女流王位戦第3局、甲斐女流王位対清水挑戦者戦は、93手で先手・甲斐女流王位の勝ち。2勝1敗としました。
先手の中飛車に後手は積極的な攻勢。先手が少し対応を誤り、後手の手が続きますが、先手が頑強かつ柔軟な受けを続けるうちに形勢逆転。最後は受け切りから即詰みに打ち取りました。
この流れで甲斐女流王位が防衛に持ち込むか、挑戦者が返すか。まだまだ楽しみなシリーズです。
女流王位戦第3局、甲斐女流王位対清水挑戦者戦は、93手で先手・甲斐女流王位の勝ち。2勝1敗としました。
先手の中飛車に後手は積極的な攻勢。先手が少し対応を誤り、後手の手が続きますが、先手が頑強かつ柔軟な受けを続けるうちに形勢逆転。最後は受け切りから即詰みに打ち取りました。
この流れで甲斐女流王位が防衛に持ち込むか、挑戦者が返すか。まだまだ楽しみなシリーズです。
名人戦第4局、森内名人対羽生挑戦者戦は、111手で先手・羽生挑戦者の勝ち。4連勝で名人位に復帰しました。
先手・挑戦者の▲2六歩に後手・名人は△8四歩。第1局、第2局に続いて相掛り模様の出だしとなりました。先手の棒銀に後手△8五飛。先手は39手目▲5六角と意欲的な作戦に出ました。先手陣に傷が多くなり、難しくなったようにも見えましたが、動いていった後手がカウンターを受け、最終盤もあやがあったようですが、先手の勝ち。
羽生三冠は4年ぶりの四冠に。このところの充実ぶりが目立ちます。
将棋ペンクラブの毎年恒例、関東交流会に出席しました。
千駄ヶ谷・将棋連盟の4階にある対局室。普段はプロが公式戦を戦う対局室で将棋を指せるとは贅沢の極みです。
指導対局は日本将棋連盟から櫛田六段、女流棋士会から渡辺女流初段、LPSAから渡部女流初段。
交流対局、指導対局、懇親会(食べ物飲み物付き)、成績に応じてお土産付き、これで会費3千円とはお値打ちと思います。来年も同時期に予定されると思いますので、将棋ファンの皆様はお見逃しなく。ペンクラブ会員でなくても参加は可能です。
しかし渡部女流初段との指導対局はいい局面もあったので悔しかったな…。
女流王位戦第2局、甲斐女流王位対清水挑戦者戦は146手で甲斐女流王位の勝ち。1勝1敗となりました。
横歩取り模様から相掛りに。先手の清水挑戦者が積極的な動きを見せましたが、きちんと受けた後手・甲斐女流王位が逃げ切りました。
第3局は5月21日対局予定。
将棋ペンクラブ、恒例の関東交流会は5月17日(土)の開催です。
誰でも自由に参加できます。自由対局、指導対局(櫛田陽一六段、渡辺弥生女流初段、渡部愛女流初段)、懇親会もあります。
場所は千駄ヶ谷・東京将棋会館。会費は3,000円。プロ棋士と交流したい、棋友を増やしたい、休日のひととき将棋を指して過ごしたい、いずれの方にも満足いただけるはずです。ぜひ、ご参加を。
名人戦第3局、森内名人対羽生挑戦戦は120手で後手・羽生挑戦者が勝ち、3連勝となりました。
急戦矢倉模様から持久戦調となり、後手は穴熊へ。プロ間でも形勢判断の分かれる局面が続きましたが、後手の穴熊が距離感を生かして逃げ切ったようです。
第4局は5月20日から対局予定。
名人戦第3局、森内名人対羽生挑戦者戦は森内名人の先手。
後手・羽生三冠が矢倉に誘い、△5三銀型の急戦矢倉模様に。前例のある形から先手が香得。得した香車を▲5八香と打ち、手厚さを主張しますが、後手も穴熊に組み替えて互いに手の出しどころが難しそうな展開となっています。
59手目を先手・森内名人が封じました。
マイナビ女子オープン第4局、里見女王対加藤桃子奨励会1級戦は166手で後手・加藤挑戦者の勝ち。3勝目をあげて女王位を奪取しました。
先手・里見女王の石田流。後手が穴熊に囲いにいったところを先手が機敏に仕掛け、細い攻めをうまくつなぎ、優勢に。しかし、103手目で▲6五飛!という決め手を逃し、そこを逃しては先手が決めそこなったようです。
半期の休場となった里見女流二冠、本棋戦は出場しましたが残念な結果に終わりました。復帰に向けて体調が整うようにお祈りします。