アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

買い物で

2009-09-09 19:14:45 | アスペルガー
先日の休日に息子と買い物に行ったときのことです。

息子は試食が大好き
その日も、試食がありました。

何種類か食べさせてもらったら、試食売り場の女性の方にそれぞれの味について熱く語ったらしい・・・です

母は近くにいなくて、あとからその場へついたら、「これが美味しかったから買うことにしよう。」と母に。

その女性の方から「とってもしっかりしたお子さんですね。びっくりしました。」と呼びとめられて言われてしまった母です

息子のこれも特性かな~と感じます。
正直に思った感想を伝えなければ・・・と思ってのことだと思います。

でも、小学生の男子が熱く語る姿・・・不思議です


それと、もうひとつ。

これは母は一緒ではなかったのですが、友達と大型ショッピングセンターに行ったときのお話。

そこに、餃子やさんが出店していたそうです。
息子は餃子が大好き
でも、こういう出店の餃子はお値段がちょっと高めです。

息子、どうしたかというと交渉し出したらしいです。
おこずかいが、これだけだから決められている個数を僕達は買うことが出来ないので、バラで売ってくださいと伝えたらしい
そして、無事に1人2個ずつ買って食べたらしいです。
計算もきちんとして、少し割引にもなったことを確認もしたと言ってました。
売り場の人もタジタジだったと思います。
こういう計算や交渉は素早いので・・・

「とっても美味しい餃子に見えたし、食べたら本当に美味しい餃子だったんだよ。次回は1ヶ月後にまた、あのお店に来るって言ってたから、その時は母さんも行ってこんどは、もう少し多めに買おうよ。」と話してくれました。

友達は、息子の交渉を黙って眺めていて、買うときだけ一緒に買ってくれたらしいです

なんか、面白い息子です。

その他でも、普段は緊張して知らない人とは話をしないけれど、自分の目的がしっかりしている時は、人に聞くことが出来ます。

上の記事の二つも、息子にとっての目的がしっかりあったので、こういう行動が出来るのだと思います。

両極端な息子・・・一緒に過ごしていると楽しいです