昨年に続き、「とちぎ将棋まつり」に行ってきました。
昨年は羽生名人の登場でものすごい人だかりとなりましたが、今年はそれほどではなく。しかし、人気棋士多数来場とあって、盛り上がりはなかなかのものでした。
加藤九段の指導対局姿を間近で見ることができました。ものすごい迫力。
郷田九段。
広瀬王位は八面六臂の活躍。
森内九段。
北尾女流と藤田麻衣子女流。
初日は指導対局を申し込み、井道女流初段と対局。早石田対△8五歩早突きで、▲8六歩から飛車交換を挑む形となり、途中は少し良くしたような気がしましたが、終盤で寄せに行った手が寄せにならず、負け。しかし感想でいろいろと教えてもらい、勉強になりました。
2日目は大会にエントリーしたので朝から。予選リーグ、1局目は後手番。先手が早石田で来たので、やられると厭な右四間穴熊に。これは完全に余した将棋を、食いつかれて負け。2局目は先手で3手目▲7五歩としたら後手が四間飛車に。ちょっと迷いましたが居飛車を選んで、7五歩を生かした玉頭位取り。しかし、1局目も2局目も、ふだんならありえない戦型だ…。まあこれも大会の面白さ。しかし、慣れないことはやはりするものではなく、7筋に飛車を展開されて簡単に位を失う。これはだめとしたもの、と思いながらも勝負手で迫ると相手の駒組みのまずさに付け込めて逆転勝ち。3局目、先手でやはり▲7五歩とすると相手も△3五歩で相三間飛車に。これは構想がまずく、動いたところをカウンターされていいところなく負け。2敗失格で終了。
全体的にもう少し工夫のほしかったプログラムですが、楽しめたことは確かです。また来年の開催を期待いたします。