新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

「明日対局。」渡辺明・著

2012-07-31 21:45:54 | 将棋本


渡辺竜王のブログをまとめた1冊。

軽快で率直な筆致は、2003年のブログ開始時から変わらず、竜王の人柄を伝えてくれます。
ただ、いちばんのトピックだった2008年の竜王戦、羽生挑戦者を相手に3連敗したところで奥様のブログ、「渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ」というエントリから4連勝で防衛という、もはや将棋WEBの伝説ともなった件! をもっと立体的に見せて欲しかったです。

マイナビ女子オープン会場で揮毫本を。


社団戦2日目

2012-07-30 21:38:16 | 社団戦
社団戦2日目。



1局目は抜け番。チームは7勝。

2局目も抜け番。チームは6勝1敗。

3局目、ここは勝負どころで、相手は前期、4部で当たり負けているチームです。
少しオーダーを調整し、大将はわたし。先手となり三間飛車。後手は向かい飛車ですが、早めに△3五歩と突いてきました。矢倉に組ませないという意味でしょうが、少し早すぎるように思えます。ここは咎めに行く一手、高美濃から▲3六歩△同歩▲同金で玉頭を逆に厚みにできては指しやすさを感じました。終盤で入玉模様にされてあせりましたが、なんとか詰めろが続いて勝ちきることができました。チームは5勝2敗。

4局目は抜け番。チームは6勝1敗。

今シーズンのチームは安定度が高く、みないい将棋を指せていると思います。前半を終えて全勝の首位ですが、気を引き締めて後半に臨みたいです。



また勝利の美酒を!




マイナビ女子オープン

2012-07-28 21:50:26 | 女流棋界
一斉予選の結果、本戦出場者は、石橋女流四段、矢内女流四段、甲斐女流四段といった実力者のほか、中澤アマ、西山奨励会員が出場を決めました。

応援していた和田アマは1回戦で相川女流3級を破りましたが、2回戦で甲斐女流四段に破れ、本戦出場はならず。甲斐戦もチャンスはあったように思えました。これからの活躍に期待です。








「最新定跡村山レポート」村山慈明・著

2012-07-26 22:15:37 | 将棋本


序盤研究の第一人者で、「最新定跡」の著作が数冊ある村山六段の最新作。
「相矢倉」「ゴキゲン対超速」「角換わり」「横歩取り」の4つの戦型について、最新型が詳解されています。形によっては詰みまで解説され、プロの研究の一端に触れることができて興味深いと思います。棋譜の中継が盛んな現在の、いいガイドブックとして重宝できそうです。

ただ、最新型を解説しているぶん、日進月歩の定跡研究にはすぐにずれていく可能性もああるわけで、普通の書籍がなじむジャンルなのかはそろそろ気になるところです。

里見女流四冠、超速で勝利

2012-07-24 22:21:06 | 女流棋界
女流王座戦本戦トーナメント、里見女流四冠対西山奨励会2級戦は、101手で先手・里見女流四冠の勝ち。

1回戦、後手番で居飛車を採用した里見女流四冠が、今度は先手番で居飛車に。後手のゴキゲン中飛車に超速で対抗し、先攻からうまくまとめきりました。ところどころに振り飛車党的なセンスを織り交ぜた指し回し。ニュー里見は奨励会でも結果を残せるでしょうか。今後が楽しみです。

王位戦第2局 藤井九段、封じる

2012-07-23 22:39:29 | プロ棋界
王位戦第2局、羽生王位対藤井九段戦は藤井九段の先手。

先手の角道を止めない四間飛車に、後手が仕掛けていき、先手は研究手順と思われるような手順で対抗。37手目を先手が封じました。

先手がリードできる局面にも見えますが、手はあまり広くないようにも思えます。どちらが読み勝っているのでしょうか。


大野教室

2012-07-22 22:50:31 | 将棋よもやま
アマ名人予選後、大野教室へ。





強豪I君、奨励会M君と対局。後手番で居飛車の経験値を積みます。

大野先生には角落ちで1局。妙な戦いが続き、感想戦も互いに苦笑の1局でした。

今日1日、全力で7局指したら相当くたびれました…。