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王将戦挑戦者決定リーグ、佐藤康九段対豊島五段戦は132手で後手・豊島五段の勝ち。リーグ成績を5勝1敗とし、王将位への挑戦権を獲得しました。
横歩取り独特の難解な攻め合いでしたが、1筋を絡めた後手の攻めが厳しかったようです。
同リーグ、羽生名人対深浦九段戦は先手・羽生名人が91手で勝ち。横歩取り8五飛、新山崎流の激しい変化を先手が制しました。
森内九段対渡辺竜王戦は先手・森内九段が141手で勝ち。これも横歩取り8五飛。渡辺竜王は2年半ぶりに横歩取り8五飛戦法を指したとのことですが、これまた難解なねじりあいの末、先手が勝ちました。
139手で羽生名人の勝ち。
はっきりしない勝負でしたが、寄せ合いで残した先手の勝ちとなりました。これで2勝2敗。第5局は12月1日から対局されます。
羽生名人の封じ手は▲4六同角。
渡辺竜王の次の手は△4四歩で、これは4五にいた後手の歩が4四にバックした恰好となりました。だいぶ前に羽生名人が指した手筋だったような…。
しばらくは3、4筋での攻防が続きそうです。
先手の羽生名人が49手目を封じました。
角換わり腰掛け銀で例の同型になうrかと思いきや、渡辺竜王が変化しました。35手目までは王将リーグでの羽生・渡辺戦と同一でしたが、まだ結論の出せる段階ではないということでしょうか。
竜王戦第4局、渡辺竜王対羽生名人戦は羽生名人の先手。
羽生名人が3手目▲7八金と誘い、渡辺竜王も誘いにのるような形で角換わりとなりました。先後同型に結論が出るのでしょうか。
相三間飛車を中心に、最先端の相振り飛車を詳細に解説したガイドです。戸辺六段による「戸辺流相振り・なんでも三間飛車」は実戦的な好著でしたが、さらに系統立てて先手番の考え方と後手番の秘策に触れられています。
またバリエーションとして先手三間飛車急戦5八玉型や、東大流中飛車左穴熊への後手番の対策まで収録。これは振り飛車党ならいちどは並べないといけない棋書かと思われます。
「相振り革命」(1995年)ではずいぶん勝たせていただいたのですが…。これを読んで簡単に勝てるようなわけにはもちろんいかなくなりました。奥の深い相振りは、将棋の王道です!