ゼフィランサス(タマスダレ?)
ワタクシ的には、ネタなし・・・・でございます
なので、
友人の話など・・・・
友人がジャケットを縫ったと見せてくれた。
ウールの裏付きのショート丈、7分袖のとても素敵なジャケットだった。
まるで既製品と見間違うほど生地もよく、出来も上々・・・!
すんばらしい~~~!!!の一言!!!
で、もっと素晴らしいのが、その生地は自分で織ったものだということ。
そしてさらに素晴らしいのは、はじめ、ひつじ一頭分の原毛を買い、
それを自分で紡いで糸にして・・・それを織って生地にした物だということ
時間も果てしなくかかっている。労力も果てしない・・・・。
それに織りも洋裁も技術がなくては出来ない・・・・
たった一枚のジャケットが何年もかかりそれなりの行程を経て、やっと出来上がったわけで、
一枚のジャケットといえども、とてもお金に換算される物ではない。
今やウールのジャケットはデパートに行けば簡単に買える。
それでもゼロから自分で作るという楽しさ。
究極の自己満足かもしれないけれど、その達成感たるや、想像にあまりある。
こつこつと、ひとつひとつ行程をこなしてきた彼女。
あまり語らず、長い間、織りの教室にかよっていたけど、
一つのジャケットとして成果がでて、ほんとに素晴らしい手仕事を見せてもらった。
それでも、彼女は「私なんて、まだ織りでは初心者なの」というのだが、
「それだけ経験があれば、糸の色から出来上がりの生地を想像出来るの?」と聞いたら、
「できない!」ときっぱり!!!
やってみないとわからないのが織りの面白さだ、と言った。
そうか、私に分かる訳がない・・・
「織り」に出会った彼女。なんだか、憧れる究極の手作りだった~、うらやましっ!