新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

連盟道場で指す

2012-09-30 17:59:03 | 将棋よもやま
昨日は千駄ヶ谷に行ったので、久しぶりに将棋会館の道場へ。



ここでは四段で。1局目は三段の少年と。横歩取り模様、しかし横歩を取ってこないので引き飛車に。先手が隙を作ったので労せずして馬が出来ては序盤から優勢、そのみ勝利。しかし、小学生くらいでは仕方ないけど駒ばなれの悪過ぎ、集中力の無さ過ぎはどうかなあ。連盟は道場に棋士を常駐させてマナーを教えたほうがよいのではないでしょうか。

2局目、三段の少女と。相振り飛車で、驚いたことに前日のジョナ研でF氏と指した将棋とほぼ同じ。同様の仕掛から角交換し、打ち込んでみたもののこれがすぐに死ぬ変化を見落とし。なんとか十字飛車を絡めて接戦に持ち込むも一手負け。いや、強かったです。女流棋士になる日を期待しています。

3局目は時計所望の二段氏と。香落ちは久しぶりでしたが、制勝。

奥では中座七段が3面指し指導対局。少し観戦させていただきましたが、丁寧な指導ぶりが印象的でした。

LPSA 日レスインビテーションカップ 中井女流六段優勝

2012-09-30 00:39:47 | 女流棋界
LPSA公認棋戦、「日レスインビテーションカップ・第6回女流棋士トーナメント」決勝戦は中井女流六段対渡部女流3級戦となり、114手で後手・中井女流六段の勝ち。3連覇、5回目の優勝を遂げました。

中井女流六段の後手番で得意の横歩取りとなり、渡部女流3級も研究の局面となったようですが、経験の差が出る展開となったようです。しかし、渡部女流3級もいい将棋を指しました。

 

ジョナ研

2012-09-29 00:41:56 | 将棋よもやま
本日は4名。なんだかんだと将棋四方山話。ここでFさん力作の「Fノート」登場。



少し拝見しましたが、付箋の量だけでおなか一杯。たまらず将棋に逃げました。
実戦を2局。どちらも相振りで勉強になりました。

しかし、濃すぎるメンバーだけというのは考えものだな(^^;)。

「菅井ノート」菅井竜也・著

2012-09-26 21:56:00 | 将棋本


このタイトルは「島ノート」を踏襲したものととれますが、深さはともかく、そこまでの広さはあるのでしょうか。

という言い方をしましたが、本書の意味合いは非常に大きいと思います。内容は後手番でのゴキゲン中飛車を主軸に、先手の超速への対抗策を詳述。菅井五段の奨励会時代からの研究から菅井流と呼ばれる指し方を、変遷を踏まえて解説されているので、指し手の意味合いがよくわかります。王将戦の佐藤康光九段の驚愕の▲5七玉にも触れられていて、プロの結論がきちんと説明されています。

プロの実戦に現れていない水面下のやりとりがあると思いますが、現状の居飛車有利の空気に一石を投じているのでしょうか。





社団戦団体個人戦

2012-09-24 21:26:14 | 社団戦
第4日目は団体個人戦。今日は当番でもっかりしてあるので、早めに入場。



1局目、後手番。3手目に角交換されましたが、これ流行ですか? 無理気味の攻めに対応して優勢になるも、王手飛車をうっかりしてそこからまずくして敗勢。1局目を負けるとテンション下がります。

2局目、先手番。三間飛車対四間飛車。少しずうずうしく指してみたら強襲にこられてあっというまにまずい形勢に。ずうずうしい指し方でよくなることはありません。反省。

3局目、先手番。三間飛車対向かい飛車。少し作戦負けを感じていましたが、後手が無理攻めにに来てくれたので余して制勝。

4局目、先手番。三間飛車対中飛車。後手が左銀を△6四銀としたのがあまりいい構想ではなく、制勝。しかし感想戦を初手から丁寧にやる姿勢には感服しました。

社団戦もあと一日。


「ナリキン! 01」鈴木大四郎・著

2012-09-20 21:14:10 | 将棋本


プロ四段になった福岡県の中学生棋士・成金歩がひょんなことからプロ・サッカー・チームの福岡ホーネットの監督と知り合い、あろうことか選手として入団します。

将棋とフットボールにはつねづね、近いものがあると思っていましたが(狭い局面では数的優位がものをいう、逆転があるゲーム、駒/選手の特性によって動きが決まる、とか)、それを漫画ではっきりと示してもらいました。「こういう瞬間があるけんサッカーってやめられんよね!」という服部監督のセリフに納得。サッカー→将棋に置き換えても同じですね。

アビスパのアウェー戦にまた行きたくなってきた(^^)。