社団戦は4日目。大詰め間近です。
レーティングで16人一組のグループに分け、4対局行います。以下、自戦メモ。
1局目、先手で三間飛車。早めに5五歩と交換に来られたので、位を取らせてそこを狙いに行く方針。しかし、捌くところで第一感、第2案とも読んでみるとなんとなく思わしくない。第3案で行くも、分かれはいまひとつで、駒得となるものの飛車が捌けず、自陣がバラバラ。そこをしつこく攻められるとまずかったのだが、少しペース・ダウンしてくれたので反撃が間に合い、一手勝ち。
2局目も先手で三間飛車。△7三桂に▲8八飛の形で、△6五歩▲同歩△同桂▲2二角成△同玉▲6六歩。△6七歩に銀を引かず▲6五歩△6八歩成▲同飛、が後手歩切れで6筋からの攻めが厳しく良し、との読みだったがその後がまずく負けに。
「羽生の頭脳」の通り、▲6六歩で▲6八角として△2二角ならそこで▲6六歩が正解ですか…。
気を取り直しての3局目、相振り飛車から序盤で飛角交換の乱戦。馬を引き付け、歩得の筋から攻めて行ってはっきり優勢、しかし決めきれないうちに受けにくい形となり、これも負け。一手、自陣に手を入れておけば勝てた将棋。こういうのを勝てなければ…。
LPSAブースで気を紛らわせたりしてから4局目。後手番となり▲7六歩△3四歩▲2六歩、ここで小考してから意を決して?△8四歩。社団戦で横歩取り模様にするのは何年振りか。しかし、飛車先交換から先手は横歩を取らず、8七歩。では、と後手のこちらが横歩を取る。結局、こちらの一歩得で収まったので、角道を止めて持久戦模様に。ところが、見落としで7四にいた飛車を銀で詰まされてしまう。開き直って、とにかく飛車を打たれる筋だけ消しまくっているうちに相手陣に隙ができ、逆に相手の角を詰ませては攻守交替。徐々に駒得となり、制勝。
結果2勝2敗でしたが、2局目をきちんと指していれば流れに乗れたはず。猛省です。