竜王戦第5局、渡辺竜王対森内名人戦は135手で先手・森内名人の勝ち。4勝目を上げて竜王位を奪取しました。
封じ手は▲6八金寄。ここから微妙なやりとりが続き、後手は攻め続けますが先手も全力で受け、一段落したところで反撃。長期戦にもなりそうな展開でしたが、森内名人がうまく攻めをつなぎ、寄せきりました。
矢倉シリーズの攻防、渡辺竜王も秘術をつくしたと思いましたが、全体に森内名人が力を出し切ったようです。
竜王戦第5局、渡辺竜王対森内名人戦は135手で先手・森内名人の勝ち。4勝目を上げて竜王位を奪取しました。
封じ手は▲6八金寄。ここから微妙なやりとりが続き、後手は攻め続けますが先手も全力で受け、一段落したところで反撃。長期戦にもなりそうな展開でしたが、森内名人がうまく攻めをつなぎ、寄せきりました。
矢倉シリーズの攻防、渡辺竜王も秘術をつくしたと思いましたが、全体に森内名人が力を出し切ったようです。
竜王戦第5局、渡辺竜王対森内名人戦は森内名人の先手。
相矢倉。先後を変えて第4局と同じ形に進み、宮田新手▲6五歩も選ばずに59手目まで同一進行となりました。ここで60手目、前局では森内名人が馬の手厚さを生かした△4五馬と指したのに対し、本局で渡辺竜王は△4四同金としました。
これが初日昼食休憩前。恐ろしいスピードで進み、封じ手時点でははや終盤です。73手目を森内名人が封じましたが、おそらくすでに優劣ははっきりしているのでしょう。72手目に△6九銀と強く攻めている後手・渡辺竜王は勝ちと考えているように思えます。はたして。
竜王戦第4局、渡辺竜王対森内名人戦は144手で後手・森内名人の勝ち。3勝目をあげ、竜王位奪取にあと1勝としました。
相矢倉。後手が馬を作る定跡から、馬をめぐる戦いとなり、先手の攻めを後手が受けるというお互い棋風通りの展開に。かなり難しい折衝だったようですが、後手の森内名人がらしい受け方で逃げ切りました。
第5局は11月28日からの対局予定。
竜王戦第4局、渡辺竜王対森内名人戦はは渡辺竜王の先手。
急戦矢倉シリーズの本棋戦、第4局は後手・森内名人が16手目に△5二金右と上がり、じっくりとした相矢倉に。先手は▲3七銀戦法を選択しました。よくある進行ですが、45手目に先手が▲2五桂とした局面は前例29局とかなり絞り込まれるようです。
ここから急激に進み、後手が馬を作り手厚く指していますが、先手も攻め合いに自信のあるような進行。76手目を後手が封じました。4度、急戦矢倉かと思いましたが、後手になにか考えてみたい局面があったのでしょう。これも面白い展開です。
大野教室へ参加。今日はゲスト講師が植山七段ではなく、安西六段でした。
安西六段には角落ちを教わり、大局観についていい指摘をいただきました。
今日は遅めの入室でしたが、リーグ戦も1局指せて充実。リーグ戦は年内にどこまで消化できるかな…。
ジョナ研へ。
まずマイナビの井道・貞升戦を並べるというのは…。しかし、女流棋戦で対振り飛車急戦はあまり見ないので、新鮮。二転三転した棋譜をああでもないこうでもないと突っつくのは楽しかったですね。
さらに実戦なども。しかしそのうちの1局が千日手になりそうだったのは痺れました(^^;)。
大野教室へ。
先日の合宿でも教わりましたが、また教室で教えていただくのは気分が違いますね。
しかし打ち歩詰めで逃れられたのは厳しかった。検討では別の手順で寄せがあったようです。
生徒同士のリーグ戦、すでに10局以上消化している生徒さんもいます。先月は参加できなかったので、今日が初参戦。4局指してなんとか3勝できました。ここから追い上げたい!
竜王戦第3局、渡辺竜王対森内名人戦は122手で後手・渡辺竜王の勝ち。1勝を返しました。
急戦矢倉。第2局と同じ形から38手目に△3三銀と変化。森内・羽生の名人戦と同じ形で▲6五歩と突き出してここからは激しい展開に。△44手目に2二玉として玉を固める手で渡辺竜王は逃げ切れると感じていたようです。
最終盤には先手有利になる変化もあったようですが、渡辺竜王が寄せきりました。第4局は11月21日からの対局予定。
竜王戦第3局、渡辺竜王対森内名人戦は森内名人の先手。
急戦矢倉シリーズとなった竜王戦、第3局も後手・渡辺竜王が△5三銀右として急戦矢倉に。
44手目、後手△2二玉が新手。さらに玉を固め、先手は▲6八玉とバランス重視に。そこから後手が6筋を狙う展開となり、53手目を先手が封じました。
もはや意地のぶつかり合いでしかない急戦矢倉の戦い、これはどちらの気持ちが強いかという勝負になりそうです。フットボール的な展開。