第4回ペア将棋選手権は、中井女流六段・喜野アマペア対島井女流初段・城間アマの決勝となり、島井・城間ペアが勝利。
島井女流初段得意の四間飛車穴熊で戦ったペアが、勝ち進むごとに息の合った指し手を続け、優勝となりました。
第4回ペア将棋選手権は、中井女流六段・喜野アマペア対島井女流初段・城間アマの決勝となり、島井・城間ペアが勝利。
島井女流初段得意の四間飛車穴熊で戦ったペアが、勝ち進むごとに息の合った指し手を続け、優勝となりました。
120手で後手・里見女流名人の勝ち。
44手目に飛車を切った後手に対し、清水挑戦者はうまく局面を落ち着かせたように見えましたが、手に乗ってうまく左金を玉に寄せた里見女流名人が、攻勢に転じると緩まず攻めきりました。
これで里見女流名人の2連勝。防衛まであと1勝です。
女流名人位戦第2局は、清水女流六段の先手。
先手は3手目に▲6八玉と上がって、後手のゴキゲン中飛車を牽制しましたが、里見女流名人はそれでも△5四歩。角交換からの乱戦になりうる手順でしたが、先手が▲2六歩と自重し、落ち着いた展開となりました。
先手は飛車を5筋に転換し、中央に2枚銀で厚みを築いています。
今日は船戸女流二段の指導対局。
前日、LPSA天河戦で中井女流六段をあと一歩まで追い詰めながら逆転負けを喫した船戸女流二段でしたが、その痛手は露ほども見せずに、いつものほがらかさで対局されていました。
初顔合わせの方とも対局。後手番で、昼間に中継で見ていた阿久津流お試そうとしてみましたが、少し形が違って結局向かい飛車に。先手番なら成立しそうな鈴木大介流△4四角を指してみましたがやはり無理。完封負けのところを粘って一時は逆転ムードでしたが、明らかな切れ筋に陥り、最後は二歩の反則負け(--)。あ~、二歩打ったのは始めてかもしれない。
しかし久しぶりのアフターでサイゼリヤ名物・葡萄ジュースを飲み、気を取り直しました。持つべきものは棋友です。
王将戦挑戦中の豊島六段による定跡最新型の解説書。
後手が戦型の選択権を持つ現在で、先手番がどのように戦うか、というテーマに絞ったとのことで、これは今では当然とはいえ定跡書としてはユニークな視点だと思います。
後手側の戦型は「ゴキゲン中飛車」「一手損角換わり」「横歩取り8五飛」「横歩取り8五飛5二玉」「角換わり腰掛け銀」と、現時点で課題が多く、「将棋世界」誌の「イメ読み」で取り上げられるようなテーマばかり。
良い本ですが、図面の数に対してテキストが少なめに思えるので、それぞれのテーマを研究している人であればともかく、そうでない読者には少しわかりづらいように思います。
明日28日の芝浦サロン、常駐女流棋士は、船戸さんです。
【れんらくちょう】明日は行きたいです。サイゼリヤもありますかね?
先日の大会で。
将棋自体は相振り飛車となり、攻め合いに。(ところで予選リーグの4人全員が振り飛車。しかも先手番はほぼ3手目▲7五歩。この前に出場した大会もまったく同じで、振り飛車、特に早石田ブームはアマチュア棋界に広がっているようです)
相振りでは優勢になったと思っても玉頭からの反撃で受けなしになることが多いですが、この将棋もそんな形。相手の玉が薄かったために、なんとか一手勝ち。
で、相手も投げ切れなかったのでしょう。詰みまで進みました。まだ持ち時間は少し残っていましたが、詰んでいてこれ以上指す手はない。…ところが相手は投了しません。しかし、なんとなくもじもじしていて、何か言いたげな風情。こちらから「投了でしょうか?」と尋ねると、「だって詰んでますよね?」
ここで気がつきました。この方は(おそらく)ネットでの対局しか経験がなく、リアル対局での「投了の意思表示」をご存じなかったのでしょう。
それがよいとか悪いとかでなく、こうした流儀をきちんと教える機能がどこかに必要だろうと思いました。
151手で先手・里見女流名人の勝ち。
清水女流六段の打った角が、終盤で封じ込められてしまったのが痛かったでしょうか。
第2局は1月30日(日)に対局されます。
女流名人位戦五番勝負第1局は、里見女流名人の先手。
里見女流名人の中飛車に対し、清水挑戦者は居飛車で左美濃。角交換から△9四角と積極的に動いています。
里見女流名人は渋く▲4九角と受け、どちらの角が働くかの勝負となりそうです。