実家に新年の挨拶に行ったら、母が赤飯を炊いていた。
普通の料理は得意ではない母が唯一うまく作れる(失礼)のが赤飯で、
みんなに食べさせたいと思ったのだろう。
で、ガスコンロには羽釜&せいろ! 今では珍しいスタイル。
これらが実家にあるのは知っていたが、私も炊いている最中を見たのは久しぶりで、
滅多にないスタイルをその場にいた若い人にも見てもらう。
せいろをおろし、さかさにして飯台にあけて、さっくり混ぜ合わせれば、出来上がり!!!
羽釜は私が生まれる前から使っているものだし、
せいろはある時にせいろやさんに、羽釜に合わせて作ってもらったものだという。
道具のせいか()、この赤飯、ほんとにおいしいのよ
物を大事に使われるのはお母様譲りなんですね。
ほくほく小豆、米の色も上品な仕上り、ひとくちお味見したい。
母の赤飯はササゲのゆで汁で色をつけるので、自然な薄いピンクです。
赤飯は母のがおいしいので、いつも分けてもらって、私は自分で作ったことがないんです(こらっ!)
そろそろちゃんとコツを聞いておかねば、ねっ。