りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

Ryu's Bar

2010-11-18 | Weblog
先日から村上龍のエッセイを読んでいるせいか、
久々に、僕の中で「村上龍ブーム」です(笑)

僕が芥川賞作家・村上龍を知ったのは、
実は小説の作品ではなく、テレビだった。

「Ryu's Bar~気ままにいい夜~」

日曜日の夜に放送されていた村上龍がホストのトーク番組だ。
文壇の人間がテレビメディアでトーク番組を持つなんて、
当時もそうだけど、今でもあまりないことだ。
実際、この番組を村上龍がはじめた頃、当時の文壇の重鎮たちは、
この番組に対してかなり批判的だったという。
だけど、僕は、このトーク番組が大好きだった。

知的。

あえて言うなら、その一言に尽きる。
田舎の高校生だった僕には、そこに登場する人、セット、小物、
話題、空気・・・何もかもがキラキラ輝いて見えた。
見終わった後は、自分も少しだけ賢くなったように錯覚したものだった。

たしか1986年から1991年まで放送されたはずだ。
トークにおいては素人(失礼)が司会の番組ながら、意外と長寿番組
だったのだ。

YouTubeから、秘蔵の映像を添付した。
1989年初夏に放送されたRyu's Barだ。
ゲストは、佐野元春。
当時、今ほどテレビメディアに出ることが滅多になかった佐野元春が
よりによって(笑)村上龍のトーク番組に出演したことに、
佐野元春と村上龍双方のファンだった僕は、大いに驚き、そして喜んだ
ことを今でもよく憶えている。

「サムデイ」を初めて聴いた時、“おぉ、日本のロックもここまで来たか!”と
思った・・・映像には映っていないが、この時、村上龍は佐野元春に向かって、
そう称賛していた。
あと、“日本の作家でカラオケで佐野元春が歌えるのは、自分だけ♪”って、
わけの分からない自慢もしてたな(笑)

Ryu's Bar-佐野元春
コメント
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