松ぼっくり

手のひらに乗る大きさで三角錐型の可愛いものを頂いた。
様々な生地を丸く作って・・・はてさてこれは何？
よく見ると布地の間に小さなお皿のようなものが・・・




底を返してみると、松ぼっくり！！！

そのかさの間に一つ一つ小さい布のボールを詰めてある
ハスの実の穴に布ボールを詰めたのは見たことがあるが、これは初めて。

８０才を越えてはつらつと元気な書道仲間の、そのまた同年配のお友達が作られたという。
いくつになっても手仕事をこなしていけるって、すごいことだと思う。


かつて色々作っていた友人に久しぶりに出会うと、「まだ作ってる？」とお決まりのご挨拶。
けど、そのまま続けている人は案外少ない。
（ろーがんで）細かいものが見えにくくて、とか、
（若い時に比べ）集中力がなくなった、とかの理由が多い。
そういう私も近頃は帽子を作っていないし・・・

小さな物でも、簡単な物でも、とにかく物を作るにはエネルギーがたくさん要る。
そのエネルギーを持ち続けられるかどうかが鍵となる。
が、凡人はおうおうにしてエネルギーも創造力も枯渇するのだよ。。。。（私）

だから、ずっと続けて物作りが出来るってほんとすごいことなのだ。