも歩くのがもどかしそう。
大きく足を上げながら、見事なスキップ!
「KJね、できるようになったんだよ!」と見せてくれた。
私もついていこうと、得意(だったはず)のスキップをやった。
え、なに、なに??この体の重さは??
え、スキップって軽やかで気持ちのいいものだったはずじゃあなかったっけ??
小学校一年生の時、放課後、近所の友達のところに行くとき、
私は必ずスキップをして行ったのを覚えている。
あるとき近所のおばさんが声をかけてきた。
「いつもスキップ、元気ねえ。」
え、どうして?
大人ってなんでスキップしないんだろう??
どうして歩いてなんていられるんだろう??
私は本当に不思議だった。
あんなに気持ちいいスキップを何で大人はしないんだろう・・・。
それから60年近くが経ち、その訳がわかった。
大人ってもう体が重いんだ。
それに、走ってまで行きたい場所が本当に少なくなっちゃったってことを。
それでも、私は頑張った。
KJと一緒にスキップしようと。
うわー、重い、重い、重いよう・・・。
これが大人になるってことか。
いえ、高齢者になるってことかも知れない。
高齢者同士では気付きにくい、体力ギャップ。
6歳はおろか、4歳の子どもにもついていくのがやっとなんて・・。
そんな現実を突きつけられた初っ端の二世帯同居の始まり。
これから、どんなことを感じながら過ごしていくのだろうと、
それもまたちょっぴり楽しみ。
さあ、これからストレッチしなくっちゃ。
でも、あの軽やかなスキップは果たして戻ってくるのだろうか?
無理そうと思った二世帯同居一日目の一コマでした。
その日、お迎えの祖父(夫)と一緒に
保育園から電車に乗って帰ってきたTP(6歳)とKJ(4歳)。
迎えに行った祖母の私と伯母を見つけるとワーッと走ってきた。
それもつかの間、TPは叔母と一緒に
あっという間に新しい家に向かって走り去った。
6歳って足がこんなに早かったっけ・・。
とても追いつけない。
すると、弟のKJは
「ねえ、おばあちゃん、スキップできる?ギャロップは?」と聞いてきた。
こちらも歩くのがもどかしそう。
大きく足を上げながら、見事なスキップ!
「KJね、できるようになったんだよ!」と見せてくれた。
私もついていこうと、得意(だったはず)のスキップをやった。
え、なに、なに??この体の重さは??
え、スキップって軽やかで気持ちのいいものだったはずじゃあなかったっけ??
小学校一年生の時、放課後、近所の友達のところに行くとき、
私は必ずスキップをして行ったのを覚えている。
あるとき近所のおばさんが声をかけてきた。
「いつもスキップ、元気ねえ。」
え、どうして?
大人ってなんでスキップしないんだろう??
どうして歩いてなんていられるんだろう??
私は本当に不思議だった。
あんなに気持ちいいスキップを何で大人はしないんだろう・・・。
それから60年近くが経ち、その訳がわかった。
大人ってもう体が重いんだ。
それに、走ってまで行きたい場所が本当に少なくなっちゃったってことを。
それでも、私は頑張った。
KJと一緒にスキップしようと。
うわー、重い、重い、重いよう・・・。
これが大人になるってことか。
いえ、高齢者になるってことかも知れない。
高齢者同士では気付きにくい、体力ギャップ。
6歳はおろか、4歳の子どもにもついていくのがやっとなんて・・。
そんな現実を突きつけられた初っ端の二世帯同居の始まり。
これから、どんなことを感じながら過ごしていくのだろうと、
それもまたちょっぴり楽しみ。
さあ、これからストレッチしなくっちゃ。
でも、あの軽やかなスキップは果たして戻ってくるのだろうか?
無理そうと思った二世帯同居一日目の一コマでした。