新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

竜王戦第2局 森内名人、連勝!

2013-10-29 22:17:04 | プロ棋界

竜王戦第2局、渡辺竜王対森内名人戦は102手で後手・森内名人の勝ち。2連勝としました。

渡辺竜王得意の後手番急戦矢倉を森内名人が採用。封じ手の▲1八飛から先手は1筋を、次いで△8四角から後手が中央を攻める図式でしたが、70手目△2二玉と顔面で端を受けたあたりから森内ペースで進んだようです。

第3局は11月7日対局予定。


竜王戦第2局 渡辺竜王が封じる

2013-10-28 21:42:27 | プロ棋界

竜王戦第2局、渡辺竜王対森内名人戦は渡辺竜王の先手。

相矢倉の出だしから、後手の森内名人が△5三銀と急戦矢倉に。第1局と同じ展開を先後入れ替えた形です。

定跡となっている形から、微妙な応酬の末に前例のない展開に。中盤はどちらも手を殺すような動きから、先手が封じ手。


社団戦最終日

2013-10-27 23:17:59 | 社団戦

社団戦、最終日。

チームは2勝し、おそらく8位で残留でしょうか。1年間、お疲れ様でした。

兄弟チームの「新宿特殊部隊」が来季1部への昇級を確定!

長かった社団戦、しかし終わってみればあっというまというのはいつもの観です。来季は昇級目指してきっちり調整できるように、開幕前から考えていきたいと思います。メンバーのみなさま、お疲れ様でした。


新人王戦第3局 都成三段が新人王位獲得!

2013-10-22 22:42:27 | プロ棋界

新人王戦第3局、藤森四段対都成三段戦は116手で後手・都成三段の勝ち。2勝目をあげて新人王位を獲得しました。奨励会三段での新人王位獲得は初の快挙です。

横歩取り模様の出だしから先手がひねり飛車に。この展開は結果的に藤森四段が攻める形をうまく作れず、力が発揮できなかったようです。都成三段の柔軟な指しまわしは素晴らしかったと思います。


王座戦第5局 若武者、散る

2013-10-21 20:50:46 | プロ棋界

王座戦第5局、羽生王座対中村六段戦は103手で先手・羽生王座の勝ち。王座位を防衛しました。

後手の中村挑戦者が横歩取りに誘導。微妙に前例の少ない形から、持久戦模様に。後手は突っ張った受けの手を放ちますが、少し強気に過ぎたでしょうか。先手が攻めこんでからは、攻守が入れ替わることなく終盤になってしまいました。

しかし、羽生王座を追い詰めた中村挑戦者。このタイトル戦を経て、また一段強くなっているのでしょう。


LPSA ファンクラブイベント

2013-10-20 23:41:59 | 将棋よもやま

LPSAのファンクラブ、「Minerva」のイベントに参加しました。

都合で、1Day トーナメントの「女子プロ団体戦」の観戦のみでしたが、対局室での生観戦は非常に緊張感ある空気の中、熱戦を楽しむことができました。

優勝は「ゆずれもん」チーム(石橋女流四段、島井女流二段、松尾女流初段)。石橋・渡部愛戦は相居飛車の押し引きが見応えあり、渡部女流3級の見落としによる一失で石橋女流四段が終盤すばやく寄せましたが、力の入った1局。

大盤解説には宮田敦六段が登場。

松尾さんのゆずれもん色コーデはグッドでした。


竜王戦第1局 森内名人、先勝

2013-10-18 23:01:04 | プロ棋界

竜王戦第1局、渡辺竜王対森内名人戦は手で先手・森内名人の勝ち。

先手の矢倉模様に、後手の渡辺竜王は得意の急戦矢倉に。中央の折衝が一段落したところで前例があまりなくなる形に。そこから後手は低く構え、先手が細かく動いていきます。千日手模様もありましたが、後手が打開。先手の玉頭での戦いになりましtが、最終的には先手が入玉模様となり、制勝しました。

第2局は28日から対局予定。


木場研

2013-10-12 21:11:07 | 将棋よもやま

木場研。

今日は7人と大勢の研究会でした。

昼食はお決まりの唐揚げ弁当&豚汁。これが嬉しい(^^;)。

対局は3局。後手番では横歩取り。中盤の構想をちょっと間違え、その差を縮められずにそのまま押し切られ。序盤の傷をケアしないと横歩取りではたいていこういうことに…。2局目は先手番で、指してみたかった7七飛型石田流。案外うまくいくものですね。こちらが必至、後手が詰みなしなのに、なぜか詰ませてしまいました。最終局はノーマル三間飛車に右四間飛車で対抗され、銀冠に組み替える瞬間に隙ありと仕掛けました。仕掛け自体は成立していたと思いますが、少し細くなり切れてしまいました。

社団戦最終局まであとわずか。いい調整になりました。


王座戦第4局 羽生王座が千日手局から逃げ切る

2013-10-08 23:02:37 | プロ棋界

王座戦第4局、羽生王座対中村挑戦者戦は千日手指し直し局を後手・羽生王座が128手で制しました。

千日手局は横歩取り。後手からの打開もあったようですが、中村挑戦者は千日手でよしとの判断だったようです。指し直し局は角換りとなり、先手が1筋を絡めて積極的な攻勢。玉の位置ひとつで優劣が決まるような形勢のなか、二転三転の終盤を迎えましたが、打ち歩詰めの変化まである局面で後手が逃げ切りました。

これで2勝2敗。第5局は21日の対局予定です。