王位戦挑戦者決定戦、佐藤康九段対行方八段戦は143手で先手・行方八段が勝ち、挑戦者となりました。
後手の一手損角換わり。角を取り合う定跡から一転、△1四角や▲5八金▲5七金▲4六金、といった力戦調の手順が繰り出され、この両者らしい戦いに。難解なようでしたが、最後は先手が寄せきりました。
かつて竜王戦の挑戦者決定戦で対決し「羽生に勝っていい女を抱く」という名言を残した行方八段、ついに羽生王位とタイトル戦を戦います。第1局は7月10日の対局予定。
王位戦挑戦者決定戦、佐藤康九段対行方八段戦は143手で先手・行方八段が勝ち、挑戦者となりました。
後手の一手損角換わり。角を取り合う定跡から一転、△1四角や▲5八金▲5七金▲4六金、といった力戦調の手順が繰り出され、この両者らしい戦いに。難解なようでしたが、最後は先手が寄せきりました。
かつて竜王戦の挑戦者決定戦で対決し「羽生に勝っていい女を抱く」という名言を残した行方八段、ついに羽生王位とタイトル戦を戦います。第1局は7月10日の対局予定。
LPSA主催の「将棋パーク」へ。
元プロ野球選手・古田敦也さんがゲスト。中倉宏美女流二段との席上対局とトークショウに出演されました。
席上対局は二枚落ちでしたが、下手の古田さんが完璧な差し回しで快勝。事前に定跡を研究されたそうですが、席上という場面でも緊張なく指したのはさすがに修羅場をくぐってきたプロ選手、と思いました。
会場内ではさまざまなイベントが行なわれ、いい雰囲気でした。
女流棋士になりきり!コーナー。
島井さんに誘われて、女流棋士どころか?の参加でしやが、これも良かったでしょう。
古田さんのトークショウ、プロ野球選手会のストライキに関しても当然、話題となりました。当時、選手会長として当事者だった古田さんの言葉はとてもリアリティがあったと思います。ストライキの決行に対して、一般ファンの世論が90%を超える支持率だったということに、LPSAは改めて向き合うべきだと思います。
将棋ペンクラブの関東交流会に参加。
交流対局、懇親会などで楽しめました。いぜんに参加させていただいた将棋会を主催されている方に再見させていただいたり、有意義な出会いがありました。
櫛田プロが指導対局。
1局教えていただきました。
今年も盛会に終わりました。参加費も安く、対局もできて交流も深まる、将棋ファンにはとてもよいイベントだと思います。女性も多く参加されていますので、敷居は低いのではないでしょうか。
名人戦第4局、森内名人対羽生挑戦者戦は93手で先手・森内名人の勝ち。対戦成績を3勝1敗としました。
相矢倉ながら力戦形。先手の早囲いから難しい戦いとなりましたが、中央に厚みを築き、飛車と馬の交換から決めに出た先手の構想が勝った結果となったようです。
第5局は5月30日から対局予定。
女流王位戦第3局、里見女流王位対甲斐女流四段戦は113手で先手・里見女流王位の勝ち。防衛まであと1勝としました。
振り飛車党の両者ですが、▲2六歩△3四歩▲2五歩という名人戦と同じで出しから相居飛車に。後手の甲斐女流四段が気合で居飛車を選択した形です。しかし、角交換から後手が△2七角と打ち込んだ手に先手が▲5四角と応じたのが絶好で、そこからは先手ペースで進みました。
居飛車も指しこなす里見女流王位の経験値が生きた展開だったでしょうか。第4局は6月5日の対局予定。
名人戦第4局、森内名人対羽生挑戦者戦は森内名人の先手。
初手▲2六歩は相掛かり指向と思えましたが後手は△3四歩。しかし先手がノータイムで▲2五歩と突き、これはかなり予想外の展開となりました。先手は2手目が△8四歩でも△3四歩でも▲2五歩の予定だったのでしょうか?
後手の居飛車指向に先手が矢倉模様に組み、結局相矢倉。しかし先手は早囲いを目指し、定跡形とは少し違う力戦調となっています。
先手の玉型が整う前に後手が△7五歩と仕掛け、先手も▲3五歩と反発したところで封じ手となりました。2日目は開始から激しい順となるかもしれません。
名人戦第3局、森内名人対羽生三冠戦は91手で先手・羽生三冠の勝ち。対戦成績を1勝2敗としました。
65手目の封じ手▲1三香成から先手の攻めが続き、そのまま勝ちきってしまいました。これは羽生三冠の研究手順だったのでしょうか。
第4局は5月21日からの対局予定です。
ジョナ研に。
早めに着けたので四方山話。これが楽しいですね。ころあいを見て実戦に。
五人になったので、例の3人将棋を試してみました。
これが面白い。3人で交互に指すので、先後入れ替わるような形で指しついでいきます。先手で考えた筋を4手後に後手番で受けなければなりません。この将棋は矢倉になりましたが、ことに相矢倉では面白い対局になると思います。
また試してみたいものです。
名人戦第3局、森内名人対羽生挑戦者戦は羽生挑戦者の先手。
角換わり腰掛銀。55手まで前例のある形で、そこから実戦例の感想ででてきた変化に突入。
65手目を先手が封じました。ここからは激しい変化になりそうです。
女流王位戦第2局、里見女流王位対甲斐女流四段戦は145手で先手・甲斐女流四段の勝ち。対戦成績を1勝1敗としました。
相三間飛車。先手の浮き飛車、後手の引き飛車の形から、後手の里見女流王位が30手目の△1五歩から開戦。少し悪いと思っていたのでしょうか。そこから激しい攻め合いとなり、一進一退の動きから先手の甲斐女流四段が逃げ切りました。
里見女流王位はちょっと悲観的すぎたかもしれませんが、仕掛けてみたい気分だったのかもしれません。第3局は22日の対局予定。