帰省すると必ずお世話になっている福岡ラロシェルにも寄ってきました。今回も、私のグルメ友人との黄金トリオでのディナー。戻るたびに「お帰りなさい」と言ってくれるお店はなかなかありません。文字通り、本当に有り難いです。(記事協力:旦那)
支配人から、東京のお客さんが最近増えてるとの事・・もしかしてこのブログ?多分私達のような常連組の口コミからでしょうけど、まさかね。でも、ちょっと見て頂いて行っていただけたら、どっかで繋がってるみたいで嬉しいですね。
今回は、新しいシャンパーニュが入っているというので、試してみることにしました。
Laurent Perrier
Grand Siècle
ピノ・ノワール (Pinot Noir) シャルドネ (Chardonnay) のブレンドで作られたシャンパーニュ。シャルドネの方がややブレンドの割合としては多いようです。
一品目は「ホッケとツブ貝のテリーヌ」。オリーブオイルで召し上がれとのことですが、まるでイタリアンを思わせるような前菜です。
これまで、シェフの料理は何度もいただいてきましたが、イタリアンテイストは初めてだったので、新鮮かつミステリー。ここからどのように次に発展していくのか? 三品目または四品目で同じようにオリーブオイルを使った作品が登場するのでしょうか?
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二品目は「ランティーユとフォアグラ ポワール(洋梨)のソテーとロックフォールチーズのアイスクリーム添え」。ランティーユ (les lentilles) とはレンズ豆のこと。フォアグラのしっとりした感触としっかりしたランティーユの豆の舌触りが絶妙。相互補完の関係で、すばらしいと思いました。
ロックフォールチーズのアイスクリームは斬新。これが甘い洋梨のソテーとぴったり。
しっとりした食感とざらざらした舌触り。甘さと塩み。ソテーの温かさとアイスクリームの冷たさ。一皿でさまざまな対照が楽しめるというのは贅沢です。友人曰く、「(パーではなく)グーで万歳」。確かに、拳を突き上げて万歳をしたい絶品でした。
三品目は「茸のスープ」。冷たい料理が二皿続いたので、次は間違いなく温かいお皿だと思っていました。
写真写りのいい料理と悪い料理がありますが、スープはおそらく写真写りの悪い料理でしょう。この写真を見ただけでは、味は伝わってきません。
湯浅支配人の説明では、コニャックとレモンを入れて、茸を泡立てているため、茸の香りが鮮明に感じられます。実際、レモンの酸味が茸の味を引き立てているのには驚きました。
四皿目は「タラバガニのアンディーブ包み焼き」。タラバガニをアンディーブで包むという発想もユニークですが、食べてみると、あっさりしたアンディーブの味がタラバガニと肉と調和しておいしくいただけます。少しずつ食べるより、できるだけ大きく食べる方がおいしい。
なお、タラバガニの周りを囲んでいるのはオマールエビのソース。パンを浸してできるだけたくさんソースを味わいたいところです。
この日のワインは白と赤の二本。
Domaine Gauby
シャルドネが非常にこなれて柔らかい味になっていました。
Château Faugères 1997
Saint-Émilion Grand Cru
土の香りが最初に登場し、時間を経て果実の香りが登場するというアロマがすばらしい。
お口直しをいただきます。この日は柑橘系のお口直し。シークワーサーやグレープフルーツが入っていました。
いよいよ、メインの登場ですが、これまでの展開ではどんな料理が出てくるのか予想しにくいところです。ワインと時期を考慮すると、ジビエであることは間違いないのですが、蝦夷鹿が来るのか、イノシシが来るのか、それとも鳥系が来るのか?
私はイノシシ、ダーは蝦夷鹿ではないかという予想・・・そして。
登場したのは「ピジョン ベリーソース」。実は、前回、血のソースでハトをいただいたのですが、今回はソースを変えてのご対面です。ロシアのボルシチでも使われるビーツを使うなんて・・驚きですね。酸味が絶妙でした。メインまで食べて、多分今日は2品目のランティーユとロックフォールのメニューがシェフの目玉に違いない!私はそう確信(シェフとも話したら正解)。
一人にまるまる一羽はかなりの分量。直前の料理で、パンを使ってソースを味わってお腹がかなりきつくなっていたダーは「無念のリタイアという気分」で少し残してました。とは言いながら、この後、ロックフォールだけはしっかりいただきました。やはり、ロックフォール同盟は崩せないと言いながら(笑)。
←今回食後は仏アルザスのオー・ド・ヴィを(多分ジャン=ポ-ル・メッテ(Jean-Paul Mette))
9時過ぎくらいまでは覚えていたのですが、気づけばこの夜も11時を回っており、デザートも食べられないくらいにお腹いっぱいになった一行は、シェフ、支配人、そして、スタッフの方々にお礼を言いながら幸せな気分でお店を後にしました。
いつも変わらないホスピタリティで迎えてくださるお店に感謝。そして2008年もどんな料理と向き合えるのか楽しみにしてます。
支配人から、東京のお客さんが最近増えてるとの事・・もしかしてこのブログ?多分私達のような常連組の口コミからでしょうけど、まさかね。でも、ちょっと見て頂いて行っていただけたら、どっかで繋がってるみたいで嬉しいですね。
今回は、新しいシャンパーニュが入っているというので、試してみることにしました。
Laurent Perrier
Grand Siècle
ピノ・ノワール (Pinot Noir) シャルドネ (Chardonnay) のブレンドで作られたシャンパーニュ。シャルドネの方がややブレンドの割合としては多いようです。
一品目は「ホッケとツブ貝のテリーヌ」。オリーブオイルで召し上がれとのことですが、まるでイタリアンを思わせるような前菜です。
これまで、シェフの料理は何度もいただいてきましたが、イタリアンテイストは初めてだったので、新鮮かつミステリー。ここからどのように次に発展していくのか? 三品目または四品目で同じようにオリーブオイルを使った作品が登場するのでしょうか?
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二品目は「ランティーユとフォアグラ ポワール(洋梨)のソテーとロックフォールチーズのアイスクリーム添え」。ランティーユ (les lentilles) とはレンズ豆のこと。フォアグラのしっとりした感触としっかりしたランティーユの豆の舌触りが絶妙。相互補完の関係で、すばらしいと思いました。
ロックフォールチーズのアイスクリームは斬新。これが甘い洋梨のソテーとぴったり。
しっとりした食感とざらざらした舌触り。甘さと塩み。ソテーの温かさとアイスクリームの冷たさ。一皿でさまざまな対照が楽しめるというのは贅沢です。友人曰く、「(パーではなく)グーで万歳」。確かに、拳を突き上げて万歳をしたい絶品でした。
三品目は「茸のスープ」。冷たい料理が二皿続いたので、次は間違いなく温かいお皿だと思っていました。
写真写りのいい料理と悪い料理がありますが、スープはおそらく写真写りの悪い料理でしょう。この写真を見ただけでは、味は伝わってきません。
湯浅支配人の説明では、コニャックとレモンを入れて、茸を泡立てているため、茸の香りが鮮明に感じられます。実際、レモンの酸味が茸の味を引き立てているのには驚きました。
四皿目は「タラバガニのアンディーブ包み焼き」。タラバガニをアンディーブで包むという発想もユニークですが、食べてみると、あっさりしたアンディーブの味がタラバガニと肉と調和しておいしくいただけます。少しずつ食べるより、できるだけ大きく食べる方がおいしい。
なお、タラバガニの周りを囲んでいるのはオマールエビのソース。パンを浸してできるだけたくさんソースを味わいたいところです。
この日のワインは白と赤の二本。
Domaine Gauby
シャルドネが非常にこなれて柔らかい味になっていました。
Château Faugères 1997
Saint-Émilion Grand Cru
土の香りが最初に登場し、時間を経て果実の香りが登場するというアロマがすばらしい。
お口直しをいただきます。この日は柑橘系のお口直し。シークワーサーやグレープフルーツが入っていました。
いよいよ、メインの登場ですが、これまでの展開ではどんな料理が出てくるのか予想しにくいところです。ワインと時期を考慮すると、ジビエであることは間違いないのですが、蝦夷鹿が来るのか、イノシシが来るのか、それとも鳥系が来るのか?
私はイノシシ、ダーは蝦夷鹿ではないかという予想・・・そして。
登場したのは「ピジョン ベリーソース」。実は、前回、血のソースでハトをいただいたのですが、今回はソースを変えてのご対面です。ロシアのボルシチでも使われるビーツを使うなんて・・驚きですね。酸味が絶妙でした。メインまで食べて、多分今日は2品目のランティーユとロックフォールのメニューがシェフの目玉に違いない!私はそう確信(シェフとも話したら正解)。
一人にまるまる一羽はかなりの分量。直前の料理で、パンを使ってソースを味わってお腹がかなりきつくなっていたダーは「無念のリタイアという気分」で少し残してました。とは言いながら、この後、ロックフォールだけはしっかりいただきました。やはり、ロックフォール同盟は崩せないと言いながら(笑)。
←今回食後は仏アルザスのオー・ド・ヴィを(多分ジャン=ポ-ル・メッテ(Jean-Paul Mette))
9時過ぎくらいまでは覚えていたのですが、気づけばこの夜も11時を回っており、デザートも食べられないくらいにお腹いっぱいになった一行は、シェフ、支配人、そして、スタッフの方々にお礼を言いながら幸せな気分でお店を後にしました。
いつも変わらないホスピタリティで迎えてくださるお店に感謝。そして2008年もどんな料理と向き合えるのか楽しみにしてます。