りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

知らない誰かの身体。

2013-08-28 | Weblog
何だか、唐突すぎないか?

先週まで、寝る時もエアコンをフル稼働させていたのが嘘のようだ。

空の色が違う。
雲のカタチが違う。
蝉の鳴き声がしない。
何よりも、涼しいを通り越えて、肌寒い。

土日の豪雨を境に、明らかに季節が変わった。

まるで、“ずっと一緒にいようね”と潤んだ瞳でみつめられたのに、数日後に会いに
いったら、“好きな人ができたから、もう会えない”と眼も合わさずに冷たい宣告を
された、若い頃の古傷のような変わり方だ(爆)

それにしても、これほどまで極端な季節の移ろいも珍しいのではないか。

落差の激しい気候の中に身を置いていると、身体にも支障をきたすようだ。
この数ヶ月はあまり気にならなかった肩こりが、ここ数日は酷い。
眠りも浅いのか目覚めも悪く、頭のスイッチが入るのがいつもよりも遅い。
気候に身体がついていかないのも、年を取った証拠かも。
まるで、知らない誰かの身体の中に無理矢理押し込められたような、そんな感覚。

こんなことを書くと、本当に自分が年寄りになってしまったような気がするけど、
若い頃はそんなことは微塵も感じなかった。

季節が変わろうが変わるまいが、自分の身体はいつも自分のものだった。
その代わりなのかどうか分からないけど、そんな確固とした自身の身体の
中にある心は、季節に関係なく、いつも不安定で、感受性が異常に強くて、
上がったり下がったりをひっきりなしに繰り返していた。

・・・あ、そうか。そういうことか。

若い頃は心が不安定だけど、年を重ねたら身体が不安定になるのか。
なるほど。上手くできているなぁ。

夏が終わるよ。人生の夏が(爆)
コメント
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