りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

3,500kg。

2008-09-11 | Weblog
昨日、3児の父になった弟と電話で話した。

もう完全にお互い独立した人生を営んでいる弟と電話で話すのは、何だか照れくさい。
開口一番「よお、俺・・・」と僕が切り出したが、なんだかぎこちない。
別に僕らは仲が悪いわけではない。むしろ、30代の兄弟にしては仲が良い方だと思う。
でも、あえて2人で話すとなると、妙な空気が流れるのだ。
たぶん漫才の相方と電話で話すときって、こんな感じなんだろうな。
以前、ダウンタウンの松っちゃんがそんなことを言ってた。

電話の目的は、昨日生まれた赤ちゃんについて。
3人目だけど、難産だったとのこと。
毎日の家事はお袋が来てくれているので、心配ないとのこと。
義妹の体調も良好とのこと。
そして、生まれた赤ん坊の体重が3,500kgだったとのこと
いくら男の僕でも、その体重がどれだけ重いか、だいたい想像がつく。
いや、逆に重すぎて想像できない

その後、“まぁ、がんばれよ”的な言葉を弟にかけて、
来週の日曜日に、家族で赤ちゃんを見に行くことを伝え、僕は電話を切った。

甥っ子が、また増えた。
一緒に住んでいるわけではないが、血のつながった家族が増えるのは、やっぱり嬉しい。
特に親父やお袋は、可愛い孫がまた増えるわけだから、無条件で幸せなんだろうな。。。。
と電話を切った後ぼんやり思いにふけってたら、あることを思い出した。







赤ちゃんの名前を聞くの、忘れた。。。。。。
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誕生。

2008-09-10 | Weblog
午前11時前。

携帯に妻からメールが着信した。

「赤ちゃん、無事、生まれたよ」

妻が出産したわけではない(笑)

僕の弟夫婦に3人目の子どもが、今日、生まれたのだ。

元気な男の子だそうだ。

これで弟の子どもは3人とも男の子ということになる。

食べ盛り、遊び盛り、騒ぎ盛りの3人兄弟。

これからの日常を考えると、義妹の心中を察するにあまりある(笑)

でも、命の誕生は、何ものにも代え難い。

僕も小さな感動に、今、包まれている。

今では遠く離れた場所で、お互いそれぞれ家庭を持ち、それぞれ違う仕事に就き、

それぞれ違う人生を歩んでいる世界でたった一人の弟に、僕はメールした。





「おめでとう。がんばれよ!3児の親父!!」
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9月病。

2008-09-09 | Weblog
「9月病」という病があるらしい。

先日TVで、どこかの偉い心理学の先生が説明していた。
「5月病」なら、今では誰でも知っている心の病だが、
9月病とは、要するに5月病の9月バージョンなんだそうだ。

暑い夏(特に最近の猛暑)に何とか耐え凌いだと思ったら、
秋のはじまりに、ふと感傷的な気持ちが心に生まれ、
微妙に揺れ、落ち込み、虚しさを感じる。。。。。
その結果、何もやる気が起きず、身体が鉛のように感じ、
怠惰な気持ちに支配されるそうだ。


まさに、僕じゃないか。


そして僕の周りにも、圧倒的に今、こういう雰囲気の人が多い。
実際に夏バテをひきずってるということもあるだろう。
不安定な景気の動向もあるだろう。
この国のリーダーの、あまりにも人をバカにした愚行に、
怒りや憤りを通り越えて虚しさ感じることもあるだろう。


誰だって、ナーバスになるよ、こんな時代を生きてりゃ。。。


「何事も、気合いだっ」というような価値観で生きている人には
きっと逆さまになっても分からない。

僕の心の中のカオスを、すべて9月病で片付けようとは思わないけど、
自分の人生を真摯に生きようとすればするほど、自分の心に対して素直になろうと
すればするほど、心身がおかしくなるのが、“世の中”というものなのか?


誰か、僕に教えてほしい。。。。。

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竹林。

2008-09-08 | Weblog
竹林が、好きだ。

竹と竹の間が適度に隙間が空いていて、
雑草が生い茂ることもなく、薄暗い空気は
少しひんやりとしていて、若竹の匂いが混じっている。
見上げると、優しい木漏れ陽が、天から静かに降り注いでいる。

そんな竹林が、好きだ。

子どもの頃、そんな竹林が近所にあった。
僕らにとって、格好の遊び場のひとつだった。
でも、そこでどんな遊びをしていたのか、具体的に思い出せない。
友達と嬌声を上げながら、その竹林の中を走り回っていたのか、
それとも地面に座り込んで優しい風の音を聴きながら、絨毯のように
地面を覆う笹の葉で何かを作っていたのか。。。。
今では、もう思い出せない。

先日、仕事の途中で、そんな竹林の側を車で走った。
思わず、車を停めた。
路肩に停めた車から出ると、僕は何かに引き込まれるように
竹林の中に入っていった。

笹の匂いが鼻をくすぐる。優しい風がどこからともなく流れてきて、
僕の頬を撫でる。見上げると、残暑とは思えない柔らかい木漏れ陽が
木々の隙間から注ぎ降りる。


「おかえり」


竹林がそんな風に、僕の耳元で囁いたような気がした。
眼を、閉じた。
竹林の真ん中で、僕は眼を閉じて、心だけを、竹林に解放した。

静かに、本当に静かに、僕は竹林と同化していった。
嬉しいこと、虚しいこと、楽しいこと、哀しいこと、愛しいこと、
苦しいこと、愉快なこと、不条理なこと・・・僕の身体を竹林の風が
通り抜けるにつれて、僕の心の中に混在する、ひとことでは説明できない
感情や出来事のすべてが、竹林に同化して、そして浄化されてゆく気がしていた。



でも、きっとそれは、錯覚なのだ。



もう立派な大人になった僕が、子どもの頃と同じように、
そう簡単に竹林と同化して、浄化されることはないだろう。

僕は、あまりにもいろんなものを背負いすぎてしまった。
そしてこれからも、僕は様々なものを背中に背負い、腹に抱え、
両手に持ち、両足にくくり、どこかへ向かって歩いて行くのだろう。
それがどこなのかは、今はまだ分からないけれど。。。。。

浄化されたい。
もう一度まっさらな自分に戻って、
無邪気だった子どもの頃のように、竹林と同化したい。

しばらくして、僕は眼を開けた。
薄暗い木陰と木漏れ陽の日なたが交差する景色に
眼が慣れるまで、僕は眉間に皺を寄せて顔を歪めた。
風は、笹の葉の匂いを乗せて、相変わらず僕の頬を
優しく撫でていた。
僕は、一度だけ空を見上げると、背伸びをしながら
深呼吸をして、車に向かって歩き出した。
僕が歩くたびに、笹の絨毯がミシミシと鳴った。


僕は竹林が、好きだ。
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名前。

2008-09-06 | Weblog
今日は珍しく、仕事の話なんぞ。。。

僕の仕事は、グラフィックデザイナーだ。
と言っても、田舎の広告代理店勤務のデザイナーなので、
どちらかと言うと「広告の制作」という日本語での表現の方が似合ってる気がする。
実際、制作に関わる色んな仕事をしてるしね。

パンフレットやポスターのデザインはもちろん、ロゴマークやロゴタイプのデザインと
いったものから、折込チラシや名刺、メンバーズカード、看板、パネル、シール・・ etc.
屋外サイン設置の時のセメント塗りや雑草除去なんてのもやった(笑)

そんな仕事の中に、“ネーミング”というものもある。

本来ならコピーライターがするべき仕事なのだが、地方の、しかも超地方のこの辺りで
“私はコピーライターです”と宣言して仕事をしている人は、僕が知っている限り皆無である。
昔、たしかにそういう人もいらっしゃったが、数年前に再会した時は、道路工事の警備員をされていた・・・
まぁ、そんな感じなので、コピーライティングは、デザイナーが兼務することが多いのである。

元々、僕はコピーライター志望でこの業界に入った。
10代の頃、コピーライターブームというのが起こって、
糸井重里や中畑貴志や真木準や土屋耕一といった一流のコピーライターに
僕は憧憬のまなざしを注いでいた。
そんな僕だから、コピー(文章)を書くのは、まったく苦ではないのである。
むしろ、得意だ。

今から9年前。
とある介護用品の店がオープンすることになり、ネーミングの依頼があった。
締め切りも決まっていた。
そしてまったく同じ時期。
実は、僕には同じく締め切りが決まっていて、どうしてもネーミングしなければならない
“あるもの”を抱えていた。



娘の名前である。



僕は店の名前のネーミングを優先した(爆)
数日間(いや数週間だったかな?)とにかく、その店の名前の命名に集中した。
他の仕事をしている時も、食事中も、酒を飲んでいる時も、◯◯◯をしている時も、
ず~~~~っと、名前を考え続けた。
おかげで、いくつかの案の中から本命の名前が採用され、その店は僕がネーミングした
店名で、予定通りオープンした。


その店が、先日、閉店した


まぁ、店の寿命を考えれば、長生きしたほうではないか?と思う。

ちなみに、娘の名前は生まれる前から女の子と分かっていたので、
呼び名とか、大まかな部分は妻と一緒に事前に決めていた。
あとはどういう文字を当てはめるかということだけだった。
だから、後回しにしたんだけどね(笑)
でも、“字画”というものに四苦八苦して、“やっぱり、先に決めておけばよかった
と少し後悔したことを、今こうやって日記を書きながら思い出した。



店は、閉店した。
僕の考えた店名は、もうどこにも残っていない。
店名を憶えていた人も、時間が経つにつれて、少しずつ、いなくなってゆくだろう。

でも娘は、生きている。
今日も元気いっぱいに、笑顔で生きている。
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レイナ。

2008-09-05 | Weblog
レイナ
優しい風に街の花が揺れてる
レイナ
あの日からずっと君を思い続けてる

きれいごとだけじゃしまいきれない
いくつもの思いを抱えて
春の雨よりも柔らかに
時が何となく過ぎてゆく
レイナ
今夜だけはここで少しくつろいでいってくれ

レイナ
夜更け過ぎて風の唄が聞こえる
レイナ
子供達は寝かしつけておいたよ

今まで君はずっとひとりで闘ってきたんだろう
話したいことは山ほどあるけれど
ここで暖かいお茶でもどう?

レイナ
窓の向こうでまもなく夜が明けるよ
闇の中で怯えていないで
心に光を集めて

やがて眠りにつく君がいる
僕は君を愛している
風の中 揺れる心のともしびを
けして絶やさないように もう一度

レイナ
窓の向こうでまもなく夜が明けるよ
まもなく夜が明けるよ...

「レイナ」words & music 佐野元春(2004)





昨日、帰宅途中の車の中で久々に聴いた。
発表直後は、さほど心に引っ掛かる歌ではなかった。
でも今は、ちょっと・・・。
40年近く生きていれば、色んな出来事がある。ない方がおかしい。
だから年を重ねるごとに、人は人に対して優しくなれるんだと思う。

今日は金曜日。明日も仕事だけど、それでも週末はやっぱり心が少し軽い。
今日は、ご機嫌なR&Rでも聴きながら帰ろうかな♪
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こぼれあさがお。

2008-09-04 | Weblog
「こぼれ蛍」という言葉がある。
辞書には載っていない。たぶん造語なのだろう。

この言葉に僕が出会ったのは、今から10年以上前の大河ドラマ「毛利元就」の中でだった。
詳細は割愛するが、戦で四面楚歌になってしまった武将の前に、一匹の蛍が現れた。
それを見た武将が独り言のように言った台詞の中の言葉だった。

「自分はこぼれ蛍だった。大内家に秋がきているのを一人知らず、群れからはぐれて。。 
かなしいこぼれ蛍だったのう。」

「蛍の季節が終わり、仲間がいなくなったというに、気づかずにいる蛍のことじゃ。
そこまで秋が来ておるというのに、こぼれ蛍はのんきじゃのう」





今朝、庭のプランターにあさがおが咲いていた。
仲良く寄り添うように。。。。

「こぼれ蛍」という言葉があるなら、「こぼれあさがお」という言葉もあるのだろうか?

もう夏も終わろうしているのに、それを知らず咲いてしまった、綺麗な淡い紫色のふたつのあさがお。
少し不安げなあさがお。今にも消えてしまいそうなあさがお。
でもそのふたつのあさがおは、朝日を浴びて咲いている。咲いているのだ。

“夕方、僕が帰ってくるまで、どうか咲いていておくれ・・・”

ふたつの小さなあさがおを眺めながら心の中でそう願って、
僕は会社へ向かった。
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曇天。

2008-09-03 | Weblog
前にもこのタイトルで日記書いたかなぁ?

でもいいや。ホントに曇天だもん

すごいよ、今日の天気は。

“曇り空”っていうのはよくあるけど、

今日の空は曇り空っていうよりも“グレー1色空”だよ。

凹凸がないんだよ。雲に。

鼠色ののっぺらぼーな空。




こういう天気が、一番ヤバい




心身にもの凄く影響を与えるんだよ。

曇っているってことは、気圧が低い。

気圧が低いと、身体の血流は鈍くなる。

血流が鈍くなると、栄養が身体にまわらないから、身体がしんどくなる。

当然、脳味噌にもまわらないから、精神的にもしんどくなる。。。。。




だるい。。。。




昔は、自分だけかかと思ってたけど、社会人の多くの人は

大なり小なり同じような感じらしい。

しかも、夏の終わりだし。

大人だって、夏が終わるのは寂しいんだな。

ここ数年は、特に寂しい。

もしかしたら、自分の人生の“夏”も終わりかけていることを、

無意識のうちに感じているのかもしれない。

大袈裟かもしれないけど。





雲の上の、青空。

いつ、顔を見せてくれるんだ?






すんません。最近、ネガティブな感じの日記ばかりで。。。。

ちょっと涙腺も緩み気味のりきるです
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怖い道具。

2008-09-02 | Weblog
パソコンが、大嫌いだ。

ちょっとしたことで、動かなくなりやがる。

動かないから四苦八苦してると、クリックひとつで直りやがる。

バージョンアップしたかと思ったら、

すぐに次のバージョンアップの知らせが来やがる。

そして何よりも気に入らないのが、こいつがないと、もう生活が成り立たないということだ。




この事実が、ものすごい、癪




実際に仕事なんて、もうこいつがないと、悔しいけど僕は単なる

“デクノボウ”になってしまう。

長い人類の歴史の中で、コンピュータが使われた時間なんて、

ほんのちょっとの間なのに。。。。

そう考えると、怖い道具だ。





そんなことを考えながら、今日も僕はパソコンからブログを UPさせている。
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せぷてんばぁ~。

2008-09-01 | Weblog
はじまりました。9月。長月。 September。

でも、心情的にはひらがなの“せぷてんばぁ~”って感じ

な~~んか、腹の底に力が入らない。

「一所懸命、バリバリバリバリ頑張ります」なんて口が裂けても言えない。

・・・いや、言えって言われれば言うけどね。これでも大人だから(笑)

でも、思いっきり、それはウソになるなぁ。。。

原因は、まぁ、大体、分かってるんだけど。

でも、ここにはまだ書けないな

いや、ずっと永遠に書けないかも。書かない方がいいかも。

おかしいよね、てめぇのブログなのに(笑)
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