宮城県に住む友人は小高い丘(?)に家があったので、近くまで津波はきたが、
直接、被害は受けずにすんだ。
今日、震災後、初めて会うことが出来て、久しぶりの他愛ないおしゃべりに加え、
パッチワークを始めた彼女との共通の話、それに被災地の今、なども
話題はあちこちに飛びながら、数時間、話し続けた。
話の途中で彼女はバッグの中から巾着袋を出し、
「これは手放せないの。どこに行くにも持って行く。みんな持っている」と言って、
中の物を出して見せてくれた。
ケイタイの充電器、小型ラジオ(換えの電池付き)、ケイタイビスケット、
マスク、アルミの薄いシート、小型のライト、それにペットボトルの水。
これを見て、実際に震災とその後を経験した人の備えは違うと感心してしまった。
仕方ないとはいえ、私にはやっぱり現実感が欠如している。
気持ちだけは考えているつもりだったが、
彼女にしてみれば、たぶんそんなのはまったく甘っちょろいだけなのだと思う。
今やどこで地震が起きても不思議でない日本。
とにかく、とりあえずを生き延びるすべを一人一人が考えておく必要があるのを
教えてもらった気がした。
というか 確実に市外へ出る機会が減った
私・・・。昔から ココ から離れることは得意でなかったのですが 今は一層意識している自分がいます
私も非常用品は家にはありますが、持って出ることはあまり考えていませんでした。
歩いて帰れる範囲なら大丈夫かな、くらいの認識でしたが、現実はもっと厳しいものなのかもしれません。。。
私もますます出不精に拍車がかかってまっす