うちのバラ。
昨日、自転車で走っていたら、工事中で足下の悪い歩道で、
かなり高齢のおじいさんがころんでいた。
黙って通り過ぎるわけにもいかず、自転車を止めて、
「大丈夫ですか?」
転んだままの姿勢でおじいさんは「大丈夫、大丈夫」と少し笑っているように見えた。
が、いっこうに立ち上がろうとしない。
手元にはスーパーの買い物ビニール袋が転がっている。
自力で起きることはできないらしいので
後ろに回って転んだ姿勢を立て直して、起こしてあげた。
そして、ビニール袋を拾って持たせると、
にっこりしたのと同時にまたふらふらと倒れそうになる。
家は近いというが、家には誰もいないという。
その後、幸い、近くでお巡りさんと会えたので、事情を話して、その後を託してきたが、
あんなにふらふらで、どこまで買い物に行ったのだろう。
近くにそれらしきスーパーはないし・・・
おじいさんが言うには買い物しすぎて、荷物が重く歩くバランスが取れなかった、
というが、私にはそれほど重い物とは思えなかった。
お巡りさんと一緒に歩き出したおじいさんの足取りはおぼつかなくたよりない歩幅だった。
高齢者にとっては、ただ買い物に行くというそれだけで大変な仕事になるということ、
改めて思い知った気がする。
それは将来の年老いた自分の姿かもしれない、とか思ってしまったよ。。。
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